プロレス/格闘技DX

　『レッスルマニア41』が現地時間20日、ネバダ州ラスベガスで行われ、ランディ・オートンがTNA王者ジョー・ヘンドリーをRKOで葬った。

　オートンは当初、ケビン・オーエンズとの遺恨決着戦に臨む予定だった。が、オーエンズが首の手術のため欠場。20度目のレッスルマニア出場をあきらめないオートンは「なんでもいいからレッスルマニアで試合を組め」とスマックダウンのニック・オールディスGMに要求していた。

　現れたオートンの相手はTNA王者のヘンドリー。2・1ロイヤルランブル以来のWWE登場となった。開始早々、RKOを仕掛けたオートンをスクールボーイで丸め込んだヘンドリーは、時間差ロープワークからのショルダータックル、ネックブリーカードロップと攻勢に出た。

　オートンもラリアット連打、高速パワースラムで反撃。エレベイテッドDDTで突き刺した。RKOはヘンドリーが阻止し、フォールアウェイスラムでぶん投げたが、振り向いて笑顔を見せるポーズを決めたと同時にオートンがRKOをさく裂させて3カウントを奪った。

　試合後、オートンがヘンドリーを抱き起こして拍手を送ると、手を挙げて称えた。が、次の瞬間、オートンが再びRKOを敢行。ヘンドリーばりに振り向いてのポーズを決めた。

　『レッスルマニア41』の模様は日本国内ではABEMAにて放映された。