プロレス/格闘技DX

　ロウが現地時間2日、コロラド州デンバーで行われ、CMパンクが世界ヘビー級王座に狙いを定めたものの、ドリュー・マッキンタイアの襲撃を受け、3発のクレイモアによって病院送りにされた。

　パンクは8・31『バッシュ・イン・ベルリン』におけるストラップマッチでマッキンタイアに雪辱。この日、リングに登場すると「ストラップマッチは地獄だった。生きているのが不思議なぐらいだ。だが、それは終わり。ヤツとの遺恨を終わらせたってことはだ。ようやくビジネスに集中できる」と決着を宣言し、前を見据えた。

　そしてパンクは「バッシュ・イン・ベルリンといえば、もう一人地獄を生き抜いたヤツがいたな。そいつはゴールドを持ち帰った。お前だよ、グンター。俺はそのベルト以外、狙っていない。ドリュー・マッキンタイアは眠らせた。そろそろCMパンクがチャンピオンになる時じゃねえか」とベルト獲りポーズを決め、世界ヘビー級王座に狙いを定めた。

　場内は「CMパンク!」チャントの大合唱で歓迎。パンクは「グンター、おめでとう。今のうちに味わっとけ。お前からベルトを獲るのが楽しみだぜ。ゴールドを狙いにいく」と宣言してリングを降りた。が、マッキンタイアがパンクを襲撃。状況席に何度も叩きつけると、「終わりかと思ったか? 勝ったからって調子に乗ってんじゃねえ」と通告し、クレイモアを叩き込んだ。

　大ブーイングの中、マッキンタイアはパンクをリングに上げると、再びクレイモアをさく裂。グッタリしたパンクに向かって「ふざけやがって。まだ何も終わってねえんだよ!」と言い放ち、再びパンクの愛妻&愛犬の名前入りブレスレットを奪い取った。それを引きちぎったマッキンタイアはパンクの口に押し込むと、3発目となるクレイモアを叩き込んだ。

　大ダメージを負ったパンクは担架で運ばれたが、バックステージでもマッキンタイアが襲撃。吐血したパンクは救急車に乗せられた。マッキンタイアに雪辱を遂げ、世界ヘビー級王座に照準を定めたパンクだったが、抗争継続を余儀なくされることになりそうだ。

　今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。