【GLEAT/LIDET UWF】中嶋「日本の魂ぶつける」、ゴッチ「ベルトを世界に持っていく」 LIDET UWF世界王座戦調印式 2025/3/5
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3・9新木場大会におけるLIDET UWF世界王座戦「中嶋勝彦vsサイモン・ゴッチ」へ向けた会見が5日、都内で行われた。 LIDET UWF王者・中嶋は1・26名古屋大会で田中稔を退け、3度目の防衛に成功。今回、ゴッチを迎え撃つV4戦に臨む。 この日、両者が出席しての調印式が行われ、王者・中嶋はLIDET UWF王座戦史上初の外国人チャレンジャーとあって「日本の代表がUWFなんで。しっかりと礼儀をもって」とし、紋付羽織袴姿で臨んだ。中嶋にとってUWFは「日本の宝」。「僕に対して、そしてUWFに対してリスペクトがあると思っていますし、凄くいい選手」とゴッチに一目を置く一方で、「チャンピオンとして日本の戦い、魂を彼にぶつけてやりたい。俺のスタイルは何も変わらないから。自分が培ってきたもの、プロレス、やってきたものをすべてぶつけるだけ」と言い切った。 対するゴッチはLIDET UWF初参戦でベルト挑戦の機会を得た。YouTube配信でLIDET UWFの存在を知ったというゴッチは「若い人たちも技術を持っている選手たちがそろっていて、UWFというルールが徐々にすたれている中で、このスタイルを発展させようとしているのを見てうれしい気持ちになった」という。 中嶋と初めて出会ったのが2008年のこと。当時、健介オフィス所属だった中嶋が佐々木健介とともにハーリー・レイスのトレーニングアカデミーを訪れた時だった。当時から熱望していた中嶋との対戦は2022年6月、NOAH後楽園大会(中嶋&拳王&船木誠勝vs田中将斗&望月成晃&サイモン・ゴッチ)で実現。そして今回、LIDET UWFのベルトをかけてのシングル対決に臨む。 「その時に中嶋選手のストロングスタイルな張り手によって歯を一本折られた。あれ以来、ずっと対戦を期待していて、結局、ずっと待ち望んでいる中で実現できなかったけど、今回、本当に凄く貴重な機会」と燃えている。ベルト獲りを果たしたあかつきには、「世界に持っていきたいなという気持ちが強い。北米、メキシコ、もっと広い舞台、広いところに持っていくつもりだ。中嶋さんとリマッチをしてもいいし、来月ラスベガスでジョシュ・バーネットのブラッドスポーツがあるから、そこに持ってくのもいいかもしれない」と青写真を描いた。 【会見の模様】 ▼ゴッチ「皆さん、こんにちは、サイモン・ゴッチです。今回、GLEATのLIDET UWFチャンピオンシップに挑戦させていただき、とてもうれしいです。ありがとうございます。初めての外国人チャレンジャーとして、この試合に対して凄く興奮を感じて楽しみにしている。ゲーリー・オブライト選手とベイダー選手のようなストロングスタイルの試合をして、自分の色を見せながら、この試合に挑戦したいなと考えている。中嶋さんとの初対面は2008年のハーリー・レイスさんのトレーニングアカデミー。その時、佐々木健介さんともに参加していた中嶋さんと初めて会った。その時も中嶋さんとの対戦を強く望んでいたけど、残念ながらできなかった。そのあと初めて対戦したのが2022年、6人タッグマッチだった。その時に中嶋選手のストロングスタイルな張り手によって歯を一本折られた。あれ以来、ずっと対戦を期待していて、結局、ずっと待ち望んでいる中で実現できなかったけど、今回、本当に凄く貴重な機会だなと感じている」 ▼中嶋「今回、LIDET UWFの中で初めて海外の選手。それは日本の宝であるUWFとしては凄く貴重な機会だと思うし、チャンスだと思っています。そして何よりもサイモン・ゴッチ。僕に対して、そしてUWFに対してリスペクトがあると思っていますし、凄くいい選手だなというふうに思っています。