【AEW】オカダがインターコンチネンタル王座死守、カスタニョーリと20分熱戦ドロー 2024/8/22

 『AEWダイナマイト』が現地時間21日、ウェールズ・カーディフで行われ、AEWコンチネンタル王者オカダ・カズチカがクラウディオ・カスタニョーリと20分フルタイムドローで王座防衛を果たした。

 今年3月の戴冠以来、コンチネンタル王座を保持してきたオカダ。この日は石井智宏、リー・モリアーティとの3WAYナンバーワン・コンテンダー戦を制したカスタニョーリを挑戦者に迎え撃った。

 好カードの実現に場内は試合前から大歓声。両者は期待にたがわぬ熱戦を繰り広げた。ランニングバックエルボーを叩き込んでオカダコールを起こしたオカダは珍しいヒザ固めで絞め上げたが、逃れたカスタニョーリはブレーンバスターで強引に引っこ抜いて反撃。左右のエルボースマッシュを連打されたオカダは守勢に回った。

 ジャイアントスイングを阻止したオカダはDDT、ネックブリーカードロップで巻き返したが、ツームストンには持ち込めず。ラリアットで場外に叩き落とされてしまう。リングに戻ってもシャープシューター、クロスフェースで絞め上げられて防戦一方。エルボースマッシュの雨を降らされ、俵返し、ランニングフットスタンプと猛攻を浴びた。

 それでもオカダはコーナーに上がったカスタニョーリをドロップキックで場外に蹴落として逆襲。正面飛びドロップキック、ダイビングエルボードロップで押し返した。中指を突き立てて観客に悪態をついたが、そのスキを突いたカスタニョーリが得意のジャイアントスイングで反撃。オカダもカウンターのドロップキックで応戦し、レインメーカーが空を切ってもリバースネックブリーカーで追い討ちをかけた。

 興奮した観客は「AEW!」コールの大合唱。ここで残り時間1分であることが場内にアナウンスされた。両者は最後の死力を振り絞ってのエルボースマッシュ合戦で火花を散らし、オカダが逆さ押さえ込みからのレインメーカーを狙ったが、不発に終わり、カスタニョーリのポップアップエルボースマッシュを被弾。オカダが2カウントで返したところで時間切れを告げるゴングが鳴らされた。

 オカダが熱戦の末に実力者カスタニョーリと20分ドロー。コンチネンタル王座を死守した。