プロレス/格闘技DX

　ノアは24日、中嶋勝彦が来年1月からノアに入団すると発表した。

　長らくノアにレギュラー参戦し、BRAVEの一員として活躍してきた中嶋は、今年7月末にDIAMOND RINGを退団。フリー転向後もノアを主戦場としてきたが、前夜(23日)の太田区大会でシェルトン・X・ベンジャミンを“3度目の正直"で破った試合後、さらなる飛躍を求めてノア入団を熱望していた。ノア側をこれを受け入れ、晴れて正式に1月からノアの所属選手となることが決まった。

　中嶋はこの日、都内ノア事務所で田上明社長、丸藤正道副社長とともに入団会見。「7年以上、このリングに上がらせていただいて、年々自分の気持ちが変わっていくことを自分でも分かっていて。そんななか、昨夜のベンジャミン戦に勝ったことで踏み出せるものを見つけたというか、このリングでもう一度勝負したい気持ちが強くなりました。何よりBRAVEに入ってから、みんなとの関係性だったりが強まるなかで、プロレスリング・ノアを気づいたら好きになっていた…というのが素直な気持ちです」と話した。

　丸藤副社長も「彼の実力ならいろんなところで活躍できる実力を持っているとは思うんですけど、ここノアのリングを選んでくれた。今はこうやって横に並んでいて、これから先、また対戦することになるかもしれないですけど、“ノアの中嶋勝彦"が生まれたことはノアにとっても大変大きい力となることなので、期待してます」と期待を寄せた。

　早速、1・31横浜文体大会では、モハメド ヨネとのコンビで“K.E.S."ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.組が保持するGHCタッグ王座への挑戦が決定。タッグ王座は唯一、依然として鈴木軍の手の中にあるGHCタイトルなだけに、「最初の大仕事が決まったんで、何としてもまだ鈴木軍の手にあるタッグのベルトをヨネさんと獲り戻して、最高のノアになるようにやっていきたい」と“ノアへの全王座奪回"と“自身悲願のヘビー級タイトル奪取"の一挙両得を見据えた。

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