【WWE】オーエンズがジミー撃破 統一WWE王座ラダー戦へコーディと3週連続乱闘 2025/1/25

 スマックダウンが現地時間24日、テキサス州オースチンで行われ、ケビン・オーエンズがジミー・ウーソとの一騎打ちに快勝。試合後、統一WWE王者コーディ・ローデスと3週連続となる大乱闘を繰り広げた。

 2・1『ロイヤルランブル』でオーエンズとの統一WWE王座戦を控えるコーディがこの日、亡き父ダスティ・ローデスの出身地であるオースチンに登場。リング上でインタビューを受けた。「レッスルマニアのメインが話題になる時期になった。どうやってメインイベントに行くか? これがあればそこに行ける」と王者として年間最大の祭典を見据えるコーディは「止めるレフェリーがいないからな。誤審もDQもない。ラダーを登ってベルトを獲るだけだ。そして王者として会場を去る」と宣言。「ケビン、お前は独善野郎だ。ロイヤルランブル前に言うことはたった一つ。グッドラック」とオーエンズに投げかけた。

 その後、対するオーエンズが現れ、「俺のインタビューは? 何でコーディだけにインタビューした?」と不満を口にし、「なんでみんなコーディにすり寄る? コーディの仲間になるとどうなる? 使われて捨てられる」とコーディ批判を展開。最前列で観戦する俳優マシュー・マコノヒーに悪態を突くと、「ロイヤルランブルで証明してやる。俺が真のWWE王者だとな。コーディをぶちのめす」と予告し、大ブーイングを浴びた。

 そこへやってきたのがジミー。「しゃべりすぎだ」と張り手を見舞い、馬乗りになってパンチを連打。トラースキックでねじ伏せると、オーエンズとの対戦を要求し、この日のメインで両者の一騎打ちが実現した。

 開始と同時にリングに降りたり、ジミーの攻勢を場外で間を取って止めたりと、オーエンズはのらりくらりとスカしまくる。エプロンのジミーをショルダータックルで実況席に吹き飛ばし、エプロンから場外へのダイビングボディプレスを投下。アームブリーカーなど左腕へのピンポイント攻撃を展開した。

 ジミーもスワントーンボムを両ヒザで迎撃し、トラースキック、延髄斬り、サモアンドロップと猛反撃に出たが、オーエンズもブルーサンダーで応戦。ジミーがトラースキックの打ち合いを制し、スピアーでなぎ倒しても、オーエンズはジミーを左の肩口から鉄柱に激突させると、ポップアップパワーボムを敢行して3カウントを奪った。

 試合後、オーエンズはジミーを実況席に連行。パッケージパイルドライバーの体勢に入った。そこへやってきたのがコーディ。殴る蹴るの暴行を浴びせ、抵抗するオーエンズを鉄階段に激突させた。3週連続でオーエンズと乱闘を展開。統一WWE王座ラダー戦が近づくにつれ、コーディは荒々しさを増してきている。

 今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。