プロレス/格闘技DX

　スマックダウンが現地時間3日、アリゾナ州フェニックスで行われ、US王者・中邑真輔がNOAH参戦から帰還し、アンドラデとの一騎打ちに快勝。試合後、LAナイトが中邑を襲撃してUS王座挑戦を迫り、両者の再戦が次週実現することになった。

　中邑はNOAHの1・1日本武道館大会に参戦し、佐々木憂流迦に完勝。久々の日本凱旋で圧倒的な存在感を示した。その余韻が残る中、この日、スマックダウンのリングに帰還。アンドラデとの一騎打ちに臨んだ。

　スマックダウンは今年から3時間枠に拡大。昨年11月の中邑復帰戦以来の再戦がオープニングマッチに組まれた。開始早々、中邑はヒザ蹴りを連発したが、ドロップキックで場外に蹴落とされるとコーナー最上段からのケブラーダを被弾。リングに戻ってもドラゴンスクリュー、フライングフォーアームと攻勢を許した。

　中邑はカウンターのニーリフトで反撃し、コークスクリューハイキックをさく裂。スライディングジャーマン、ダイビングニーの猛攻で巻き返した。アンドラデがムーンサルトムーンサルト、ローリングバックエルボーの猛攻に出ても、雪崩式攻撃は決めさせず。DDTで鉄柱に叩きつけて逆転した中邑はキンシャサを後頭部にぶち込んで3カウントを奪った。

　試合後、ナイトが乱入。中邑はUSベルトで殴りかかったものの空を切り、ラリアットを叩き込まれてしまう。馬乗りになってパンチを連打したナイトがBFTを狙うと、中邑は阻止してリング下へ退避。ナイトは「お前が俺のベルトを奪ってから、いろいろおかしくなってるんだよ。俺はそいつを取り返しにいく。自分がやったことは自分に返ってくる。必ずお前をボコボコにしてやるからな」とUS王座リマッチを迫った。

　その後、ナイトはニック・オールディスGMに認めさせて挑戦が決定。昨年11月のサバイバーシリーズ以来となる両者のUS王座再戦が次週スマックダウンで実現することになった。

　今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。