【NOAH/連載企画】選手24人に聞いた ノアで最も「いい体」なのは? 『選手が選ぶ選手権』 2020/4/29
団体内で誰が最も「技巧派」か、「パワー」があるか、「マイク」がうまいか、はたまた「イケメン」か――。選手目線の“選手内評価"で各部門(10部門)のナンバーワンをあぶり出す特別連載『選手が決める選手権』。ノア編・第4回の今回は『ボディメイク部門』をお届けします。 ※現在ノアに参戦する24選手(所属選手および3年以上参戦経験のあるフリー選手)に聞き取り調査を実施 【問】 団体内で最も良い体つきだと思う選手と、その理由を教えてください。 ◇第1位◇ 杉浦貴 14票/24選手中 ☆「杉浦貴」を選んだ選手の声 ●丸藤正道 「あれで49歳。あの人に体のことを言われたら、誰も何も言えない。それほどの説得力がある」 ●清宮海斗 「どう考えても。全プロレス団体で聞いても1位なのではないか」 ●潮崎豪 「年齢も俺の一回り上だが、筋肉と肌のハリとツヤが20代。もはやズルい領域」 ●齋藤彰俊 「YO-HEYと迷ったが、シェイプしてる部分と(太りづらいという)体質的な部分もあると思うため、“ボディをメイクする"観点から杉浦選手」 ●原田大輔 「見たまんまです」 ●小峠篤司 「説明不要。すごいっす」 ●タダスケ 「キレッキレで肉厚、しかもパンパン。トレーニングもガンガンやってるし説得力がある」 ●大原はじめ 「群を抜いて。あの年齢で、あの厚み、カット、肉体の形。憧れですね」 ●宮脇純太 「全員そう言うと思う。説明不要です」 ●岡田欣也 「杉浦さんのことですか?という項目。理由を語るのすらおこがましい」 ●中嶋勝彦 「プロレスラー目線で見ても」 ●谷口周平 「誰もが納得の体」 ●YO-HEY 「ストイック。50を前にあの体の張りはエロい。大胸筋の下にシワもない。肌もきれい。キスしたい」 ●杉浦貴 「みんな俺をいやらしい目で見ていると感じる」 [寸評] ノアのボディメイク部門で圧倒的な選手内評価を得たのは、やはり杉浦だった。 デビューからレスリング元日本王者のアスリートボディが目を引いた。ヘビー級転向前後はウェイトもアップしていたが、2012年の欠場(腰椎椎間板ヘルニア)を機に肉体改造。かなり絞った筋骨隆々な姿で復帰し、40代後半に入っても維持どころかバルクアップを重ねて現在の肉体へと至っている。 アスリート要素もビルディング要素もある“動ける筋肉の鎧"を作り上げた杉浦には、レスラー内からもなかば“羨望の眼差し"を向けられている。今年50歳とは思えぬ肌ツヤと張りは「ズルい」(潮崎)、「エロい」(YO-HEY)との声が上がるほど。 ちなみに自薦した杉浦のコメントは、かなりの票数を集めていると伝えたうえでのもの。“中年ズリフト"(俵返し)も得意技だが、中年太りとは無縁のその肉体は、セクシーとすら言えるのかもしれない…。 ◇第2位◇ マサ北宮 5票/24選手中 ☆「マサ北宮」を選んだ選手の声 ●モハメド ヨネ 「個人的には好きなのはマサの体。杉浦さんも凄いが、“昔のプロレスラー"の匂いがプンプンする。何より張りがいい」 ●HAYATA 「レスラーっぽい」 ●仁王 「自分がなれない体。タンク型。ザ・プロレスラー」 ●稲村愛輝 「自分が目指したいのは、ああいう体の形。レスラーらしい体型と、体の厚み。いつ見ても張りが凄い。張りは食事やトレーニングすべてが出てくるものだと思っているので尊敬している」 ●拳王 「昭和っぽくて凄く良い」 [寸評] マサ北宮が5票を集めて2位に入った。 ボディメイク術が広く浸透した昨今、レスラーの体型トレンドも“かっこいいカラダ"路線へとシフトしてきたが、旧来の“レスラー体型"を若くして継承するのが北宮。いわゆる“固太り型"で、体型的にも師匠である故・マサ斎藤さんを継承している。 脂肪が少なく、筋肉の輪郭がはっきりと見えること。それがボディメイクの一般的価値観だが、プロレスラーなら「ほどよく脂肪も乗ったバルクアップした肉体が、パンパンに張っている」のも良し。まさにプロレスならではの価値観が浮かび上がった結果とも言える。 ◇第3位◇ ・YO-HEY ・清宮海斗 各2票/24選手中 ☆「YO-HEY」を選んだ選手の声 ●マサ北宮 「体だけ見ると。太らないのもそれも才能」 ●鈴木鼓太郎 「見た目的にバキバキだから」 ☆「清宮海斗」を選んだ選手の声 ●井上雅央 「個人的にはバキバキすぎるとレスラーっぽくないと感じる。そういう意味では彼が良くなってきた」 ●小川良成 「これも清宮海斗だねえ」 [寸評] 3位には、それぞれ2票を集めたYO-HEYと清宮。 もともと太りにくい体質のYO-HEYではあるが、均整の取れた肉体も持ち味。最近は“ボス"原田大輔が音頭をとる「RATEL'Sブートキャンプ」に参加して厚みも増してきており“カッコいいカラダ"具合に磨きをかけている。 清宮の肉体も日に日にたくましさを増す。自身のSNSでは頻繁にトレーニング風景をアップしており、肉体面でも“新しい風景"を目指して進化に余念がない。 次回のノア編・第5回は「スピード」部門をお届けします。 ※24選手すべての投票先と理由の一覧は、連載最後に「総集編」として掲載予定です
