【全日本】1・3後楽園で関本&鈴木迎撃へ 斉藤ブラザーズが世界タッグ最多防衛タイ記録V7に黄信号 2024/12/27
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1・3後楽園大会の世界タッグ選手権試合「斉藤ジュン&斉藤レイvs関本大介&鈴木秀樹」へ向けた会見が27日、東京・湯島の全日本事務所で行われた。 暮れの最強タッグで全勝優勝を成し遂げ、2025年を世界タッグ王者として迎える斉藤ブラザーズ。1・3後楽園大会では関本&鈴木を挑戦者に迎え撃つ。勝てば第7代王者・ジャンボ鶴田&谷津喜章と並ぶ最多防衛隊記録となる。 タッグ無敗で2024年を終えた二人は盤石と思いきや黄信号が点灯してしまった。この日、関本が会見を欠席。代わりに同じバカの時代から宮本裕向が最強タッグ用の名前入りタスキをかけて出席した。 しかも関本の声色を真似るだけでなく、会見中、「スースー」と呼吸音を真似し続けた。これがどうやらジュンとレイの笑いのツボにはまってしまったようだ。特にジュンは深刻。この日も二人は会見中にスイーツとビールを堪能しようとしたものの、ジュンは笑いがこみ上げてきて大好きなスイーツが食べられず。発言すらもままならない状況に陥った。 何とか気を紛らわそうとレイとチョップを打ち合うものの笑いに勝てず。鈴木から「ダメじゃないか? これ。タイトルマッチ出てこれないんじゃないか。三冠戦もダメなんじゃないか? しゃべれないじゃないか、チャンピオンチーム」と揺さぶりをかけられると、ぶつかり稽古よろしくタックルでレイと衝突し合ったものの、「叩き潰してやる」と力なく言い放つのが精いっぱいだった。 関本の呼吸音は「常にやってますので。やってますというか、これが日常なので。近くにいたら聞こえますよ。スースー言ってるのが」(鈴木)という。世界タッグ戦でジュンが関本と対峙し、間近で呼吸音を聞いた時、会見での笑いが甦りかねない。レイは「もう一度防衛すれば歴代最多記録の7回と並ぶ。来年2025年は最優秀タッグ賞を再び獲るため、そしてMVPを獲るために絶対にここで負けることはできねえ」と言い切ったものの、難攻不落だった斉藤ブラザーズに陥落の2文字がちらつき始めた。 【会見の模様】 ▼関本(宮本)「一生懸命、精進します」 ▼鈴木「(笑いをこらえてうつむくジュン&レイに向かって)顔上げろ。会見だぞ。上げろ、このヤロー。約1年でタイトルマッチ2回、今回3回目になりますので、ここで勝たないと、勝って結果を出さないとフリーとしてはなかなか難しい立ち位置に置かれると思うので、必ず勝って。ねえ? 関本さん」 ▼関本(宮本)「はい」 ▼鈴木「ということです。頑張ります」 ※関本(宮本)が鈴木からマイクを向けられると呼吸音を発し続ける ▼ジュン「斉藤ブラザーズ兄の斉藤ジュンだ。今回、鈴木秀樹と……」 ▼鈴木「しゃべれねえのか?」 ▼ジュン「関本大介が挑戦してきたわけだが、隣にいる鈴木秀樹がネコちゃん大好きで、そのネコちゃんが大好きな鈴木秀樹を斉藤ブラザーズで痛めつけるのはちょっと心苦しいが、勝負は非情にならないといけないからな。キッチリと叩き潰してやる。隣の関本大介もきっとワンちゃん大好きだろう。DOOM」 ▼レイ「斉藤ブラザーズ…うるせえな。ちょっとやめさせてくれねえか、それ(呼吸音)」 ▼鈴木「何だよ? 早く言えよ」 ▼レイ「斉藤ブラザーズ弟の斉藤レイだ。今回、俺たちは世界……」 ▼ジュン「ちょっと立て。