【全日本】鈴木電話乱入に困惑も諏訪魔が初の“バカ戴冠”で「時代同士の戦い」視野に 三冠戦会見 2024/7/1
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7・13大阪大会の三冠ヘビー級選手権試合「安齊勇馬vs諏訪魔」へ向けた会見が1日、東京・湯島の全日本事務所で行われた。 三冠王者・安齊が6・24後楽園大会で苦闘の末に鈴木秀樹を退け、2度目の防衛に成功。試合後、「バカ強え俺で挑んでやるよ」と名乗りを上げた諏訪魔を迎え撃つV3戦が決まった。両者は安齊が勝利した4・24品川大会におけるチャンピオン・カーニバル公式戦以来3ヵ月ぶりの対決となる。 諏訪魔は勝てば2022年9月に第67代王者から陥落以来、1年10ヵ月ぶりの返り咲きで、自身が樹立した最多記録を更新する9度目の戴冠となる。6・30白河大会では立花誠吾をバックドロップ3連発でKOし、“バカ強さ"をいかんなく発揮。試合後「安齊、お前をバックドロップ10連発で仕留めてやるよ」と予告していた。 三冠挑戦は昨年9月以来、10ヵ月ぶり。この日、会見に出席し、「久々に三冠のベルトを前にして、こういう場に立つとね、自分の身が引き締まる思いでいっぱい」と気合も入るところ。「安齊に俺のバックドロップをね、叩き込みてえなと。10発かましてKOしてやると。それが俺の今回のテーマかな。全日本プロレスのバックドロップってものを安齊に叩き込みたい」と改めて宣言した。 “バカの時代"を打ち出してから三冠ベルトに挑むのはこれが初めて。今年デビュー20周年を迎えても今なお「8回巻いてる中でいろんな自分がいたわけで。でもバカな自分が獲ってないんだよね。三冠を。常にどんな時でも自分が三冠ベルトを巻いてみたい気持ちでいますね」と至宝ベルトへの飽くなき執念をチラリ。全日本は今、ELPIDAを筆頭に新世代の台頭が目覚ましい状況だが、「バカの時代に三冠ベルトを持ってくると。そこもまた超新時代だっけ? 時代同士の戦いにしていきてえななんて思うよね」と自らの戴冠で時代闘争の図式を創り上げるつもりだ。 三冠戦へ向けて気合をみなぎらせる諏訪魔だが、会見中にとんだ横やりが入った。バカバカコンビのパートナー鈴木秀樹から電話がかかってきたのだ。諏訪魔が「俺はどうすれば勝てる?」と相談すると、鈴木は「負けろよ。全日本のために負けろ」と返答。「俺は安齊の方につく。安齊頑張れ。俺はセコンドつくぞ」とまで言い放った。諏訪魔は通話を強制終了。ところが鈴木はその後もしつこく電話をかけてきて、諏訪魔は困惑しきりだった。 安齊は3度目の防衛戦。宮原健斗、鈴木に続き、今度は最多戴冠記録保持者・諏訪魔。若き王者の防衛ロードは強敵に次ぐ強敵で過酷な戦いが続く。特に諏訪魔は全日本に導いてくれた恩人。「そんな方とこうして三冠をかけて戦えることが今、本当に光栄に思います」と敬意を表した。 安齊にとって対諏訪魔で忘れられない一戦がある。それは昨年7・23大阪大会での一騎打ち。NOAHのシングルリーグ戦N-1への出場を控えていた安齊はラストライドに完敗。試合後、諏訪魔から「結果出してこいよ。俺も三冠を獲る。そしたら二人で三冠戦やろう」とエールを送られた。諏訪魔の青写真は実現しなかったものの、1年の時を経て、所も同じ大阪で二人が至宝ベルトをかけて対決する状況を迎えることになった。安齊は「あれから約1年、僕がどれだけ成長したのか、どれだけ強くなったのかを諏訪魔選手に見ていただきたい、感じていただきたいという気持ちは今回、一切ありません」と言い切り、「たとえバックドロップを何発食らおうと、全部耐えて自分が必ず今回勝ちます」と誓ってみせた。 