プロレス/格闘技DX

　ロウが現地時間2日、コロラド州デンバーで行われ、“ダメージCTRL"イヨ・スカイ&カイリ・セインがWWE女子タッグ王座次期挑戦者決定戦に臨んだものの、前王者のアルバ・ファイア&アイラ・ドーンに敗れ、挑戦権を逸した。

　イヨ&カイリが狙いを定める女子タッグ王座は8・31『バッシュ・イン・ベルリン』でアルバ&アイラを破ったビアンカ・ベレア&ジェイド・カーギルに移動。この日、イヨ&カイリが前王者の二人と次期挑戦者決定戦で対決した。

　新王者のビアンカ&ジェイドが見守る中、カイリがフライングヘッドシザースでアイラを場外に吹き飛ばし、エプロンからのダイビングエルボーをさく裂。アルバにローリングバックブローを叩き込んだ次の瞬間、イヨがラ・ケブラーダを発射した。

　カイリが劣勢となりかけても、アルバのブレーンバスターをDDTで切り返すと、イヨが同士討ちを誘ってドロップキックでまとめてなぎ倒す。ダブルアームバックブリーカー、ジャーマンでアルバを攻め込み、アイラがカットに入ってもカイリが場外へのインセインエルボーを放った。

　するとアイラがビアンカを身代わりにして回避。カイリは実況席に激突してしまった。怒りのジェイドがカイリを殴りつけると、孤立したイヨがアルバ&アイラの熨斗紙&コンプリートショットの合体技を食らって3カウントを聞いた。

　イヨ&カイリの女子タッグ王座挑戦権獲りならず。勝利したアルバ&アイラがベルリン大会で敗れたビアンカ&ジェイドとの雪辱戦に臨むことになった。

　今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。