【AEW】ケニー&オスプレイがTAKESHITA&フレッチャーを熱戦撃破 シングル対決2番が浮上 2025/2/16

 『AEWグランドスラム:オーストラリア』が現地時間16日、オーストラリア・ブリスベンで行われ、ケニー・オメガ&ウィル・オスプレイが熱戦の末、KONOSUKE TAKESHITA&カイル・フレッチャーを撃破。ケニーがTAKESHITAに対戦を要求すると、オスプレイはフレッチャーとの金網マッチをぶち上げ、シングル決着戦が浮上した。

 ケニーが先月15日のダイナマイトで長期欠場から復帰。試合後、ドン・キャリス・ファミリー(DCF)に襲撃された。オスプレイが救出に駆けつけたもののケニーがTAKESHITAのレイジングファイヤー、オスプレイがフレッチャーの垂直落下式ブレーンバスターで同時KOされた。そして翌週、ケニーとオスプレイはケブラーダの同時発射で報復。ケニーが「グランドスラムで俺とウィルがカイル・フレッチャーとTAKESHITAと対戦するぞ!」と宣戦布告し、この日の豪華タッグ対決が決まった。

 ケニーとオスプレイは序盤から息の合った連係を披露。TAKESHITAにオスプレイが延髄斬り、ケニーがコタロークラッシャーを立て続けに決め、トペコンヒーロを二人同時に発射した。その後もオスプレイがスワンダイブ式エルボーをTAKESHITAに放ち、ケニーが高速ドラゴンスープレックスでフレッチャーをぶん投げて攻勢。オスプレイはその場飛びスパニッシュフライでフレッチャーを攻め立てた。

 DCFコンビもTAKESHITAがケニーとオスプレイをジャーマンでまとめてぶん投げて逆襲。フレッチャーとの合体スーパーパワーボムはケニーが雪崩式フランケンシュタイナーで切り返し、オスプレイがコーナー最上段からのキリモミ式プランチャでフレッチャーに突っ込むと、ケニーはVトリガーで追い討ちをかけたが、2発目を回避したTAKESHITAはブルーサンダーでやり返した。

 ならばとオスプレイが雪崩式オスカッターでTAKESHITA叩き落とし、フレッチャーにヒドゥンブレードをぶち込む。ケニーもTAKESHITAにVトリガーで追い討ちをかけたが、粘るDCFコンビはTAKESHITAがケニーにひとでなしドライバー、フレッチャーがオスプレイにツームストンパイルドライバーを同時に決めて譲らず。ケニーをローンバトルに追い込むと、TAKESHITAのエルボーとフレッチャーのトラースキックを同時にさく裂。TAKESHITAがワガママ、フレッチャーが垂直落下式ブレーンバスターで追い込んだ。

 オスプレイのカットが間に合うと、ケニーはTAKESHITAにカウンターのVトリガーを発射。オスプレイが鉄柱超え場外ダイブでフレッチャーを分断すると、孤立したTAKESHITAにオスプレイがダイブ式ヒドゥンブレード、オメガが片翼の天使を立て続けに決める豪華リレーで勝利を決めた。

 大熱戦の末、ケニー&オスプレイがTAKESHITA&フレッチャーを撃破。試合後、二人はガッチリと握手を交わした。DFCとの抗争はこれで終わりそうにない。試合後のバックステージでケニーがTAKESHITAに3・9ロサンゼルス大会『AEW:レボリューション』での対戦を迫れば、オスプレイも「レボリューションで俺とお前がスティールケージマッチをやるぞ! お前が本当にそんなに強いのか見てやろう。俺は別次元の男だ」とフレッチャーに金網戦を要求した。