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6/9【全日本】田村が立花に雪辱でEvolutionがアジアタッグV1 MUSASHI&吉岡が挑戦表明

『スーパーパワーシリーズ2024』岐阜・じゅうろくプラザ(2024年6月9日)
アジアタッグ選手権試合 ○田村男児&佐藤光留vs黒潮TOKYOジャパン&立花誠吾×

 田村が立花に雪辱を遂げ、Evolutionがアジアタッグ王座初防衛。MUSASHI&吉岡が挑戦を表明した。

 黒潮&立花の挑戦表明を受け、この日、田村&光留がアジアタッグ初防衛戦を迎えた。前哨戦で田村は「ぬるい、緊張感がない」と全日本の現状への不満をぶちまけて大暴走。前日の松本大会では立花に直接敗北を喫していた。

 この日もその二人が真っ向から火花。立花がトペコンヒーロを放ち、黒潮との合体技ファンタスティックフリップも決めると、イケメン落としで突き刺す。田村がラリアットで逆襲すると、意地で倒れない立花もエルボーで応戦。ならばと田村はスリーパーで絞め上げてから延髄ラリアットを連発し、セカンドロープにもたれかかった立花に左右のハンマーパンチを乱れ打った。

 それでも立花はエルボー連打で応戦したが、王者組は田村のラリアットと光留のジャンピングハイキックのサンドイッチ攻撃で返り討ち。田村がデスバレーボム、ラリアットとたたみかけると、パワーボムで豪快に叩きつけて3カウントを奪った。

 田村&光留がアジアタッグ初防衛に成功した。試合後、二人の前にMUSASHI&吉岡が現れ、「おい、チャンピオン、単刀直入に言わせてもらうぞ。次の挑戦者はむーちゃん、せーちゃんでどうだ!」(吉岡)と挑戦表明。光留が「全日本プロレスの明るく楽しくねえ部分を担ってきた佐藤光留と田村男児の答えは1つだけだ」と言い切ると、田村が「いつでもかかってこい」と通告した。双方が合意したことで、EvolutionのV2戦が決定的となった。

【試合後の光留&田村】

▼光留「おい、これが答えだよ! いいんだよ別に、仲悪かったってさ。いいんだよ別に、主義主張が違ったってさ。向いているほうが同じなんだよ! 向いているほうはこのアジアタッグだけだったんだよ! それだけだよ。なあ、男児ちゃん」

▼田村「これが激しくやるということです。今の明るく楽しい部分もいいんですけど、激しい部分が欠けているので。そこの激しい部分をもっともっと俺と佐藤光留で盛り上げていきます」

▼光留「おい、独占だからな」

▼田村「やるだけなんで」

▼光留「覚えておけよ。佐藤光留と田村男児で独占だからな」

▼田村「やるだけです」

▼光留「お前ら覚悟しろ。次のヤツらも。生きて帰れると思うなよ、バカヤロー」


【試合後の黒潮&立花】

▼黒潮「いやあ、惜しかったね。惜しかったしさ、なんか言うことある?」

▼立花「ないな」

▼黒潮「ないね。だって、お前、今日気づいたか? 俺たち本格的に世界最強タッグから、11月…11、12、13、1、2、3…」

▼立花「13? なんだ? 13って」

▼黒潮「13ってなんだよ?」

▼立花「俺が考えているのとお前が考えているのは違うかもしれないから、いいんだ。もしかしたらな」

▼黒潮「11、12、1、2、3、4、5、6月。7ヵ月、俺たちが組んで。7ヵ月も組んで、初めてすべての連係が当たったよ」

▼立花「確かにそうだな」

▼黒潮「お前、遅いだろ! 7ヵ月かかってんだよ。てめえがボンクラだから」

▼立花「おめえだろ。(黒潮に叩かれると)叩くな、ボケ。触るな、俺に」

▼黒潮「とにかくお祝いだ、今日は。ちょっと広田さくらと戦ってくる」

▼立花「おお、頑張れ」

▼黒潮「ただ、もう1回狙い直すぞ。いつかどっかでもう1回狙おうぜ」

▼立花「あたりめえだ」

▼黒潮「世界タッグ? アジアタッグ? どっちだっていいよ。なんだっていいんだ。2人で同じベルトを巻いて、俺たちのタッグチームはゴールだよ」

▼立花「ゴールか? ゴールなのか? それで。まあ、いいや。ゴールでやるぞ。お前と別れられてせいせいするからな。でも、ちょっと田村男児ナメてたな。GAORAのベルトをあいつから防衛して、絶対にアジアタッグも余裕だと思ってたけど、ちょっとここ最近のあいつの人を殺しそうな目っていうか、あれに正直ちょっとだけ精神的な部分でやられちまった。クソ。ダメだな。俺がメンタルで負けたのは初めてだよ、生きてて」


【吉岡&MUSASHIの話】

▼MUSASHI「次、アジアタッグ挑戦する…」

▼吉岡「(遮って)おい、リング上で言った通りだ! 次のアジアタッグ、挑戦者はむーちゃん、せーちゃんだ」

▼MUSASHI「いいか、俺たちがアジアタッグ…」

▼吉岡「(止めに入って)俺は(GLEAT)名古屋の試合で移動しなきゃいけないから、急いでいこう」

▼MUSASHI「(引っ張られながら)俺たちがアジアタッグ獲るからな…」

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