これまで諏訪魔と戦ってきた中で感じたのは圧倒的な強さ。「一発一発の重さっていうのはホント他の人と比べ物にならないなと思いますし、どの技をとっても致命傷というか、その一発で終わってしまう可能性を秘めてる技ばっかりなので、そこは本当に尊敬もしますし、怖いなと感じてますね」と脅威ではあるが、安齊はこれまでの三冠戦で発揮してきた耐久力の強さで突破するつもりだ。 【会見の模様】 ▼諏訪魔「このたび三冠に挑戦することを表明させてもらいました。そして、この場で決まった会見をさせていただくということで、久々に三冠のベルトを前にして、こういう場に立つとね、自分の身が引き締まる思いでいっぱいですね。当日はね、安齊に俺のバックドロップをね、叩き込みてえなと。10発かましてKOしてやると。それが俺の今回のテーマかな。全日本プロレスのバックドロップってものを安齊に叩き込みたい。そして俺がベルトを再び巻く。その決意です」 ▼安齊「もしかしたらご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、自分は全日本プロレスに諏訪魔選手のスカウトで入団させていただきました。そんな方とこうして三冠をかけて戦えることが今、本当に光栄に思います。今回の三冠戦の場所は大阪。大阪で諏訪魔選手とシングルマッチというと、僕は去年、NOAHのN-1に出る前のシングルマッチを思い出します。あれから約1年、僕がどれだけ成長したのか、どれだけ強くなったのかを諏訪魔選手に見ていただきたい、感じていただきたいという気持ちは今回、一切ありません。たとえバックドロップを何発食らおうと、全部耐えて自分が必ず今回勝ちます」 ――三冠王者になってからの安齊選手の成長、強さなど感じるものは? ▼諏訪魔「デビューしてから当たって、何気に俺が負けてることっていうのは結構あるのかなと思うんでね(苦笑) 負けてる立場なんで偉そうに言う資格はないのかなと思いますね」 ※諏訪魔のスマホに着信 ▼諏訪魔「(ディスプレイを目にして)ふざけんなよ。はい、なんだよ? 」 ▼鈴木「飯行きましょうよ。ラーメン」 ▼諏訪魔「ふざけんな。今ね、三冠の会見中なんで」 ▼鈴木「うるさい、うるさい。ラーメン行きましょう」 ▼諏訪魔「無理だね」 ▼鈴木「二郎系」 ▼諏訪魔「無理だ。俺は家系の方が好きだっつってんだよ! 今それどこじゃないんだよ」 ▼鈴木「今、何やってんですか?」 ▼諏訪魔「今、三冠の会見やってんだよ」 ▼鈴木「いいでしょ。別に大したことしゃべれないんだから、やらなくていいよ」 ▼諏訪魔「余計なこと言ってんじゃねえって。何でこないだ安齊と三冠やって負けたの?」 ▼鈴木「バカじゃねえか。試合見たらわかるだろ。安齊の方が強かったから負けたんじゃねえか」 ▼諏訪魔「俺はどうすれば勝てる?」 ▼鈴木「負けろよ」 ▼諏訪魔「え?」 ▼鈴木「全日本のために負けろ」 ▼諏訪魔「何だ? それ」 ▼鈴木「俺は安齊の方につく」 ▼諏訪魔「意味わかんねえこと言ってんじゃねえよ」 ▼鈴木「安齊頑張れ。俺はセコンドつくぞ、安齊の」 ▼諏訪魔「早く寝てください」 ▼鈴木「いいからラーメン」 ▼諏訪魔「いいよ、いつものところで待ってて」 ▼鈴木「いいから。負けるんだから、どうせ。負けるんだからラーメン行こう、ラーメン」 ▼諏訪魔「はい、じゃあね」 ▼鈴木「ダメだよ、切ったら、まだ」 ▼諏訪魔「何でだよ? もういいだろ。会見中なんで」 ▼鈴木「ダメだって」 ▼諏訪魔「お疲れ様でーす(と電話を切る) すいません、本当に」 ※再び鈴木から着信。諏訪魔は応答せずに切る ▼諏訪魔「切りました。しつこいんでね。場の空気がおかしくなるんで。