【AEW】ペイジがオーエン杯トーナメント準決勝でフレッチャーを熱戦撃破 決勝戦でオスプレイと対決へ 2025/5/1

 AEWダイナマイトが現地時間30日、バージニア州ノーフォークで行われ、ハングマン・アダム・ペイジがオーエン・ハート・ファウンデーション・トーナメント準決勝でカイル・フレッチャーを撃破。決勝戦でウィル・オスプレイと対戦することになった。

 7・12アーリントン大会『AEW:オール・イン・テキサス』でのAEW世界王座挑戦権がかけられたオーエン杯トーナメント。KONOSUKE TAKESHITAを破ったオスプレイがすでに決勝進出を決めている。この日、ペイジとフレッチャーが決勝戦の切符をかけて対決した。

 近距離でにらみ合ってから開始のゴングを聞くと、ペイジが逆水平でねじ伏せて先制。パンチ連打、フロントハイキックと攻勢を続け、場外に逃れたフレッチャーにラリアットを叩き込む。バリケードに何度も激突させ、フレッチャーの背中に裂傷を負わせた。

 リングに戻るとフレッチャーが反撃に出るものの、ペイジは串刺し、スライディングとラリアットを連発して主導権を渡さず。デスバレーボム、フォールアウェイスラム、三角飛びダイビングラリアットの猛攻に出る。フレッチャーがエプロンでの垂直落下式ブレーンバスターを敢行しても、場外ツームストンパイルドライバーで応戦した。

 その後も両者は譲らない大技の攻防を展開。ペイジがトップロープからの雪崩式ブレーンバスターで叩き落とせば、フレッチャーはハーフネルソンスープレックスで逆襲する。飛びつき攻撃はペイジがシットダウンパワーボムで迎撃。デッドアイで突き刺したが、ムーンサルトを阻止したフレッチャーはシットダウンラストライドを豪快に決めた。

 ペイジもエプロンでのデッドアイを敢行して譲らず。コーナー最上段からのケブラーダを放った。フレッチャーも急所蹴りからの垂直落下式ブレーンバスターで逆襲するものの、ペイジはギリギリでキックアウト。雪崩式攻撃を狙うフレッチャーをラリアットでコーナー上から叩き落とすと、一気にバックショットを連発して3カウントを奪った。

 ペイジが5・25グレンデール大会『AEW:ダブル・オア・ナッシング2025』における決勝戦に進出。オスプレイとAEW世界王座挑戦権をかけて対決することになった。