チョップをくれ」 ※レイが逆水平、ジュンがチョップを互いに打ち合う ▼レイ「斉藤ブラザーズ弟の斉藤レイだ。いいか、俺たち斉藤ブラザーズは今までこの世界タッグのベルトを6回防衛してきた。もう一度防衛すれば歴代最多記録の7回と並ぶ。来年2025年は最優秀タッグ賞を再び獲るため、そしてMVPを獲るために絶対にここで負けることはできねえ。二人ともぶっ倒してやるぜ。楽しみにしてろ! お前、誰だ?」 ▼関本(宮本)「関本大介だ。これ(タスキ)が見えないのか?」 ▼レイ「やっぱ俺たちの会見と言ったらビールとスイーツだからな」 ※ジュンがスイーツ、レイがビールを堪能しようとするものの、ジュンは笑いがこみ上げて食べられない ▼鈴木「食べろよ、早く。TAXIめしの時みたいに食べなさいよ」 ※再びジュンとレイがチョップを打ち合う ▼鈴木「食べろ、ほら。進まねえじゃねえか会見が。チャンピオンらしくしろよ、チャンピオンらしく」 ▼レイ「質問はどうした?」 ▼鈴木「進まないぞ会見が。質問しろ、質問を」 ▼レイ「(笑いがこらえられないジュンに向かって)深呼吸しろ」 ▼鈴木「敵に背中を見せていいのか?」 ▼ジュン「もう大丈夫だ」 ――パートナーとしての関本選手は頼もしい存在だと思うが? ▼鈴木「一緒に組んだことはありますね。いつだか忘れました。僕らよりもタイトルマッチの会見で気持ち乱されてますけど、乱されてないですから。このままタイトルマッチも泰然自若でいてもらえれば安心して試合ができますね。(ジュンに向かって)なんだよ、ハアハア言って」 ▼レイ「ハアハア言ってんの、そっちじゃねえか」 ▼鈴木「俺ら違うから。普通にしてるだけだ」 ――鈴木&関本組は強敵になると思うが、どんな印象がある? ▼レイ「そうだな。相手チームのバカの時代。バカの時代自体、全員がトップレベルの本当に一流の選手ばかりだから、こうしていろいろやってるけれども、油断したらいくら今この世界タッグを6度防衛してる俺たちだろうと危ねえことはわかってるから。今はこんなんだけど、リング上は1ミリも油断しないで、バチバチ熱い試合をしたうえでしっかりと勝ちを獲りたいと思う」 ▼ジュン「……はあ」 ▼レイ「大丈夫だ」 ――ジュン選手のダメージが大きいようだが、タイトルマッチでもセコンドにつければ有利になるのでは? ▼鈴木「関本さんがですが? 関本さんがセコンドについたら僕のパートナーどうするんですか? この人、関本大介」 ――関本選手が試合中やコーナーで控える際にやれば効果的かもしれない ▼鈴木「常にやってますので。やってますというか、これが日常なので。近くにいたら聞こえますよ。スースー言ってるのが」 ――ジュン選手、タイトルマッチ当日は大丈夫そう? ▼ジュン「はあ…」 ▼レイ「落ち着け。大丈夫だ」 ※ジュンは二の句が継げない ▼鈴木「ダメじゃないか? これ。タイトルマッチ出てこれないんじゃないか。三冠戦もダメなんじゃないか? しゃべれないじゃないか、チャンピオンチーム」 ▼ジュン「もう大丈夫だ」 ▼レイ「落ち着け」 ※ジュンとレイがショルダータックルで何度も衝突 ▼ジュン「叩き潰してやる」 【関本のコメント】「1月3日、世界タッグに挑戦します! 斉藤ブラザーズとは一勝一敗なんですよね。みなさんご存じだと思いますがプロレス界No.1タッグチーム、簡単に勝てる相手ではない。でも僕のパートナーは鈴木秀樹ですよ。しばらく世界タッグのベルトに触れてもいないので久しぶりにお持ち帰りしたいと思っています。斉藤ブラザーズ! ベルトをピッカピカに磨いとけよ! 我々がいただきます!」