団体内で誰が最も「技巧派」か、「パワー」があるか、「マイク」がうまいか、はたまた「イケメン」か――。選手目線の“選手内評価"で各部門(10部門)のナンバーワンをあぶり出す特別連載『選手が決める選手権』。ノア編・第4回の今回は『ボディメイク部門』をお届けします。
※現在ノアに参戦する24選手(所属選手および3年以上参戦経験のあるフリー選手)に聞き取り調査を実施
【問】
団体内で最も良い体つきだと思う選手と、その理由を教えてください。
◇第1位◇
杉浦貴
14票/24選手中
☆「杉浦貴」を選んだ選手の声
●丸藤正道
「あれで49歳。あの人に体のことを言われたら、誰も何も言えない。それほどの説得力がある」
●清宮海斗
「どう考えても。全プロレス団体で聞いても1位なのではないか」
●潮崎豪
「年齢も俺の一回り上だが、筋肉と肌のハリとツヤが20代。もはやズルい領域」
●齋藤彰俊
「YO-HEYと迷ったが、シェイプしてる部分と(太りづらいという)体質的な部分もあると思うため、“ボディをメイクする"観点から杉浦選手」
●原田大輔
「見たまんまです」
●小峠篤司
「説明不要。すごいっす」
●タダスケ
「キレッキレで肉厚、しかもパンパン。トレーニングもガンガンやってるし説得力がある」
●大原はじめ
「群を抜いて。あの年齢で、あの厚み、カット、肉体の形。憧れですね」
●宮脇純太
「全員そう言うと思う。説明不要です」
●岡田欣也
「杉浦さんのことですか?という項目。理由を語るのすらおこがましい」
●中嶋勝彦
「プロレスラー目線で見ても」
●谷口周平
「誰もが納得の体」
●YO-HEY
「ストイック。50を前にあの体の張りはエロい。大胸筋の下にシワもない。肌もきれい。キスしたい」
●杉浦貴
「みんな俺をいやらしい目で見ていると感じる」
[寸評]
ノアのボディメイク部門で圧倒的な選手内評価を得たのは、やはり杉浦だった。
デビューからレスリング元日本王者のアスリートボディが目を引いた。ヘビー級転向前後はウェイトもアップしていたが、2012年の欠場(腰椎椎間板ヘルニア)を機に肉体改造。かなり絞った筋骨隆々な姿で復帰し、40代後半に入っても維持どころかバルクアップを重ねて現在の肉体へと至っている。
アスリート要素もビルディング要素もある“動ける筋肉の鎧"を作り上げた杉浦には、レスラー内からもなかば“羨望の眼差し"を向けられている。今年50歳とは思えぬ肌ツヤと張りは「ズルい」(潮崎)、「エロい」(YO-HEY)との声が上がるほど。
ちなみに自薦した杉浦のコメントは、かなりの票数を集めていると伝えたうえでのもの。“中年ズリフト"(俵返し)も得意技だが、中年太りとは無縁のその肉体は、セクシーとすら言えるのかもしれない…。
◇第2位◇
マサ北宮
5票/24選手中
☆「マサ北宮」を選んだ選手の声
●モハメド ヨネ
「個人的には好きなのはマサの体。杉浦さんも凄いが、“昔のプロレスラー"の匂いがプンプンする。何より張りがいい」
●HAYATA
「レスラーっぽい」
●仁王
「自分がなれない体。タンク型。ザ・プロレスラー」
●稲村愛輝
「自分が目指したいのは、ああいう体の形。レスラーらしい体型と、体の厚み。いつ見ても張りが凄い。張りは食事やトレーニングすべてが出てくるものだと思っているので尊敬している」
●拳王
「昭和っぽくて凄く良い」
[寸評]
マサ北宮が5票を集めて2位に入った。
ボディメイク術が広く浸透した昨今、レスラーの体型トレンドも“かっこいいカラダ"路線へとシフトしてきたが、旧来の“レスラー体型"を若くして継承するのが北宮。いわゆる“固太り型"で、体型的にも師匠である故・マサ斎藤さんを継承している。
脂肪が少なく、筋肉の輪郭がはっきりと見えること。それがボディメイクの一般的価値観だが、プロレスラーなら「ほどよく脂肪も乗ったバルクアップした肉体が、パンパンに張っている」のも良し。まさにプロレスならではの価値観が浮かび上がった結果とも言える。
◇第3位◇
・YO-HEY
・清宮海斗
各2票/24選手中
☆「YO-HEY」を選んだ選手の声
●マサ北宮
「体だけ見ると。太らないのもそれも才能」
●鈴木鼓太郎
「見た目的にバキバキだから」
☆「清宮海斗」を選んだ選手の声
●井上雅央
「個人的にはバキバキすぎるとレスラーっぽくないと感じる。そういう意味では彼が良くなってきた」
●小川良成
「これも清宮海斗だねえ」
[寸評]
3位には、それぞれ2票を集めたYO-HEYと清宮。
もともと太りにくい体質のYO-HEYではあるが、均整の取れた肉体も持ち味。最近は“ボス"原田大輔が音頭をとる「RATEL'Sブートキャンプ」に参加して厚みも増してきており“カッコいいカラダ"具合に磨きをかけている。
清宮の肉体も日に日にたくましさを増す。自身のSNSでは頻繁にトレーニング風景をアップしており、肉体面でも“新しい風景"を目指して進化に余念がない。
次回のノア編・第5回は「スピード」部門をお届けします。
※24選手すべての投票先と理由の一覧は、連載最後に「総集編」として掲載予定です
[ノア編・第1回]マイクアピール部門
[ノア編・第2回]盛り上げ上手部門
[ノア編・第3回]パワー部門