【全日本】プロレス大賞新人賞・斉藤ブラザーズが会見で祝杯 「来年は最優秀タッグ獲るぜ」 2023/12/13

 東京スポーツ新聞社制定『2023年度プロレス大賞』で新人賞を受賞した斉藤ブラザーズ(斉藤ジュン&斉藤レイ)が13日、東京・湯島の全日本事務所で会見。缶ビールと饅頭で祝杯を上げた二人は「チャンピオン・カーニバルも俺たちで決定戦をやって、最強タッグも優勝して。そうすれば文句ねえんじゃねえか」と2024年の最優秀タッグチーム賞獲りを描いた。

 斉藤ブラザーズは今年、GLEATのG-INFINITY王座を奪取。初の地元凱旋となった10・9角田大会で宮原健斗&青柳優馬を破って世界タッグ王座初戴冠を果たした。リング外でもミヤギテレビ『TAXIめしリターンズ』への出演が話題を呼んだ。プロレス大賞ではデビュー3年以内を対象とした新人賞を獲得。最優秀タッグチーム賞でも受賞した毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI-HASHI)と1票差に迫った。

 プロレス大賞で高い評価を得た二人はこの日、会見で饅頭と缶ビールで祝杯。「こしあんの饅頭。いいねえ、しっとりしてて。甘さ控えめだ」(ジュン)、「これもいわゆるラガービールというか、普通のビールよりはだいぶホップが効いてるな。俺こういったビールも好きだから、メチャクチャうまいよ」(レイ)とTAXIめしで磨きがかかる一方の食リポを展開した。

 当然、新人賞は大きな喜びとなったが、最優秀タッグを逃したのが惜しまれる。それでもジュンは「新人賞はデビューして3年以内じゃないと獲れないから。タッグはこれから来年でも再来年でも毎年、毎回狙って。なんだったら毎年獲っていけばいいから」と前向き。「俺たち斉藤ブラザーズが最強タッグ優勝できなかったのが大きかったかな。それは俺たち自身の甘さが招いた結果だから、それはしょうがねえと思っている」と自己分析したレイは「来年こそはタッグ賞を獲れるように…獲れるようにじゃねえな。来年は俺たち斉藤ブラザーズがタッグ賞獲るぜ。楽しみにしてろ」と予告してみせた。

 そのために「チャンピオン・カーニバルも俺たちで決定戦をやって、優勝するのは俺だがな。最強タッグも優勝して。そうすれば文句ねえんじゃねえか」(ジュン)と青写真も描いてある。新人の枠から外れる2024年、斉藤ブラザーズは自他ともに認めるタッグの頂点を目指す。

【会見の模様】

▼レイ「なんであいつがいるんだ?」

▼ジュン「それより、饅頭が目に入ったから襲撃しちまったぜ」

▼レイ「座ろうぜ。会見って言われてから来てみたら、昨日の東スポ本社でもそうだけど、優馬いたな」

▼ジュン「なんか最近、行くとこ行くとこでだいたいいるな」

▼レイ「ああ、俺たちのあとつけてきてるんじゃないのか。まあ同じ場所に行けってたぶん言われたんだ」

▼ジュン「それよりも饅頭あるじゃねえか」

▼レイ「お前の大好きな饅頭じゃねえか」

▼ジュン「たくさんあるな。ちょっとこれ食べていこうぜ」

▼レイ「これもいいんだけど、今日、新人賞を獲ったお祝いということで会見も兼ねて、ビールかなんかねえのか? ねえか、さすがにビールは」

※スタッフが1ダースの缶ビールを用意

▼レイ「何だ、これ。用意してたのか? ビール。しかも結構いいやつじゃねえか」

▼ジュン「キンキンに冷えてるぞ。俺は饅頭食べるわ」

※ビールと饅頭を合わせてレイがビールを飲み始め、ジュンは饅頭を食べ始める

▼レイ「あぁ、うまいな」

▼ジュン「こしあんの饅頭。いいねえ、しっとりしてて。甘さ控えめだ」

▼レイ「これもいわゆるラガービールというか、普通のビールよりはだいぶホップが効いてるな。俺こういったビールも好きだから、メチャクチャうまいよ」

▼ジュン「これ持ち帰るか」

▼レイ「持って帰る? いいんじゃない」

▼ジュン「今夜と明日朝夕食べられるし。俺も一本もらうわ」

※とビールを飲み始める

▼レイ「会見か。俺たちが新人賞を獲ったことについてしゃべればいいのかな。今回どうだ? 新人賞」

▼ジュン「正直、普通にうれしい」

▼レイ「俺もうれしい」

▼ジュン「うれしいが、最優秀タッグは逃したみたいだな」

▼レイ「そうだな。誰だっけ? 毘沙門。1票差だったらしいな」

▼ジュン「新人賞はデビューして3年以内じゃないと獲れないから。タッグはこれから来年でも再来年でも毎年、毎回狙って。なんだったら毎年獲っていけばいいから」

▼レイ「そうだな。俺の意見としてはやっぱりあれだな。俺たち斉藤ブラザーズが最強タッグ優勝できなかったのが大きかったかな。それは俺たち自身の甘さが招いた結果だから、それはしょうがねえと思っている。今年は新人賞で、来年こそはタッグ賞を獲れるように…獲れるようにじゃねえな。来年は俺たち斉藤ブラザーズがタッグ賞獲るぜ。楽しみにしてろ」

▼ジュン「チャンピオン・カーニバルも俺たちで決定戦をやって、優勝するのは俺だがな。最強タッグも優勝して。そうすれば文句ねえんじゃねえか」

▼レイ「そうだな」

▼ジュン「(再び二人でビールを飲んで)これおいしいな」

▼レイ「饅頭つまみにしても、あんまり合わねえんじゃねえか? 俺はちょっと甘いものあんまりつまみにはしたくないな」

▼ジュン「饅頭とビールあんまり合わないな。ちゃんと持って帰るわ。新人賞獲ったから100万ずつぐらい入るんだろ?」

▼レイ「100万は入んねえだろ」

▼ジュン「何に使うんだ? 使い道はあるか?」

▼レイ「使い道はそうだな。やっぱビールかな。あとおふくろを旅行に連れていきてえな」

▼ジュン「温泉に連れて行くのもいいかもしれないな。それで余った金で饅頭とか大福とかビール買って毎日楽しんだらいいんじゃないか」

▼レイ「いいんじゃねえか」

――12・21新木場大会では青柳兄弟との兄弟対決も控えるが?

▼レイ「ああ、やるな、そういえばな。今までなかったな。兄弟対決ってのは。あの二人は何回もやってるけど、まあいいんじゃねえか」

▼ジュン「面白そうだ。キッチリ叩き潰して、DOOMな年末プレゼントしたらいいんじゃねえか。二人に」

▼レイ「俺としてはどっちの兄弟が上かってのをハッキリさせるいい機会だと思ってるな。もちろん勝つのは斉藤ブラザーズだ。楽しみだぜ」

▼ジュン「弟の亮生はジュニアだから、ちょっと差がありすぎるかもしれないけど、十分に俺たちで叩き潰そう」