【WWE】レインズが電撃復帰 金網戦で対決のロリンズとパンクを襲撃KO 2025/3/11

 ロウが現地時間10日、ニューヨークシティのマジソン・スクエア・ガーデンで行われ、ローマン・レインズが電撃復帰。金網マッチで対決したセス“フリーキン"ロリンズとCMパンクを襲撃KOした。

 3・1イリミネーションチェンバー戦で遺恨を深めたパンクとロリンズが先週、リング内外で大乱闘を展開。この日、両者が金網マッチで対決した。両者はパンクが勝利した1・6ロウ以来の再戦となった。

 両者が金網内に揃うと同時に殴り合いで幕開け。激しい顔面の張り合い、足を止めての殴り合いに発展し、パンクがGTSの構えに入ると、阻止したロリンズはパワーボムの体勢から金網に投げつける。パンクの頭を金網に食い込ませて痛めつけた。

 パンクはパワーボムをフランケンシュタイナーで切り返し、ロリンズを金網に激突させた。すかさずGTSをさく裂。エプロンに出たロリンズの顔面を金網に押しつけ、前後から飛びヒザ蹴りをぶち込む。ダイビングエルボードロップを3連発すると、金網最上段によじ登った。

 するとロリンズが追いかけ、金網上での殴り合い、蹴り合いに。ロリンズは落とされそうになってもトップロープ上に踏みとどまり、雪崩式ブレーンバスターで叩き落とす。それでもパンクはパンチ連打を浴びせ、ロリンズのペディグリーを阻止して再びGTSをさく裂させた。

 パンクがみたびGTSを狙うと、ロリンズがキャッチし、STFで捕らえた。パンクはアナコンダバイスに切り返したが、サミングで逃れたロリンズはカーブストンプで逆襲。パンクもコーナーに上がったロリンズを叩き落とし、3発目となるGTSをぶち込んだが、ロリンズもギリギリでキックアウト。ならばとパンクは掟破りの逆カーブストンプで追い討ちをかけた。

 パンクは金網からのエスケープによる勝利を狙ったが、ロリンズが「逃げんのか? ロウが欲しいなら俺から勝ち取れよ」と挑発すると、シャイニングウィザードで突っ込んだ。ロリンズも掟破りの逆GTSで応戦。正調、セカンドロープからのダイブ式とカーブストンプを連発して勝機を作った。

 ここでレインズが電撃登場。ロリンズを金網から引きずり出した。金網からの脱出と判断されてロリンズの勝利が告げられる中、レインズはスーパーマンパンチを叩き込み、スピアーで床に叩きつけた。それでも飽き足らず、掟破りの逆カーブストンプを敢行。「てめえはもう許さねえ!」と通告すると、ロリンズを鉄階段にセットしてのカーブストンプの構えに入った。

 アダム・ピアースGMとセキュリティ勢が駆けつけて未遂に。リング上ではレインズの後見人であるポール・ヘイマンが旧友・パンクを介抱していた。するとレインズはリングに飛び込んでパンクを金網に激突させ、スピアーを叩き込んだ。ロリンズに続いてパンクも大の字となった。

 レインズは敗退に終わった2・1ロイヤルランブル戦を最後に姿を消していたが、レッスルマニアを1ヵ月後に控える中で電撃復帰。遺恨渦巻くこの3人によるトリプルスレット戦が予想される状況となった。

 今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。