ただ、先ほども言いましたようにUWFは日本の宝です。チャンピオンとして日本の戦い、魂を彼にぶつけてやりたいと思います」 ――和装だが、日本の戦い、魂を込めた表れ? ▼中嶋「そうですね。そして今回、海外の選手が挑戦してくれるということで、日本の代表がUWFなんで。しっかりと礼儀をもってこの格好をさせてもらいました」 ――ゴッチ選手から過去の対戦、出会いについて発言があったが、どんな印象がある? ▼中嶋「覚えてないよ」 ――LIDET UWFにどんな印象をもっている? ▼ゴッチ「初めてLIDET UWFの試合に触れたのがYouTubeで伊藤貴則選手の試合だった。そのあと田中稔選手もこのルールの試合に参加しているのを見た。それに若い人たちも技術を持っている選手たちがそろっていて、UWFというルールが徐々にすたれている中で、このスタイルを発展させようとしているのを見てうれしい気持ちになった。LIDET UWFに対する印象というのは、まず選手たちの優れた身体能力。試合中に感じたのがUWFというルールの根本的なところ。かつてブルーザー・ブロディが言った『プロレスはバイオレンス』という言葉が当てはまると思う」 ――どんな勝ち方をしたい? ▼ゴッチ「この試合に勝つために自分にとって最大の武器は、彼にとってミステリーであるということだと思っている」 ――ベルトを獲ったらチャンピオンとしてやっていきたいことは? ▼ゴッチ「ベルトを勝ち取ったら、世界に持っていきたいなという気持ちが強いね。北米、メキシコ、もっと広い舞台、広いところに持っていくつもりだ。中嶋さんとリマッチをしてもいいし、来月ラスベガスでジョシュ・バーネットのブラッドスポーツがあるから、そこに持ってくのもいいかもしれない」 ――日本の魂を表現する意味でどんな勝ち方が理想? ▼中嶋「俺のスタイルは何も変わらないから。自分が培ってきたもの、プロレス、やってきたものをすべてぶつけるだけですよ」
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3・9新木場大会におけるLIDET UWF世界王座戦「中嶋勝彦vsサイモン・ゴッチ」へ向けた会見が5日、都内で行われた。
LIDET UWF王者・中嶋は1・26名古屋大会で田中稔を退け、3度目の防衛に成功。今回、ゴッチを迎え撃つV4戦に臨む。
この日、両者が出席しての調印式が行われ、王者・中嶋はLIDET UWF王座戦史上初の外国人チャレンジャーとあって「日本の代表がUWFなんで。しっかりと礼儀をもって」とし、紋付羽織袴姿で臨んだ。中嶋にとってUWFは「日本の宝」。「僕に対して、そしてUWFに対してリスペクトがあると思っていますし、凄くいい選手」とゴッチに一目を置く一方で、「チャンピオンとして日本の戦い、魂を彼にぶつけてやりたい。俺のスタイルは何も変わらないから。自分が培ってきたもの、プロレス、やってきたものをすべてぶつけるだけ」と言い切った。
対するゴッチはLIDET UWF初参戦でベルト挑戦の機会を得た。YouTube配信でLIDET UWFの存在を知ったというゴッチは「若い人たちも技術を持っている選手たちがそろっていて、UWFというルールが徐々にすたれている中で、このスタイルを発展させようとしているのを見てうれしい気持ちになった」という。
中嶋と初めて出会ったのが2008年のこと。当時、健介オフィス所属だった中嶋が佐々木健介とともにハーリー・レイスのトレーニングアカデミーを訪れた時だった。当時から熱望していた中嶋との対戦は2022年6月、NOAH後楽園大会(中嶋&拳王&船木誠勝vs田中将斗&望月成晃&サイモン・ゴッチ)で実現。そして今回、LIDET UWFのベルトをかけてのシングル対決に臨む。
