プロレス/格闘技DX

　AEWダイナマイトが現地時間30日、バージニア州ノーフォークで行われ、AEW世界トリオ王者サモア・ジョー&柴田勝頼&パワーハウス・ホッブスが6人タッグマッチに圧勝。ジョーが王者ジョン・モクスリーに要求し、5・14『ビーチブレイク2025』でのAEW世界王座戦が金網マッチとして行われることが決まった。

　柴田&ホッブスとトリオ王者に君臨するジョーは先週、AEW世界王者モクスリーに宣戦布告。5・14イリノイ州ホフマンエステーツ大会『ビーチブレイク2025』でのAEW世界王座挑戦が決まった。

　この日、ジョー&柴田&ホッブスはニック・コモロト&レット・タイタス&マイルズ・ホーキンスと対戦。ジョーが逆水平、ナックルパンチを連発してタイタスを圧倒すれば、柴田はコモロト相手に逆水平合戦を展開し、ジャンピングフロントハイキックを叩き込む。ホーキンスをサッカーボールキックで蹴り飛ばした。そして最後はホッブスがスパインバスターでホーキンスを叩きつけて3カウントを奪った。

　The OPP'sが圧勝。試合後、デスライダーズのモクスリー、クラウディオ・カスタニョーリ、ウィーラー・ユウタが襲撃してきたが、ジョーはモクスリーを殴りつけ、花道へと連行。スリーパーで絞め上げた。リング上ではカスタニョーリが柴田にイスへのブルータライザーを敢行。怒りのジョーは「モックス、お前は何週間も前にここに来て、俺と1対1で戦うよう懇願してきたじゃないか。俺はお前の望みを叶えようとしているだけだ。だが、お前はそれを望んでいないようだ。この卑怯者め」と言い放つと、「AEW世界王座を賭けてお前と戦うなら、鉄格子の中でやろうじゃないか!」と要求した。これを受けて2週間後のAEW世界王座戦が金網マッチで行われることが決まった。