【AEW】オカダがベイリーを熱戦撃破でコンチネンタル王座防衛 2025/5/26

 『AEWダブル・オア・ナッシング2025』が現地時間25日、アリゾナ州グレンデールで行われ、コンチネンタル王者オカダ・カズチカがマイク・ベイリーを熱戦の末に下し、王座防衛に成功した。

 昨年3月の戴冠から1年2ヵ月の長期政権を樹立中のオカダがこの日、DDT、新日本に参戦経験もあるベイリーを迎え撃っての防衛戦に臨んだ。

 三角飛びケブラーダでベイリーに先制されたオカダは左右のミドルキック連打を浴びたが、ドラゴンスクリューで返り討ち。フラップジャックで叩きつけ、場外、リング内とDDTを連発していく。顔面への低空ドロップキックで場外に蹴落とし、スライディングキックをお見舞いした。

 2発目のスライディングキックが空を切ると、次の瞬間、ベイリーがトップロープからのラ・ケブラーダを放って逆襲。ミサイルキックを食らったオカダはソバット、カカト落とし、ミドルキックと蹴りの雨を降らされ、ランニングシューティングスタープレスを被弾した。

 雪崩式フランケンを食い止めたオカダはリバースネックブリーカーで逆襲。ダイビングエルボードロップを投下してから中指を突き立てたが、ベイリーはサムソンクラッチで丸め込む。ローリングエルボー、ファルコンアローで追撃すると、シューティングスタープレスを放ったが、オカダはこれを両ヒザで迎撃した。

 それでもベイリーはトラースキック、スピンキックをさく裂。エプロン上でのムーンサルトダブルニードロップを敢行した。リングに戻ってもムーンサルトダブルニードロップを見舞い、オカダがドロップキックで反撃しても、レインメーカーをスピンキックで阻止。旋回式スピンキックでニアフォールに追い込んだ。

 オカダはショートレンジラリアット連打で鎮圧。ベイリーが両腕を固めての丸め込みでニアフォールに追い込み、スピンキックをさく裂させても、オカダはアルティマウェポンをドロップキックで撃墜。間髪入れずレインメーカーを叩き込んで3カウントを奪い、コンチネンタル王座を死守した。