11/13【全日本】全日本TV認定6人タッグ王座新設 12・13後楽園でワイルドめんそーれ&伊藤とランズエンド軍が初代王者決定戦
全日本は13日、年内最終興行12・13後楽園大会の追加カードを発表。全日本プロレスTV認定6人タッグ王座の新設が決まり、初代王者決定戦が大森隆男&ブラックめんそーれ&カーベル伊藤と崔領二&レブロン&大門寺崇で争われることになった。
全日本のメインスポンサーであるカーベルの伊藤一正社長によると、2年前に諏訪魔が6人タッグ王座の新設を訴えていたという。当初は今年、その方向で話が進められていたが、コロナ禍などの事情で消滅。そこで伊藤社長が「そんな時こそスポンサーの出番だなと思って、選手の声を形にするために、ファンの思いを形にするために6人タッグベルトを寄贈させていただきます」と決意。全日本TV認定6人タッグ王座が新設される運びとなった。
ベルトのコンセプトは「一番輝いてるユニット、一番強いユニットを決めるベルト」(伊藤社長)となる。さっそくこれを聞きつけた崔がランズエンド軍の出撃を宣言。全日本から大森&めんそーれに伊藤を加えたトリオが選抜され、崔&レブロン&大門寺との初代王者決定戦が12・13後楽園大会で行われることになった。詳細は以下の通り。
☆12/13(日)東京・後楽園ホール『AJP Prime Night 2020〜年内最終興行〜』18:30開始
▼全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権試合 初代王座決定戦
大門寺崇
レブロン
崔領二
vs
カーベル伊藤
ブラックめんそーれ
大森隆男
▼Prime Fight〜お前はもう死んでいる〜
佐藤耕平
vs
大森北斗
▼Prime Fight〜PLUS ULTRA!〜
青柳亮生
vs
ジェイク・リー
▼Prime Fight〜ダンの大冒険〜
芦野祥太郎
vs
田村男児
[特別参戦選手]
CIMA
【会見の模様】
▼伊藤社長「全日本プロレスメインスポンサーを務めます株式会社カーベル代表の伊藤です。今回、皆さんにお知らせがあってお時間をいただきました。今回、メインスポンサーとして全日本プロレスに6人タッグベルトを寄贈させていただきたいと思います。というのもですね、さかのぼること2年になります。週プロさんにも出てましたし、選手の集まりでも言っておりました。2年前、諏訪魔選手が『全日本プロレスにも6人タッグのベルトを作るべきじゃないか』と。『他の団体はあるじゃないか、何でないんだ、全日本も作るべきだ』と言って、もう2年が経ちました。僕が聞いてる限りでは今年、6人タッグのベルトを作るという話を聞いていたんですが、コロナの件とかスケジュールの件でいまだ実現しておりません。そんな時こそスポンサーの出番だなと思って、選手の声を形にするために、ファンの思いを形にするために6人タッグベルトを寄贈させていただきます。6人タッグベルトのタイトルは全日本プロレスTV6人タッグ選手権というベルトになります。今、全日本さんには本隊含めて、あらゆる数多くのユニットが参戦しておりますね。本隊、宮原チーム、Evolution、PURPLE HAZE、アンファン、陣、ランズエンドさん、あと最近上がってるZERO1さん、あるのかよくわからないヨシタツ・キングダムとか(苦笑) たくさんのユニットがございます。そんなユニットの中で一番輝いてるユニット、一番強いユニットを決めるベルト。それが今回の全日本プロレスTV6人タッグ選手権、そういうベルトの位置づけになればなと思います。ベルトを巻けば選手も輝きますし、お客さんも喜びますし、そういうベルトを持つことによって、本来の力、もしくはもっと輝いてほしい選手の登場とか、このベルトを狙いにいくぞ、そういう活気が全日本プロレスのさらに発展とファンの喜びにつながるんじゃないかなと思います。このベルトを巡ってたくさんのユニットで競い合ってベルトの価値を高めていただきたい。そういう思いで今回、ベルトを寄贈させていただきます」
※崔が会見場にやってきて
▼崔「今ちょっといろいろ話聞かせてもらって、ベルトの件で素晴らしい案やなと思いました。よかったらなんですけど、いろんなユニットあるって言いましたけど、我がランズエンドに試合数こそ少ないけど、ポテンシャルを秘めた選手が多数おりますので、そういう選手を僕が率いて挑戦させてもらったら、きっといいもんみせられると思うんで。彼らの実力は僕が保証します。ホントにいろんな選手にチャンス与えてくれるんだったら、よかったらウチからも立候補したいんで、ちょっと頭の中に入れていただければ」
▼伊藤社長「わかりました。逆にありがとうございます。さっそく崔さん率いるランズエンドからの挑戦というか立候補が挙がってますので、各ユニットのトーナメントにすると日程的にもきついんじゃないかなと思いますので、最初は王座決定戦とかそんな形でスタートするのがいいんじゃないかなと思います。全日本さんの方でそれに向かう選手、チームを用意してると言ってましたので、そのチームを呼んできたいと思います。いったん離席します」
