【全日本】プロレス大賞技能賞・青柳が会見 「技能賞にふさわしい試合を心掛けたい」 2023/12/13
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東京スポーツ新聞社制定『2023年度プロレス大賞』で技能賞を受賞した青柳優馬が13日、東京・湯島の全日本事務所で会見。「技能賞にふさわしい試合を心掛けたい」と誓った。 青柳は今年、三冠ヘビー級王座初戴冠を果たし、宮原健斗とのビジネスタッグで保持していた世界タッグ王座も併せて5冠王者に君臨。下半期の全日本の中心人物といえる活躍を見せ、技能賞に選ばれた。 プロレス大賞受賞は2017年の新人賞以来、6年ぶり2度目。この日、受賞会見に臨んだ青柳は「自分がこんな栄えある賞をいただけると思ってもいなかったので、本当に受賞と聞いた時は不意打ちを食らった気分でしたよ。本当にうれしかった」と喜びの弁。一方で「技術っぽさというよりは悪く言えば顔芸とかでやってたイメージが強かった」と自己評価し、「今年の自分の試合を振り返った時に、プロレス大賞の技能賞の評価の仕方ってのがあまり僕の中でわからないんですけど、青柳優馬にそういった技能賞の技の字があったのか疑問も正直ある」と話した。 とはいえ、2023年の戦いぶりが評価されたのは紛れもない事実。2024年へ向けて青柳は東スポの記事内の評価そのままに「来年はひねくれ者、肝心なところで負ける負けっぷり、何をやらせてもうまいであろうという技術、そして悪知恵。この4つを全面に出して全日本を、プロレス界を盛り上げていけたらなと思います」と宣言。「技能賞という名前にふさわしい試合を心掛けたい」と誓った。2024年、青柳は今年以上に“技能\"を発揮し、再び三冠ベルトを目指す。 【会見の模様】 ▼青柳「2023年の東京スポーツ制定のプロレス大賞で技能賞を受賞することができました青柳優馬と申します。本当に正直言って自分がこんな栄えある賞をいただけると思ってもいなかったので、本当に受賞と聞いた時は不意打ちを食らった気分でしたよ。本当にうれしかったと思う反面、今年の自分の試合を振り返った時に、プロレス大賞の技能賞の評価の仕方ってのがあまり僕の中でわからないんですけど、青柳優馬にそういった技能賞の技の字があったのか疑問も正直あるので、本当にこれで大丈夫なのかなという心配にも駆られましたね。本当に応援してくださった皆様のおかげで獲ることができた賞だと思っているので、本日発売の東京スポーツにも載っております。あとWEB記事にも載ってると思うんですけど、自分は4、5年ぐらい前に新人賞を獲って、今回二つ目で技能賞。東スポ制定プロレス大賞グランドスラムを目標に掲げてやっていきたいと思います。今後とも応援よろしくお願いします」 ――疑問というのはどのあたりが? ▼青柳「今日ここに来る前に全日本プロレスTVを見返してたんですよ。全部が全部見れたわけじゃないんでちょっとあれなんですけど、自分のあまり記憶にない試合だったり、記憶にある新しい試合とかを見ると、結構、技術っぽさというよりは悪く言えば顔芸とかでやってたイメージが強かったんですよ。技術というとレスリング技術だったり、そういうテクニカルなものが評価されるのかなと思ったんですけど、僕の中ではそういったものが正直見えなかったと思ったので。でも本当にありがたいことですけどね。記事に書いてあるのを見たら『ひねくれ者の異名の通りシニカルな発言で盛り上げるだけでなく、選考委員からは肝心なところで負けることがあるが、負けた試合でも観客をわかせる技術がある。何をやらせてもうまいと技の一つ一つを称賛する声が上がった』というのを見て、そういったところを見てもらえたんだなといううれしさもあります。技能賞という名前にふさわしい試合を心掛けたいですね。正確に言うとひねくれ者の異名とか、肝心なところで負けるとか、何をやらせてもうまい。投票のあれを持ってる小佐野さんの評価だと『確かな技術と悪知恵で』って書かれてたんで、来年はひねくれ者、肝心なところで負ける負けっぷり、何をやらせてもうまいであろうという技術、そして悪知恵。この4つを全面に出して全日本を、プロレス界を盛り上げていけたらなと思います」 ――賞金の使い道は? ▼青柳「賞金はこれどうしたらいいですかね? 今、引っ越しを考えてるので初期費用とかに充てようかなと思ってます。あと全然、関係ないですけど、昨日、東京スポーツさんの本社で取材を受けたときに斉藤ブラザーズに襲われたんですよね。