【新日本】NJCへ昨年覇者・辻が鷹木を決勝指名、内藤は「デ・ハポン」ノートの存在発覚 2025/3/7

 新日本は7日、後楽園ホール大会の緊急中止に伴い、同所で急きょイベントを開催。“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン"内藤哲也、鷹木信悟、辻陽太、高橋ヒロム、BUSHIがユニットトークに登場した。『NEW JAPAN CUP 2025』へ向けて昨年覇者・辻が決勝戦の相手に鷹木を指名し、連覇を誓えば、鷹木も呼応。BUSHIによって「デ・ハポン」ノートの存在を暴露された内藤は「このNJCで何回も叫んで、最後はアオーレ長岡でデ・ハポンの大合唱をしてこのシリーズ締めたい」と予告した。

 後楽園大会が急きょ中止となったこの日、トークイベントなどが行われた。内藤、ヒロム、BUSHIのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンは写真撮影タイムに登場。その後、鷹木も加わってユニットトークも行われた。

 辻、鷹木、内藤はこの日、開幕予定だったNJCにエントリー。昨年覇者でGLOBAL王者・辻はこの日、メインイベントでEVILとの1回戦が予定されていた。この時点では振替がいつになるのか未定だったが、「一筋縄ではいかないかなと思ってるんで。皆さんの協力を頼りにするかもしれない」とHOUSE OF TORTUREとの総力戦を覚悟。「鷹木さん、違う山にいるんで、決勝で会えたらいいですね」と指名した。

 後藤洋央紀(2009年、2010年)に次ぐ史上二人目の連覇の先に辻が見据えるのは当然、4・5両国大会でのIWGP世界ヘビー挑戦。昨年は優勝後の両国大会で当時の王者・内藤に敗れたものの同じ轍を踏むつもりはない。「今年はGLOBALだけじゃなく、NEW JAPAN CUP優勝して、IWGPヘビーにたどり着けたら」とこの春、“シングル三冠"を一気に成し遂げる構えをみせた。

 鷹木はNJC未制覇。1回戦シードで、3・14堺大会における2回戦で「ボルチン・オレッグvsバッドラック・ファレ」の勝者と対決する。「最近一番刺激されたのはやっぱり後藤洋央紀選手」とこれまで何度も激闘を繰り広げてきた荒武者のIWGP世界ヘビー戴冠に触発されており、「鷹木信悟、やるからには元気ハツラツ優勝目指します」と宣言。辻からの決勝指名にも「順当にいけば決勝で当たる。2連覇はさせない」と呼応したうえで宣言した。

 そして内藤は2016年以来、9年ぶり2度目の優勝を狙う。1回戦は3・9尼崎大会でカラム・ニューマンと対決。「後楽園はもちろん日本中のどの会場でもまだ今年一回もデ・ハポンって叫んだことがない」という内藤は「このNEW JAPAN CUPで何回も叫んで、最後はアオーレ長岡でデ・ハポンの大合唱をしてこのシリーズ締めたい」と描いた。

 そこでBUSHIが“デ・ハポンノート"の存在を暴露した。内藤のスマホには“後楽園では○年○月が最後"など、「デ・ハポン」締めに関するデータが克明に記録されているという。そこでヒロムが「内藤!」コールをあおって「デ・ハポン」締めをリクエスト。内藤が「オンモードとオフモードがあって、今日は完全にオフモード」と渋っていると、辻が「今日、僕メインイベントだったんで、辻陽太デ・ハポンバージョンで」と名乗り。「3月7日、後楽園ホール大会、最後の締めはもちろん! BUSHI、ヒロム、鷹木、ティタン、陽太、イ・内藤。ロス! インゴベルナブレース! デ! ハ! ポン!」と完コピしてみせた。