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　『AEWダイナマイト:ブラッド&ガッツ』が現地時間24日、テネシー州ナッシュビルで行われ、ウィル・オスプレイが8・25ロンドン大会『オールイン』でAEWインターナショナル王者・MJFとの再戦が決まった。

　オスプレイは先週、MJFに敗れ、インターナショナル王座から陥落。MJFにダイアモンドリングで殴打されて時間切れ2秒前の59分58秒に3カウントを聞く屈辱的な敗戦となった。

　この日、新王者・MJFがリングに登場し、「スワーヴ(・ストリックランド)、俺は世界王座のことを忘れてはいない、飛びかかるのにちょうどいいタイミングを待っているだけだと言っておく」とAEW世界王座獲りを視野に入れると、「スポットライトがMJFに当たっているとき、俺はダイヤモンドのように明るく輝く。そしてスポットライトがウィル・オスプレイに当たっているとき、ヤツは溶けてしまう。私は汗一つかかずにウィル・オスプレイを倒した。人生で最も簡単な試合だった」とオスプレイを嘲笑するように勝ち誇った。

　さらにMJFは「俺の言うことが気に入らないなら、ここに出て来て男らしく俺と向き合ってみたらどうだ?」とオスプレイを挑発。「このタイトルはダニエル・ガルシアやウィル・オスプレイ、そしてお前たち白人のゴミどもと同じように、ゴミ以外の何物でもない」とベルトをゴミ箱に捨てる暴挙を働くと、「俺は世界最高のレスラー、そして世界最高の国を象徴するタイトルに値する」とし、星条旗仕様の新ベルトを披露した。

　すると、オスプレイがリングに駆け込んできた。リングを降りたMJFに向かって「59分、息切れしていたお前の頭の中で何が起こっていたか、みんなに教えてやろうじゃないか。お前は俺に勝てないとわかっていたんだ! だからトランクスの中に手を入れて、ダイヤの指輪を取り出して俺の頭蓋骨に叩きつけたんだ」と糾弾したオスプレイは「トニー・カーン社長とクリストファー・ダニエルズと会ったんだ。マックス、再戦が決まったんだ。しかも俺の地元でだ。8月25日、オールインでお前と俺がインターナショナル王座戦をかけて戦うんだ!」と告げた。

　インターナショナル王座戦の結果に納得いかないオスプレイはAEW首脳陣にリマッチを認めさせていた。しかも舞台は8・25ロンドン大会『オールイン』。オスプレイは地元で早期返り咲きを目指す。