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　『AEWコリジョン』が現地時間17日、テキサス州アーリントンで行われ、クラウディオ・カスタニョーリがリオ・ラッシュを粉砕。AEWコンチネンタル王者オカダ・カズチカへの挑戦に向けて好調ぶりを見せつけた。

　カスタニョーリは2週間前のコリジョンで石井智宏、リー・モリアーティとの3WAYナンバーワン・コンテンダー戦を制し、コンチネンタル王座への挑戦権を獲得。今月21日の『AEWダイナマイト』で王者・オカダに挑戦することになった。

　王座戦4日前となったこの日、カスタニョーリはラッシュとの一騎打ちに登場。スピードを駆使するラッシュに翻弄されながらも、フロントハイキックでねじ伏せ、ダイビングボディアタックをキャッチしての風車式バックブリーカーを決める。さらに得意のジャイアントスイングで軽々とぶん回した。

　足をふらつかせながらもラッシュはカスタニョーリを場外に転落させ、トペスイシーダで突っ込んだ。キャッチされてもエプロンからのコルバタで吹き飛ばしたが、カスタニョーリは突っ込んできたラッシュをバリケードの外に投げ飛ばした。

　何とかリングに戻ったラッシュにカスタニョーリはエルボースマッシュを連打。ラッシュもスクールボーイで丸め込み、旋風脚を見舞ったが、粘りもここまで。カスタニョーリはラッシュを高々と投げ飛ばしてのエルボースマッシュを叩き込んで3カウントを奪った。

　カスタニョーリがコンチネンタル王座挑戦4日前に快勝。オカダ戦へ向けて死角なしを印象づけた。