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1・3後楽園大会の世界タッグ選手権試合「斉藤ジュン&斉藤レイvs関本大介&鈴木秀樹」へ向けた会見が27日、東京・湯島の全日本事務所で行われた。
暮れの最強タッグで全勝優勝を成し遂げ、2025年を世界タッグ王者として迎える斉藤ブラザーズ。1・3後楽園大会では関本&鈴木を挑戦者に迎え撃つ。勝てば第7代王者・ジャンボ鶴田&谷津喜章と並ぶ最多防衛隊記録となる。
タッグ無敗で2024年を終えた二人は盤石と思いきや黄信号が点灯してしまった。この日、関本が会見を欠席。代わりに同じバカの時代から宮本裕向が最強タッグ用の名前入りタスキをかけて出席した。
しかも関本の声色を真似るだけでなく、会見中、「スースー」と呼吸音を真似し続けた。これがどうやらジュンとレイの笑いのツボにはまってしまったようだ。特にジュンは深刻。この日も二人は会見中にスイーツとビールを堪能しようとしたものの、ジュンは笑いがこみ上げてきて大好きなスイーツが食べられず。発言すらもままならない状況に陥った。
何とか気を紛らわそうとレイとチョップを打ち合うものの笑いに勝てず。鈴木から「ダメじゃないか? これ。タイトルマッチ出てこれないんじゃないか。三冠戦もダメなんじゃないか? しゃべれないじゃないか、チャンピオンチーム」と揺さぶりをかけられると、ぶつかり稽古よろしくタックルでレイと衝突し合ったものの、「叩き潰してやる」と力なく言い放つのが精いっぱいだった。
関本の呼吸音は「常にやってますので。やってますというか、これが日常なので。近くにいたら聞こえますよ。スースー言ってるのが」(鈴木)という。世界タッグ戦でジュンが関本と対峙し、間近で呼吸音を聞いた時、会見での笑いが甦りかねない。レイは「もう一度防衛すれば歴代最多記録の7回と並ぶ。来年2025年は最優秀タッグ賞を再び獲るため、そしてMVPを獲るために絶対にここで負けることはできねえ」と言い切ったものの、難攻不落だった斉藤ブラザーズに陥落の2文字がちらつき始めた。
【会見の模様】
▼関本(宮本)「一生懸命、精進します」
▼鈴木「(笑いをこらえてうつむくジュン&レイに向かって)顔上げろ。会見だぞ。上げろ、このヤロー。約1年でタイトルマッチ2回、今回3回目になりますので、ここで勝たないと、勝って結果を出さないとフリーとしてはなかなか難しい立ち位置に置かれると思うので、必ず勝って。ねえ? 関本さん」
▼関本(宮本)「はい」
▼鈴木「ということです。頑張ります」
※関本(宮本)が鈴木からマイクを向けられると呼吸音を発し続ける
▼ジュン「斉藤ブラザーズ兄の斉藤ジュンだ。今回、鈴木秀樹と……」
▼鈴木「しゃべれねえのか?」
▼ジュン「関本大介が挑戦してきたわけだが、隣にいる鈴木秀樹がネコちゃん大好きで、そのネコちゃんが大好きな鈴木秀樹を斉藤ブラザーズで痛めつけるのはちょっと心苦しいが、勝負は非情にならないといけないからな。キッチリと叩き潰してやる。隣の関本大介もきっとワンちゃん大好きだろう。DOOM」
▼レイ「斉藤ブラザーズ…うるせえな。ちょっとやめさせてくれねえか、それ(呼吸音)」
▼鈴木「何だよ? 早く言えよ」
▼レイ「斉藤ブラザーズ弟の斉藤レイだ。今回、俺たちは世界……」
▼ジュン「ちょっと立て。チョップをくれ」
※レイが逆水平、ジュンがチョップを互いに打ち合う
