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6/4【全日本】世界ジュニア獲りへ阿部が故・青木さん技でHAYATOを直接ピン

『スーパーパワーシリーズ2024』新木場1stRING(2024年6月4日)
○阿部史典&青柳優馬vs本田竜輝&ライジングHAYATO×

 阿部が世界ジュニア前哨戦で王者・HAYATOに直接勝利だ。

 6・9岐阜大会の世界ジュニア戦へ向けた前哨戦が6・1町田大会で幕を開け、挑戦者・阿部が三冠王者・安齊にピンフォール負け。王者・HAYATOは「阿部ちゃん。俺から以外負けちゃダメだよ」と投げかけていた。

 2度目の前哨戦となったこの日はHAYATOが本田、阿部が青柳とそれぞれ組んで激突。HAYATOが本田とのラリアット&逆打ちの合体技を決め、トラースキックを連発すると、オーバードーズ、ライオンサルトで追い討ちをかけたが、阿部もシド・ヴィシャスを決めさせず。前日の3日に命日を迎えた故・青木篤志さんの得意技だったアサルトポイントで逆襲すると、伊良部パンチをさく裂。すかさず青木さんの切り札だったオブジェクトを爆発させて3カウントを奪った。

 阿部が5日後の世界ジュニア戦へ向けて王者・HAYATOに直接勝利。最高の弾みをつけた。試合後、大の字のままのHAYATOに向かって「ライジングHAYATO、やられ姿が似合うな。やっぱり打ちひしがれたりとか負けてる姿の方が似合うよ」と言い放った阿部は「6月9日、岐阜じゅうろくプラザ。そこでお前が作り上げてきた最高の、最高峰のやられ姿をそこに来てくれたお客さんに披露しますから。どうかそれまでに美しいHAYATO選手で私の前に立ってきてください」と挑発も込めて通告した。

【試合後の青柳&阿部】

▼阿部「勝った」

▼青柳「完勝です」

▼阿部「デタラメに勝った! だいぶデタラメだねえ、俺たち」

▼青柳「阿部さんだけですから…(笑) 6月9日ですね。岐阜のじゅうろくプラザで」

▼阿部「俺、地方のほうが力出るから」

▼青柳「名古屋も近いですもんね」

▼阿部「別に名古屋出身じゃないけど…東京だから。長野もね」

▼青柳「はい、前日(地元の)松本ですから」

▼阿部「何試合出るんだっけ?」

▼青柳「3試合…」

▼阿部「よし…頑張ります。我々も新時代じゃないけど30代ぐらいのチームで」

▼青柳「まだ私は30になってないんで新世代に入っておきましょう」

▼阿部「よし! ナメんじゃねえぞ俺たちの力を! 20代前半もそうだけど、30代に近いヤツもナメんなよ! ベルト獲るから!」

▼青柳「俺も獲りますよ!」

▼阿部「そっちもこっちもベルト獲って、新世代を創り上げよう! よし!(と握手)」

【試合後の本田】

※本田はバックステージで青柳を襲撃してストンビングを乱打

▼本田「オラ! おいテメー、ナメすぎだお前オラ! おい! 青柳優馬! 次はいつだ試合! そう! 6月8日! こいつナメすぎじゃねえか!? シングルマッチ3番勝負だオラ、おい! おい青柳優馬! お前は俺とシングルマッチした時点でもう試合はできなくなる。そしてこの前の後楽園で安齊勇馬、綾部蓮、ライジングHAYATO、そしてこの俺・本田竜輝。4人でこれから動くんだ。4人でこのプロレス界、動かしていくぞ」

※ひとり本田が去る

▼青柳「……(這いつくばりながら無言で去る)」

【HAYATOの話】「阿部ちゃんが言ってたけど、負けた姿が絵になるとか、負けてる姿が一番似合ってるとか。確かに俺はそれを認めるよ。巷では刹那的だとか悲壮感があるとか、ライジングHAYATOはすぐあの世に逝っちまいそうとか、いろいろ言われてるけど、確かに俺はレスラーの幸せとか、楽しさっていうのからほど遠いレスラーかもしれない。世界ジュニアがそばにいてくれてるから、どんなに悲しくて悲壮感のあるレスラーでも、唯一この世界ジュニアだけは俺を楽しい世界へ連れて行ってくれる。だから今日のことは全く気にしない。俺が世界ジュニアかけて目の前に立ったら、もっと楽しいことになるから楽しみにしてて。Let's Punk」

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