※大森&めんそーれ、カーベル伊藤が登場
▼めんそーれ「何ですか? 呼び出されてきましたけど…」
▼大森「どういうことなんですか?」
▼伊藤「聞いてないですか?」
▼めんそーれ「よくわかってないですけど、どういうことですか?」
▼伊藤「僕が聞いた限りでは、全日本プロレスメインスポンサーのカーベルが6人タッグベルトを全日本さんに寄贈すると。その王座決定戦ですか。それを競うから全日本プロレスから1ユニットを出すと言われて、僕も呼ばれたんですけど」
▼めんそーれ「あ、カーベル伊藤選手も呼ばれたと? 誰に呼ばれたんですか?」
▼伊藤「全日本さんに」
▼めんそーれ「あれ、僕は伊藤かずまシャー(一正)社長に呼ばれたんですけど…」
▼伊藤「たぶん後ろに控えてます。私とは別人ですから」
▼めんそーれ「で、何でしたっけ?」
▼伊藤「全日本プロレスTV6人タッグ選手権」
▼めんそーれ「シャーん人(3人)で?」
▼伊藤「シャーん人でベルトを獲りにいく。その会見の場に何とランズエンドさんのシャーい(崔)領二選手が挑戦させろと。その対戦チームが我々3人」
▼めんそーれ「ちょっと!」
▼大森「そういうことだったんですか!」
▼めんそーれ「大丈夫なんですか?」
▼伊藤「はい」
▼大森「新設する6人タッグベルト王座決定戦を?」
▼伊藤「12・13後楽園ホールで」
▼めんそーれ「そこまで決まってるんですね。ちょっと言っといてほしいですね」
▼大森「ベルトと聞いたら黙ってないけど」
▼めんそーれ「これは渡りに船、願ったりかなったりで。やりましょう」
▼伊藤「やりますか?」
▼大森「やりましょう、力合わせてベルトを」
▼めんそーれ「全日本を代表してランズエンドを倒しましょう」
▼伊藤「ランズエンドそこにいますけど」
▼めんそーれ「視線が怖かったんですけど…」
▼大森「ランズエンドいるって言ってもパートナーいないじゃないですか」
▼崔「カーベルさん、これ本気で獲りにいくベルトでしょ。こっちもそれなりのメンバーそろえるんで」
▼伊藤「最強ユニットを決めるベルトですからね」
▼崔「だから、そうそうたるメンバー連れていきますよ。今日は来てないけど。カーベルさん、一言聞きたい。大森さんは素晴らしいレスラーってわかってるけど、いいんですか? タイトルマッチにそんなネタみたいなレスラー入れて」
▼めんそーれ「オイ! バカにしてんだろ!?」
▼崔「ちょっと僕は本気度みえないなと思うんですけど」
▼めんそーれ「俺はあんたが言ってることが毎回本気かわかってねぇからな」
▼大森「それはランズエンドがどういう選手が連れてくるかでベルトの権威が変わるな、ハッキリ言って」
▼崔「カーベルさん、これは本気で獲りにいっていいベルトなんですよね?」
▼伊藤「もちろんです」
▼崔「真ん中の選手、ちょっと怪しいけど、ベルトかかるんだったらいいですよ。ウチも相当なメンバー連れていくんで」
▼伊藤「やりましょう。めんそーれ選手、本気を見せたってくださいよ」
▼めんそーれ「シャーい領二から俺が獲ってやる!」
▼崔「ウチから二人用意します。お願いします」
▼伊藤「12・13決定ですね」
▼大森「12・13決定」
▼伊藤「やりましょうよ。皆さん、12・13ベルトをかけて初代王者、ランズエンドか全日本か決まりますから。大森さん、一言お願いします」
▼大森「新設されるベルト、初代6人タッグのチャンピオンにどっちがなるか非常に重要だと思うんですよ。気抜かないで本気で獲りにいきます」
▼伊藤「いきましょう!」
――崔選手はどんなメンバーを考えている?
▼崔「一人はヘビー級連れてきて、もう一人は飛び技から何から全部網羅してる機動力のあるメンバーとパワー系を連れていこうかなと思って」
▼大森「ネタは一切ないと?」
▼崔「これだけは大森さん、一言言わせてください。本気でもちろんベルトを獲りにいきますよ。ウチのメンバー素晴らしいメンバー用意しますよ」
▼大森「ネタとかそういうのなしだよ」
▼崔「もちろんなしだし、このメンバーが6人リングに上がった時、どうなるかみえるんですよ。6人中一人だけネタレスラーっていう絵になってますから」
▼大森「話が違う」
▼めんそーれ「オイ! バカにしてんだろ!?」
▼崔「それはリング上で見させてもらいますよ」
▼めんそーれ「そして大森シャーん、今ネタって…」
▼大森「被害妄想がちょっと大きいんじゃないのか?」
▼めんそーれ「ネタっていう言葉が大森さんから出たんですよ今!」
▼大森「被害妄想が大きい。俺は誰か特定の人間を指して言ったわけでは全くない」
▼めんそーれ「何で笑いながら言ってるんですか? マスクで隠れてるからって。それも陽動作戦ですよね? 我々のね」
▼大森「(無視して)仮にだよ、仮にネタだとしても相当質のいい新鮮なネタだよ。江戸前寿司と一緒だよ。酢なだけに締まりましたね」