せっかく全日本プロレスから2賞、何だったら3人受賞者が出てきたんで、ここは敵味方、悪者関係なくおめでとうと声をかけようと思ったら、写真があるんですけど、これ見てください。ひどくないですか? 写真自体は本当に素晴らしかったのに内容がひどい。おめでとうと言ってやりたかったのに、こうやって袋に詰めて追い出したんですよ。ひどくないですか? おめでとうって言ってやろうと思ったけど、それが腹立って。しかもそのせいでちょっと技能賞の記事小さいしね。写真も。これは文句言ったらもしかしたら来年から選ばれなくなっちゃうんで、すいません」 ――昔のネタを勉強している? ▼青柳「勉強というよりかは、ただプロレスファンだったので、ぎりぎり知ってる知識を出してるだけですね。ポカしたとか、正直スマんかったはSNSで使う人も多いので、その元ネタをたどったら佐々木健介さんのネタだったというあれだったので。これ勝っても負けても使えるなと。雑学的な知識で頭の中に入れてるだけでした」 ※写真撮影へ ▼青柳「写真撮影の前にせっかく何年ぶりか獲った賞ですので、今日会見ではありますけど、今年1年を振り返りながら、ごはん何か食べながら僕のトークショー的な感じで1年を振り返りたいと思ってるので、皆さんお付き合いいただいても大丈夫ですかね? (スタッフに)あれお願いします。うれしい時って僕だけかもしれないけど、人間甘いものを食べたくなると思うんですよ。なので、饅頭を食べながら今年1年を振り返って、青柳優馬のどこに技能賞を受賞できる何かがあったんじゃないかなということを振り返りながらやっていきたいと思います。せっかくなんで頂きます。これはアンコが入った饅頭ですね」 ※斉藤ブラザーズが乱入して青柳を襲撃。二人で首を絞めると青柳は会見場から追い出される
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東京スポーツ新聞社制定『2023年度プロレス大賞』で技能賞を受賞した青柳優馬が13日、東京・湯島の全日本事務所で会見。「技能賞にふさわしい試合を心掛けたい」と誓った。
青柳は今年、三冠ヘビー級王座初戴冠を果たし、宮原健斗とのビジネスタッグで保持していた世界タッグ王座も併せて5冠王者に君臨。下半期の全日本の中心人物といえる活躍を見せ、技能賞に選ばれた。
プロレス大賞受賞は2017年の新人賞以来、6年ぶり2度目。この日、受賞会見に臨んだ青柳は「自分がこんな栄えある賞をいただけると思ってもいなかったので、本当に受賞と聞いた時は不意打ちを食らった気分でしたよ。本当にうれしかった」と喜びの弁。一方で「技術っぽさというよりは悪く言えば顔芸とかでやってたイメージが強かった」と自己評価し、「今年の自分の試合を振り返った時に、プロレス大賞の技能賞の評価の仕方ってのがあまり僕の中でわからないんですけど、青柳優馬にそういった技能賞の技の字があったのか疑問も正直ある」と話した。
とはいえ、2023年の戦いぶりが評価されたのは紛れもない事実。2024年へ向けて青柳は東スポの記事内の評価そのままに「来年はひねくれ者、肝心なところで負ける負けっぷり、何をやらせてもうまいであろうという技術、そして悪知恵。この4つを全面に出して全日本を、プロレス界を盛り上げていけたらなと思います」と宣言。「技能賞という名前にふさわしい試合を心掛けたい」と誓った。2024年、青柳は今年以上に“技能\"を発揮し、再び三冠ベルトを目指す。
【会見の模様】
▼青柳「2023年の東京スポーツ制定のプロレス大賞で技能賞を受賞することができました青柳優馬と申します。本当に正直言って自分がこんな栄えある賞をいただけると思ってもいなかったので、本当に受賞と聞いた時は不意打ちを食らった気分でしたよ。本当にうれしかったと思う反面、今年の自分の試合を振り返った時に、プロレス大賞の技能賞の評価の仕方ってのがあまり僕の中でわからないんですけど、青柳優馬にそういった技能賞の技の字があったのか疑問も正直あるので、本当にこれで大丈夫なのかなという心配にも駆られましたね。本当に応援してくださった皆様のおかげで獲ることができた賞だと思っているので、本日発売の東京スポーツにも載っております。あとWEB記事にも載ってると思うんですけど、自分は4、5年ぐらい前に新人賞を獲って、今回二つ目で技能賞。東スポ制定プロレス大賞グランドスラムを目標に掲げてやっていきたいと思います。今後とも応援よろしくお願いします」
――疑問というのはどのあたりが?