こうやってたぶん秀樹も本当は俺を応援してるんだなというふうにプラスに捉えますね。とにかくさ、秀樹もこうやって連絡くれてるわけだ。バカの時代に三冠ベルトを持ってくると。そこもまた超新時代だっけ? 時代同士の戦いにしていきてえななんて思うよね。頑張りますよ」 ――最多8度の戴冠記録を樹立し、今回獲れば9回目。これまでと違うのはバカを打ち出した点にあるが? ▼諏訪魔「そうですね。過去8回巻いてるんですけどね。その8回の中で…(みたびスマホに着信が入る)ちょっと失礼します。はい、切りました。8回巻いてる中でいろんな自分がいたわけで。でもバカな自分が獲ってないんだよね。三冠を。常にどんな時でも自分が三冠ベルトを巻いてみたい気持ちでいますね。ホントふざけないでやりますよ、俺」 ――諏訪魔選手と戦ってきた中で一番強さ、怖さを感じる部分は? ▼安齊「結構、戦っている中での一発一発の重さっていうのはホント他の人と比べ物にならないなと思いますし、どの技をとっても致命傷というか、その一発で終わってしまう可能性を秘めてる技ばっかりなので、そこは本当に尊敬もしますし、怖いなと感じてますね」 ――これまで宮原健斗、鈴木秀樹、そして諏訪魔選手と次々に強敵が現れる状況をどう感じている? ▼安齊「三冠に挑戦してくる人が簡単な相手なわけがないというのは、もともと分かっていたことなので、想像通りというのはあるんですけど、やっぱりこの防衛ロード、三冠を巻いてからの過酷さは身をもって体感してるというか。でも、その中でやっぱり自分しか経験できない、今、一日一日をいろんなことを考えて、中には苦しいこともありますけど、それでも今、実際に楽しんでるという感じですね」 ――諏訪魔選手と鈴木選手のやり取りを率直にどのように感じる? ▼安齊「会見中に携帯を持ってこないとか、マナーモードにするとか、普通ならわかることなのに、専務なのにっていうのが率直な感想ですね。バカなのかなと」 ▼諏訪魔「こういう場でね、上司をバカ呼ばわりしちゃダメだよ」
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7・13大阪大会の三冠ヘビー級選手権試合「安齊勇馬vs諏訪魔」へ向けた会見が1日、東京・湯島の全日本事務所で行われた。
三冠王者・安齊が6・24後楽園大会で苦闘の末に鈴木秀樹を退け、2度目の防衛に成功。試合後、「バカ強え俺で挑んでやるよ」と名乗りを上げた諏訪魔を迎え撃つV3戦が決まった。両者は安齊が勝利した4・24品川大会におけるチャンピオン・カーニバル公式戦以来3ヵ月ぶりの対決となる。
諏訪魔は勝てば2022年9月に第67代王者から陥落以来、1年10ヵ月ぶりの返り咲きで、自身が樹立した最多記録を更新する9度目の戴冠となる。6・30白河大会では立花誠吾をバックドロップ3連発でKOし、“バカ強さ"をいかんなく発揮。試合後「安齊、お前をバックドロップ10連発で仕留めてやるよ」と予告していた。
三冠挑戦は昨年9月以来、10ヵ月ぶり。この日、会見に出席し、「久々に三冠のベルトを前にして、こういう場に立つとね、自分の身が引き締まる思いでいっぱい」と気合も入るところ。「安齊に俺のバックドロップをね、叩き込みてえなと。10発かましてKOしてやると。それが俺の今回のテーマかな。全日本プロレスのバックドロップってものを安齊に叩き込みたい」と改めて宣言した。