▼レイ「斉藤ブラザーズ弟の斉藤レイだ。いいか、俺たち斉藤ブラザーズは今までこの世界タッグのベルトを6回防衛してきた。もう一度防衛すれば歴代最多記録の7回と並ぶ。来年2025年は最優秀タッグ賞を再び獲るため、そしてMVPを獲るために絶対にここで負けることはできねえ。二人ともぶっ倒してやるぜ。楽しみにしてろ! お前、誰だ?」
▼関本(宮本)「関本大介だ。これ(タスキ)が見えないのか?」
▼レイ「やっぱ俺たちの会見と言ったらビールとスイーツだからな」
※ジュンがスイーツ、レイがビールを堪能しようとするものの、ジュンは笑いがこみ上げて食べられない
▼鈴木「食べろよ、早く。TAXIめしの時みたいに食べなさいよ」
※再びジュンとレイがチョップを打ち合う
▼鈴木「食べろ、ほら。進まねえじゃねえか会見が。チャンピオンらしくしろよ、チャンピオンらしく」
▼レイ「質問はどうした?」
▼鈴木「進まないぞ会見が。質問しろ、質問を」
▼レイ「(笑いがこらえられないジュンに向かって)深呼吸しろ」
▼鈴木「敵に背中を見せていいのか?」
▼ジュン「もう大丈夫だ」
――パートナーとしての関本選手は頼もしい存在だと思うが?
▼鈴木「一緒に組んだことはありますね。いつだか忘れました。僕らよりもタイトルマッチの会見で気持ち乱されてますけど、乱されてないですから。このままタイトルマッチも泰然自若でいてもらえれば安心して試合ができますね。(ジュンに向かって)なんだよ、ハアハア言って」
▼レイ「ハアハア言ってんの、そっちじゃねえか」
▼鈴木「俺ら違うから。普通にしてるだけだ」
――鈴木&関本組は強敵になると思うが、どんな印象がある?
▼レイ「そうだな。相手チームのバカの時代。バカの時代自体、全員がトップレベルの本当に一流の選手ばかりだから、こうしていろいろやってるけれども、油断したらいくら今この世界タッグを6度防衛してる俺たちだろうと危ねえことはわかってるから。今はこんなんだけど、リング上は1ミリも油断しないで、バチバチ熱い試合をしたうえでしっかりと勝ちを獲りたいと思う」
▼ジュン「……はあ」
▼レイ「大丈夫だ」
――ジュン選手のダメージが大きいようだが、タイトルマッチでもセコンドにつければ有利になるのでは?
▼鈴木「関本さんがですが? 関本さんがセコンドについたら僕のパートナーどうするんですか? この人、関本大介」
――関本選手が試合中やコーナーで控える際にやれば効果的かもしれない
▼鈴木「常にやってますので。やってますというか、これが日常なので。近くにいたら聞こえますよ。スースー言ってるのが」
――ジュン選手、タイトルマッチ当日は大丈夫そう?
▼ジュン「はあ…」
▼レイ「落ち着け。大丈夫だ」
※ジュンは二の句が継げない
▼鈴木「ダメじゃないか? これ。タイトルマッチ出てこれないんじゃないか。三冠戦もダメなんじゃないか? しゃべれないじゃないか、チャンピオンチーム」
▼ジュン「もう大丈夫だ」
▼レイ「落ち着け」
※ジュンとレイがショルダータックルで何度も衝突
▼ジュン「叩き潰してやる」
【関本のコメント】「1月3日、世界タッグに挑戦します! 斉藤ブラザーズとは一勝一敗なんですよね。みなさんご存じだと思いますがプロレス界No.1タッグチーム、簡単に勝てる相手ではない。でも僕のパートナーは鈴木秀樹ですよ。しばらく世界タッグのベルトに触れてもいないので久しぶりにお持ち帰りしたいと思っています。斉藤ブラザーズ! ベルトをピッカピカに磨いとけよ! 我々がいただきます!」
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