プロレス/格闘技DX

　ロウが現地時間16日、ウィスコンシン州グリーンベイで行われ、アスカが1年ぶりの復帰を果たし、ステファニー・バッケル、アイビー・ナイル、ラケル・ロドリゲスとのフェイタル4WAY戦を制し、クイーン・オブ・ザ・リング・トーナメント1回戦を突破した。

　昨年5月から長期欠場中だったアスカだが、この日、1年1ヵ月ぶりに復帰。いきなりクイーン・オブ・ザ・リング・トーナメントにエントリーし、バッケル、アイビー、ラケルとの1回戦に臨んだ。

　般若の仮面姿で現れたアスカは開始早々、ラケルに殴りつけられたが、アイビーをショルダータックルでなぎ倒し、バッケルとのダブルトラースキックをラケルに叩き込んだ。ラケルのパワーボムでバッケルに投げつけられ、バッケルにドラゴンスクリューで投げ飛ばされたが、スリーパーで絞め上げて応戦。割って入ったアイビーがジャーマンで投げても、アスカは2カウントでキックアウト。ラケルがバッケルとアイビーを持ち上げたところにミサイルキックを放った。

　すかさずラケルとアイビーに蹴りの雨を降らせたアスカはアイビーにバズソーキックをお見舞い。ラケルに左右の張り手連打、コードブレイカー、ソバットの波状攻撃を浴びせる。さらにニーアッパーをアイビーにぶち込んだ。バッケルがカットに飛び込むと、アスカはショルダータックルやエルボーを仁王立ちで受け止めたが、頭突き連打、ダブルアーム式フェースバスターと攻め込まれた。

　終盤、ラケルが高角度パワーボムでバッケルを叩きつけてカバーに入ったが、リア・リプリーが現れ、場外に引きずりおろした。リアは先週、ラケルの妨害によって1回戦突破ならず。場外でのリップタイドを敢行して報復を遂げ、ラケルをリングに戻すと、すかさずアスカがエンプレスインパクト(ランニングヒップアタック)を顔面にぶち込んで3カウントを奪った。

　アスカが復帰戦で快勝。クイーン・オブ・ザ・リング1回戦を突破した。試合後のリング上でインタビューを受けたアスカは「炎は消えていない。燃え続けている。クイーン・オブ・ザ・リングの座に輝くのはこの私。誰もアスカを止められへん!」と豪語してみせた。続く準決勝ではアレクサ・ブリスと対戦する。

　今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。