“バカの時代"を打ち出してから三冠ベルトに挑むのはこれが初めて。今年デビュー20周年を迎えても今なお「8回巻いてる中でいろんな自分がいたわけで。でもバカな自分が獲ってないんだよね。三冠を。常にどんな時でも自分が三冠ベルトを巻いてみたい気持ちでいますね」と至宝ベルトへの飽くなき執念をチラリ。全日本は今、ELPIDAを筆頭に新世代の台頭が目覚ましい状況だが、「バカの時代に三冠ベルトを持ってくると。そこもまた超新時代だっけ? 時代同士の戦いにしていきてえななんて思うよね」と自らの戴冠で時代闘争の図式を創り上げるつもりだ。
三冠戦へ向けて気合をみなぎらせる諏訪魔だが、会見中にとんだ横やりが入った。バカバカコンビのパートナー鈴木秀樹から電話がかかってきたのだ。諏訪魔が「俺はどうすれば勝てる?」と相談すると、鈴木は「負けろよ。全日本のために負けろ」と返答。「俺は安齊の方につく。安齊頑張れ。俺はセコンドつくぞ」とまで言い放った。諏訪魔は通話を強制終了。ところが鈴木はその後もしつこく電話をかけてきて、諏訪魔は困惑しきりだった。
安齊は3度目の防衛戦。宮原健斗、鈴木に続き、今度は最多戴冠記録保持者・諏訪魔。若き王者の防衛ロードは強敵に次ぐ強敵で過酷な戦いが続く。特に諏訪魔は全日本に導いてくれた恩人。「そんな方とこうして三冠をかけて戦えることが今、本当に光栄に思います」と敬意を表した。
安齊にとって対諏訪魔で忘れられない一戦がある。それは昨年7・23大阪大会での一騎打ち。NOAHのシングルリーグ戦N-1への出場を控えていた安齊はラストライドに完敗。試合後、諏訪魔から「結果出してこいよ。俺も三冠を獲る。そしたら二人で三冠戦やろう」とエールを送られた。諏訪魔の青写真は実現しなかったものの、1年の時を経て、所も同じ大阪で二人が至宝ベルトをかけて対決する状況を迎えることになった。安齊は「あれから約1年、僕がどれだけ成長したのか、どれだけ強くなったのかを諏訪魔選手に見ていただきたい、感じていただきたいという気持ちは今回、一切ありません」と言い切り、「たとえバックドロップを何発食らおうと、全部耐えて自分が必ず今回勝ちます」と誓ってみせた。
これまで諏訪魔と戦ってきた中で感じたのは圧倒的な強さ。「一発一発の重さっていうのはホント他の人と比べ物にならないなと思いますし、どの技をとっても致命傷というか、その一発で終わってしまう可能性を秘めてる技ばっかりなので、そこは本当に尊敬もしますし、怖いなと感じてますね」と脅威ではあるが、安齊はこれまでの三冠戦で発揮してきた耐久力の強さで突破するつもりだ。
【会見の模様】
▼諏訪魔「このたび三冠に挑戦することを表明させてもらいました。そして、この場で決まった会見をさせていただくということで、久々に三冠のベルトを前にして、こういう場に立つとね、自分の身が引き締まる思いでいっぱいですね。当日はね、安齊に俺のバックドロップをね、叩き込みてえなと。10発かましてKOしてやると。それが俺の今回のテーマかな。全日本プロレスのバックドロップってものを安齊に叩き込みたい。そして俺がベルトを再び巻く。その決意です」
▼安齊「もしかしたらご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、自分は全日本プロレスに諏訪魔選手のスカウトで入団させていただきました。そんな方とこうして三冠をかけて戦えることが今、本当に光栄に思います。今回の三冠戦の場所は大阪。大阪で諏訪魔選手とシングルマッチというと、僕は去年、NOAHのN-1に出る前のシングルマッチを思い出します。あれから約1年、僕がどれだけ成長したのか、どれだけ強くなったのかを諏訪魔選手に見ていただきたい、感じていただきたいという気持ちは今回、一切ありません。たとえバックドロップを何発食らおうと、全部耐えて自分が必ず今回勝ちます」
――三冠王者になってからの安齊選手の成長、強さなど感じるものは?
