【AEW】ダニエルソンがBCCに快勝 4日後世界王座戦へモクスリーと乱闘 2024/10/9

 『AEWダイナマイト・タイトル・チューズデー』が現地時間8日、ワシントン州スポケーンで行われ、ブライアン・ダニエルソンがウィーラーユウタと組んで“ブラックプール・コンバット・クラブ"クラウディオ・カスタニョーリ&PACに快勝。4日後にAEW世界王座を争うジョン・モクスリーと大乱闘を展開した。

 AEW世界王者・ダニエルソンは10・2ダイナマイト5周年記念大会でコンチネンタル王者オカダ・カズチカとのダブルタイトルマッチに勝利。10・12タコマ大会『レッスルドリーム』で元盟友・モクスリーとの王座戦が決まった。

 この日、ダニエルソンはユウタをパートナーに、古巣ブラックプール・コンバット・クラブ(BCC)のカスタニョーリ&PACと対戦した。開始と同時に控えのカスタニョーリにジャンピングフロントハイキックで突っ込んだダニエルソンはPACの攻撃をかいくぐってトペスイシーダを発射。ユウタもスワンダイブ式ミサイルキックでPACを場外に吹き飛ばすと、ダニエルソンがカスタニョーリにエプロンからのダイビングニー、ユウタがPACにトペを同時に放った。

 その後もダニエルソンはロメロスペシャルでPACを吊り上げ、ユウタはダニエルソンばりのキャトルミューティレーションで絞め上げた。カスタニョーリがカットに入ってもダニエルソンが蹴散らし、トペを放ったが、キャッチされると場外でのニュートラライザーで叩きつけられてしまった。

 その間、ユウタの劣勢が続いたが、ダニエルソンが串刺しジャンピングフロントハイキックをカスタニョーリに連発して挽回。逆水平とミドルキックを交互に連打し、雪崩式フランケンシュタイナーで叩き落とす。なおもミドルキック連打、顔面蹴りで追い討ち。両手を取ってのストンピング連打でカスタニョーリとPACをなで斬りにした。PACの450°スプラッシュを被弾するピンチもあったが、ユウタがハンマーを手にPACを挑発すると、ダニエルソンがレベルロックで捕獲。一気に絞め上げて勝利を決めた。

 試合後、ダニエルソンはセコンドのモクスリーにスライディングキックで突進。そのまま花道まで追いかけてパンチ連打を浴びせると、駐車場になだれ込んで暴行を続け、モクスリーをシャッターに叩きつけた。その間、リング上ではBCCがユウタを集団暴行し、カスタニョーリがハンマーで殴打する暴挙。すると戻ってきたダニエルソンがPACを場外に投げ飛ばし、ブサイクニーでカスタニョーリを蹴散らした。