▼青柳「今日ここに来る前に全日本プロレスTVを見返してたんですよ。全部が全部見れたわけじゃないんでちょっとあれなんですけど、自分のあまり記憶にない試合だったり、記憶にある新しい試合とかを見ると、結構、技術っぽさというよりは悪く言えば顔芸とかでやってたイメージが強かったんですよ。技術というとレスリング技術だったり、そういうテクニカルなものが評価されるのかなと思ったんですけど、僕の中ではそういったものが正直見えなかったと思ったので。でも本当にありがたいことですけどね。記事に書いてあるのを見たら『ひねくれ者の異名の通りシニカルな発言で盛り上げるだけでなく、選考委員からは肝心なところで負けることがあるが、負けた試合でも観客をわかせる技術がある。何をやらせてもうまいと技の一つ一つを称賛する声が上がった』というのを見て、そういったところを見てもらえたんだなといううれしさもあります。技能賞という名前にふさわしい試合を心掛けたいですね。正確に言うとひねくれ者の異名とか、肝心なところで負けるとか、何をやらせてもうまい。投票のあれを持ってる小佐野さんの評価だと『確かな技術と悪知恵で』って書かれてたんで、来年はひねくれ者、肝心なところで負ける負けっぷり、何をやらせてもうまいであろうという技術、そして悪知恵。この4つを全面に出して全日本を、プロレス界を盛り上げていけたらなと思います」
――賞金の使い道は?
▼青柳「賞金はこれどうしたらいいですかね? 今、引っ越しを考えてるので初期費用とかに充てようかなと思ってます。あと全然、関係ないですけど、昨日、東京スポーツさんの本社で取材を受けたときに斉藤ブラザーズに襲われたんですよね。せっかく全日本プロレスから2賞、何だったら3人受賞者が出てきたんで、ここは敵味方、悪者関係なくおめでとうと声をかけようと思ったら、写真があるんですけど、これ見てください。ひどくないですか? 写真自体は本当に素晴らしかったのに内容がひどい。おめでとうと言ってやりたかったのに、こうやって袋に詰めて追い出したんですよ。ひどくないですか? おめでとうって言ってやろうと思ったけど、それが腹立って。しかもそのせいでちょっと技能賞の記事小さいしね。写真も。これは文句言ったらもしかしたら来年から選ばれなくなっちゃうんで、すいません」
――昔のネタを勉強している?
▼青柳「勉強というよりかは、ただプロレスファンだったので、ぎりぎり知ってる知識を出してるだけですね。ポカしたとか、正直スマんかったはSNSで使う人も多いので、その元ネタをたどったら佐々木健介さんのネタだったというあれだったので。これ勝っても負けても使えるなと。雑学的な知識で頭の中に入れてるだけでした」
※写真撮影へ
▼青柳「写真撮影の前にせっかく何年ぶりか獲った賞ですので、今日会見ではありますけど、今年1年を振り返りながら、ごはん何か食べながら僕のトークショー的な感じで1年を振り返りたいと思ってるので、皆さんお付き合いいただいても大丈夫ですかね? (スタッフに)あれお願いします。うれしい時って僕だけかもしれないけど、人間甘いものを食べたくなると思うんですよ。なので、饅頭を食べながら今年1年を振り返って、青柳優馬のどこに技能賞を受賞できる何かがあったんじゃないかなということを振り返りながらやっていきたいと思います。せっかくなんで頂きます。これはアンコが入った饅頭ですね」
※斉藤ブラザーズが乱入して青柳を襲撃。二人で首を絞めると青柳は会見場から追い出される
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