▼諏訪魔「デビューしてから当たって、何気に俺が負けてることっていうのは結構あるのかなと思うんでね(苦笑) 負けてる立場なんで偉そうに言う資格はないのかなと思いますね」
※諏訪魔のスマホに着信
▼諏訪魔「(ディスプレイを目にして)ふざけんなよ。はい、なんだよ? 」
▼鈴木「飯行きましょうよ。ラーメン」
▼諏訪魔「ふざけんな。今ね、三冠の会見中なんで」
▼鈴木「うるさい、うるさい。ラーメン行きましょう」
▼諏訪魔「無理だね」
▼鈴木「二郎系」
▼諏訪魔「無理だ。俺は家系の方が好きだっつってんだよ! 今それどこじゃないんだよ」
▼鈴木「今、何やってんですか?」
▼諏訪魔「今、三冠の会見やってんだよ」
▼鈴木「いいでしょ。別に大したことしゃべれないんだから、やらなくていいよ」
▼諏訪魔「余計なこと言ってんじゃねえって。何でこないだ安齊と三冠やって負けたの?」
▼鈴木「バカじゃねえか。試合見たらわかるだろ。安齊の方が強かったから負けたんじゃねえか」
▼諏訪魔「俺はどうすれば勝てる?」
▼鈴木「負けろよ」
▼諏訪魔「え?」
▼鈴木「全日本のために負けろ」
▼諏訪魔「何だ? それ」
▼鈴木「俺は安齊の方につく」
▼諏訪魔「意味わかんねえこと言ってんじゃねえよ」
▼鈴木「安齊頑張れ。俺はセコンドつくぞ、安齊の」
▼諏訪魔「早く寝てください」
▼鈴木「いいからラーメン」
▼諏訪魔「いいよ、いつものところで待ってて」
▼鈴木「いいから。負けるんだから、どうせ。負けるんだからラーメン行こう、ラーメン」
▼諏訪魔「はい、じゃあね」
▼鈴木「ダメだよ、切ったら、まだ」
▼諏訪魔「何でだよ? もういいだろ。会見中なんで」
▼鈴木「ダメだって」
▼諏訪魔「お疲れ様でーす(と電話を切る) すいません、本当に」
※再び鈴木から着信。諏訪魔は応答せずに切る
▼諏訪魔「切りました。しつこいんでね。場の空気がおかしくなるんで。こうやってたぶん秀樹も本当は俺を応援してるんだなというふうにプラスに捉えますね。とにかくさ、秀樹もこうやって連絡くれてるわけだ。バカの時代に三冠ベルトを持ってくると。そこもまた超新時代だっけ? 時代同士の戦いにしていきてえななんて思うよね。頑張りますよ」
――最多8度の戴冠記録を樹立し、今回獲れば9回目。これまでと違うのはバカを打ち出した点にあるが?
▼諏訪魔「そうですね。過去8回巻いてるんですけどね。その8回の中で…(みたびスマホに着信が入る)ちょっと失礼します。はい、切りました。8回巻いてる中でいろんな自分がいたわけで。でもバカな自分が獲ってないんだよね。三冠を。常にどんな時でも自分が三冠ベルトを巻いてみたい気持ちでいますね。ホントふざけないでやりますよ、俺」
――諏訪魔選手と戦ってきた中で一番強さ、怖さを感じる部分は?
▼安齊「結構、戦っている中での一発一発の重さっていうのはホント他の人と比べ物にならないなと思いますし、どの技をとっても致命傷というか、その一発で終わってしまう可能性を秘めてる技ばっかりなので、そこは本当に尊敬もしますし、怖いなと感じてますね」
――これまで宮原健斗、鈴木秀樹、そして諏訪魔選手と次々に強敵が現れる状況をどう感じている?
▼安齊「三冠に挑戦してくる人が簡単な相手なわけがないというのは、もともと分かっていたことなので、想像通りというのはあるんですけど、やっぱりこの防衛ロード、三冠を巻いてからの過酷さは身をもって体感してるというか。でも、その中でやっぱり自分しか経験できない、今、一日一日をいろんなことを考えて、中には苦しいこともありますけど、それでも今、実際に楽しんでるという感じですね」
――諏訪魔選手と鈴木選手のやり取りを率直にどのように感じる?
▼安齊「会見中に携帯を持ってこないとか、マナーモードにするとか、普通ならわかることなのに、専務なのにっていうのが率直な感想ですね。バカなのかなと」
▼諏訪魔「こういう場でね、上司をバカ呼ばわりしちゃダメだよ」
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