【DDT】DDT入団のKANONがスーパージュニア出場のMAO意識で「KING OF DDT」優勝宣言 2025/5/1

 シングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2025」に向けた会見が1日、東京・千代田区の神田明神文化交流館で行われ、この日付でDDTに入団したKANONが新日本『BEST OF THE SUPER Jr.32』に出場するパートナーのMAOを強く意識しつつ優勝を誓った。

 KING OF DDTは16選手が参加し、5・6後楽園大会で1回戦、5・10新宿大会で2回戦、5・25後楽園大会で準決勝&決勝が行われる。準決勝の組み合わせは2回戦終了後に決められる。

 この日付でDDT所属となったKANONは入団早々、勲章獲りに挑む。1回戦では勝俣瞬馬と対決。「みんなというのがよく分からないですけど…。3回目の出場になるんですけど、今回は僕にとって、すごく意味が大きいと思います。入団一発目というのもありますし」と話したKANONは4・6後楽園大会でMAOと“ストレンジ・ラブ・コネクション"を結成し、再出発を図ったばかり。「僕とタッグを組んでくれたMAOちゃんが5月、『BEST OF THE SUPER Jr.』で他団体で頑張ってくるということで。MAOちゃんの隣に立って、ふさわしい男になる。今このときがベストなタイミングだと思います。必ず優勝します!」と同時期に新日本ジュニアの祭典に出場するMAOを強く意識しつつ、DDT所属としての初栄冠を描いた。

 対する勝俣は2年ぶりの出場。「トーナメントは1回戦が大事。この1回戦を突破したら優勝です」と断言し、「俺には仲間がたくさんいます。みんなと一緒に1回戦突破して優勝します。みんなで優勝します」と誓った。

 高校2年生の佐藤大地はDDT入団1ヵ月にしてビッグチャンスを手にした。1回戦では納谷幸男と激突。立ち上がった佐藤は「このDDTで目標があります。高校2年生の間にKO-D無差別級のベルトを獲ること。そのベルトへの一番の近道が優勝だと思います。だから絶対に優勝します」と力を込めた。

 受けて立つ納谷は「今年は勝負の年だと年初めから思って、ここまでやってきました。ただ、この半年間、何も残せてない。本当に今年が勝負」と決意をむき出し。「絶対優勝して、必ずKO-D無差別級のベルトに挑戦して、チャンピオンになりたい」と初制覇とその先の頂点ベルト獲りを見据え、佐藤に向かって「高校2年生のうちにKO-D無差別級チャンピオンになる? DDTのヘビー級の顔になる? オイ、俺がいるんだよ」と通告した。