8/18【NOAH】タッグ挑戦へダメ押し・拳王が丸藤に一騎打ち要求 イリミネーション戦で新世代軍が圧勝
『川崎市スポーツ協会70周年記念 プロレスリング・ノア×川崎フェスティバル2018』神奈川・カルッツかわさき(2018年8月18日)
イリミネーションマッチ マサ北宮&拳王&中嶋勝彦&小峠篤司&清宮海斗vs丸藤正道&齋藤彰俊&田中将斗&モハメド ヨネ&クワイエット・ストーム×
“方舟世代闘争"のイリミネーションマッチで新世代軍が圧勝。GHCタッグ王者の齋藤を右ハイキックでKOして挑戦実現へダメを押した拳王は、丸藤への一騎打ちも要求した。
一連のノア世代闘争では初となるイリミネーション戦が川崎で実現。まずは“革命殺法"に失敗した小峠をヨネ&ストームがファンキーバスターボムで葬って上位世代軍が先制したものの、新世代軍も猛逆襲。北宮がサイト―スープレックスでヨネを仕留めて五分に戻すと、清宮が丸藤をオーバー・ザ・トップロープで失格へと追いやって逆転した。
その後は中嶋と田中が激しい火花を散らしたうえで、両者同時に場外へと転落。残り二人となった上位世代軍は齋藤が気迫のファイトで存在感をみせたものの、拳王の右ハイキックを浴びてKO裁定が下された。そして最後は残ったストームを北宮がニークラッシャーからの監獄固めでねじ伏せ、新世代軍が“3人残し"で圧勝してみせた。
2人を失格に追い込んだ北宮の勢いが目立ったほか、GHCタッグ王座挑戦を表明している拳王&清宮組が、丸藤&齋藤組をそれぞれ直接失格に追いやって“ダメ押し"。試合後にマイクを握った拳王は「テメーら挑戦受けたんだろ? 早く日時決めろコノヤロー!」と王者組に迫った一方で、「おい丸藤正道。前から言ってるよな? 俺と前哨戦で戦うのが怖くなかったらシングルマッチ組め」と丸藤には一騎打ちを要求した。
バックステージでは一騎打ちの舞台に9・2後楽園大会を指定。「9月1日に20週年があるんだろ? その次の日! 後楽園ホールあるだろ? そこでシングルマッチ組め。丸藤とだけ戦うんじゃねえぞ? アイツは前日にもシングルマッチやるんだろ? (間接的に)KENTA(ヒデオ・イタミ)とも戦ってやるよ」と一時代を築いた“丸藤・KENTA”に真っ向から挑戦状を叩きつけた。
【試合後の拳王&中嶋&北宮&小峠&清宮】
――試合を振り返って?
▼清宮「厳しい闘いでしたけど、勝ったのは俺たちなんで。あのタッグのベルトに必ず挑戦して獲りたいと思います」
▼小峠「チームの勝利です! 僕はいい仕事できたと思います! 革命ッ!!」
▼拳王「まぁよ、早くタイトルマッチの日時決めろ」
▼北宮「忘れんじゃねえよ。マサ北宮は沈むことはねえんだよ。後ろに下がることはない、下を向くこともない。バックギアはハナっからついてねえんだ。いつだって上を見て、前を見て食らいついてく。良く見とけオラ!」
▼中嶋「見ての通り。俺たちはこれから成長するしかないけど、向こうは落ちるだけ。それが結果に出た。海斗は厳しい闘いだって言ってたけど、謙遜するねえ。こっちは3人残ってるから」
――丸藤に一騎打ちを要求したが?
▼拳王「タイトルマッチも決まってねえけどな、前哨戦、丸藤正道とシングルマッチ組め。9月1日に20週年があるんだろ? その次の日! 後楽園ホールあるだろ? そこでシングルマッチ組め。丸藤とだけ戦うんじゃねえぞ? アイツは前日にもシングルマッチやるんだろ? (間接的に)KENTA(ヒデオ・イタミ)とも戦ってやるよ。いいか丸藤正道。俺と9月2日、後楽園ホールでシングルでやれ」