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6/1【全日本】新世代ユニット快勝始動 三冠前哨戦幕開けで安齊が鈴木に「俺だけ見てろ」

『スーパーパワーシリーズ2024〜チャリティー町田大会〜』サン町田旭体育館(2024年6月1日)
○安齊勇馬&ライジングHAYATO&綾部蓮vs諏訪魔&鈴木秀樹&阿部史典×

 三冠最年少王者・安齊率いる新世代ユニットが始動。三冠&世界ジュニアダブル前哨戦を制し、安齊は挑戦者・鈴木に「よそ見するな。俺だけを見とけ」と通告した。

 安齊が5・29後楽園大会で宮原にシングル初勝利を収め、三冠王座初防衛に成功。試合後、本田&綾部&HAYATOと新世代ユニットを結成した。6・24後楽園大会で鈴木とのV2戦が決定。6・9岐阜大会で阿部との世界ジュニアV3戦が決まったHAYATOとともにこの日、ダブル前哨戦によるユニット始動戦を迎えた。

 いきなり鈴木と先発で向き合った安齊は一進一退の先手争いを展開。中盤にはツームストンパイルドライバーで攻め込まれたが、諏訪魔と鈴木の同士討ちを誘うと、ジャーマンで鈴木をぶん投げて一矢報いた。HAYATOと綾部が諏訪魔と鈴木を場外に分断すると、安齊はジャンピングニー連打からのギムレットで阿部を仕留め、前哨戦を制した。

 三冠前哨戦を制すると同時に、新世代ユニット初戦を勝利で飾った。試合後のリング上で鈴木としばし対峙。「三冠戦まであっという間だぞ。俺はその日まで成長し続けるからよそ見すんな。俺だけを見とけ」と通告した。そして新世代ユニットを好スタートさせ、「さあ、俺たち新チームのスタートダッシュ、最高だろ。まだ名前も何も決まってないけど、組んでてメチャクチャワクワクするし、きっと見ている皆さんもワクワクすると思います。必ず俺たちが全日本の先頭に立ちます」と誓ってみせた。

【安齋の話】「さあ、俺たち新チームのスタートダッシュ、最高だろ。まだ名前も何も決まってないけど、組んでてメチャクチャワクワクするし、きっと見ている皆さんもワクワクすると思います。必ず俺たちが全日本の先頭に立ちます。それと、鈴木秀樹。6月24日まであっと言う間だ。俺は1日1日常に成長してる。よそ見なんかするな。俺だけを見てろ」

【HAYATOの話】「前哨戦勝ったよ。勝って嬉しいけど、悲しいよ。なんで俺以外のヤツに負けるんだよ、阿部ちゃん。俺から以外負けちゃダメだよ。でも、阿部ちゃんはまだ根っこは生きてるよね。底の底まで殺されてないよね。早くコンディションを戻して、俺の前に戻ってきてよ。待ってるよ。Let's Punk」

【綾部の話】「この前、29日の後楽園ホール、メイン後リング上に集まったメンバー。今日、本田竜輝は別の試合だったけど、ライジングHAYATO、安齋勇馬とともに今日の試合がスタートだったな。最後しっかり安齋勇馬が3カウント取って、勝ちでスタートできたのはよかったんじゃないかな。まあ、今後どうなっていくかは自分自身もまったくわからないよ。ただ、1つだけ言えることは、メチャクチャ楽しくなるってことだ」


【試合後の鈴木&阿部】

▼阿部「鈴木さん、最後誤爆するから…」

▼鈴木「曲が…、入場曲が」

▼阿部「あれはやりましたね」

▼鈴木「ペース乱されたね」

▼阿部「いや、俺でしょうよ、それ。鈴木さん、そういう話をするんじゃないのよ。今日もちょっと結構…HAYATOっていうのは強いチャンピオンだなっていうのは戦って。まあ、今までも感じてましたけど、それ以上に感じたのと、結構打ったら響くというか。楽しいのが一番来る印象です。ここから前哨戦何回あるかわからないですけど、少ない数ですけど、楽しいんでいって。最後、自分がスカして勝ちたいと思います。以上です」

▼鈴木「ありがとうございました。帰ってください」

▼阿部「先に? わかりました。ありがとうございました。鈴木さん頑張ってください」

※阿部が去っていくと

▼鈴木「なにかあれば」

――今日から三冠の前哨戦が始まったが、感触としてはどんな感じ?

▼鈴木「会見で言った通り、時代というか、世代というか、そういうのにとらわれているなあという印象がありつつも、今日は初めてですもんね。あの軍団というか、なんとか新時代結成して。チームらしい感じは一切しなかったから、まあ、そんなもんかなと思いつつ、やられた部分もあるし、やれた部分もあるから。今日で決着を付けたかったですね」

――三冠戦に向けての手応えは?

▼鈴木「なかったらリングに上がらないし、勝ちますよ、もちろん。勝ってね、去年からちょこちょこは言ってますけど、三冠ベルトを巻いてやりたいことがあるから。巻くのが僕の中ではゴールじゃないから。巻いてからがスタート。スタート地点にたどり着く前に、まずはしっかり走りたいなと思いますよ」

――安齋選手は「俺のことだけ見てろ」と言っていたが?

▼鈴木「それは僕に対してですか? でも、プロレスはひとりでやるもんじゃないから。『じゃあ、ずっとシングルマッチやるか?』って言っといてください。当日まで。それだけです。とらわれすぎだって言っておいてください」

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