「その時に中嶋選手のストロングスタイルな張り手によって歯を一本折られた。あれ以来、ずっと対戦を期待していて、結局、ずっと待ち望んでいる中で実現できなかったけど、今回、本当に凄く貴重な機会」と燃えている。ベルト獲りを果たしたあかつきには、「世界に持っていきたいなという気持ちが強い。北米、メキシコ、もっと広い舞台、広いところに持っていくつもりだ。中嶋さんとリマッチをしてもいいし、来月ラスベガスでジョシュ・バーネットのブラッドスポーツがあるから、そこに持ってくのもいいかもしれない」と青写真を描いた。
【会見の模様】
▼ゴッチ「皆さん、こんにちは、サイモン・ゴッチです。今回、GLEATのLIDET UWFチャンピオンシップに挑戦させていただき、とてもうれしいです。ありがとうございます。初めての外国人チャレンジャーとして、この試合に対して凄く興奮を感じて楽しみにしている。ゲーリー・オブライト選手とベイダー選手のようなストロングスタイルの試合をして、自分の色を見せながら、この試合に挑戦したいなと考えている。中嶋さんとの初対面は2008年のハーリー・レイスさんのトレーニングアカデミー。その時、佐々木健介さんともに参加していた中嶋さんと初めて会った。その時も中嶋さんとの対戦を強く望んでいたけど、残念ながらできなかった。そのあと初めて対戦したのが2022年、6人タッグマッチだった。その時に中嶋選手のストロングスタイルな張り手によって歯を一本折られた。あれ以来、ずっと対戦を期待していて、結局、ずっと待ち望んでいる中で実現できなかったけど、今回、本当に凄く貴重な機会だなと感じている」
▼中嶋「今回、LIDET UWFの中で初めて海外の選手。それは日本の宝であるUWFとしては凄く貴重な機会だと思うし、チャンスだと思っています。そして何よりもサイモン・ゴッチ。僕に対して、そしてUWFに対してリスペクトがあると思っていますし、凄くいい選手だなというふうに思っています。ただ、先ほども言いましたようにUWFは日本の宝です。チャンピオンとして日本の戦い、魂を彼にぶつけてやりたいと思います」
――和装だが、日本の戦い、魂を込めた表れ?
▼中嶋「そうですね。そして今回、海外の選手が挑戦してくれるということで、日本の代表がUWFなんで。しっかりと礼儀をもってこの格好をさせてもらいました」
――ゴッチ選手から過去の対戦、出会いについて発言があったが、どんな印象がある?
▼中嶋「覚えてないよ」
――LIDET UWFにどんな印象をもっている?
▼ゴッチ「初めてLIDET UWFの試合に触れたのがYouTubeで伊藤貴則選手の試合だった。そのあと田中稔選手もこのルールの試合に参加しているのを見た。それに若い人たちも技術を持っている選手たちがそろっていて、UWFというルールが徐々にすたれている中で、このスタイルを発展させようとしているのを見てうれしい気持ちになった。LIDET UWFに対する印象というのは、まず選手たちの優れた身体能力。試合中に感じたのがUWFというルールの根本的なところ。かつてブルーザー・ブロディが言った『プロレスはバイオレンス』という言葉が当てはまると思う」
――どんな勝ち方をしたい?
▼ゴッチ「この試合に勝つために自分にとって最大の武器は、彼にとってミステリーであるということだと思っている」
――ベルトを獲ったらチャンピオンとしてやっていきたいことは?
▼ゴッチ「ベルトを勝ち取ったら、世界に持っていきたいなという気持ちが強いね。北米、メキシコ、もっと広い舞台、広いところに持っていくつもりだ。中嶋さんとリマッチをしてもいいし、来月ラスベガスでジョシュ・バーネットのブラッドスポーツがあるから、そこに持ってくのもいいかもしれない」
――日本の魂を表現する意味でどんな勝ち方が理想?
▼中嶋「俺のスタイルは何も変わらないから。自分が培ってきたもの、プロレス、やってきたものをすべてぶつけるだけですよ」
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