プロレス/格闘技DX

　ロウが現地時間10日、テネシー州ナッシュビルで行われ、イヨ・スカイがダコタ・カイとのダメージCTRLコンビでリヴ・モーガン&ラケル・ロドリゲスに快勝。女子世界王者リア・リプリーへの挑戦が決まった。

　先週、イヨは女子イリミネーションチェンバー戦予選でリヴと対戦したものの、女子世界王者・リアの介入による反則負けに終わった。この日、バックステージでインタビューを受けているリアの前に現れたイヨは「おかげでチャンスを失ったわ。リヴとの決着がついたら、次はあんたよ」と宣戦布告。リアも「楽しみにしてるわ」と応じる構えをみせていた。

　イヨはこの日、ダコタとのダメージCTRLコンビでリヴ&ラケルと対戦。トンボを切ってリヴを翻ろうし、ドロップキックを叩き込んだイヨはその後もアッパー掌底連打、ドロップキックで攻め立て、トペスイシーダを発射。ミサイルキック、串刺しランニングダブルニーとたたみかけた。。リヴ&ラケルの合体コードブレイカー、ラケルがリヴをパワーボムで投げつける人間爆弾攻撃で攻め込まれたものの、その場飛びフットスタンプ、顔面蹴りで流れをつかむと、ムーンサルトプレスを発射して3カウントを奪った。

　イヨが先週の憂さを晴らす快勝劇。試合後、ダコタとともに会場を去ろうとしていたイヨの前に王者・リアが現れ、「イヨ、私はあんたに借りがあるなんて思ってないわ。あんたとやりたいから戦う。だからアダム・ピアースGMと話してきたわ。3週間後、『イリミネーション・チェンバー』後のロウでイヨ・スカイvsリア・リプリー、女子世界王座戦よ」と告げた。イヨは「楽しみにしてる」と返答。女子チェンバー戦出場は逸したものの、女子世界王座挑戦が決まった。昨年、WWE女子王者としてレッスルマニアに出場しているが、今年はこれに勝利すれば女子世界王者として祭典の大舞台に立つ公算大となる。

　今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。