【DRAGONGATE/NOAH】ウルティモが『闘龍門CASA』設立を発表 ノア・ドラゲー若手のメキシコでの遠征拠点に 2022/4/13
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DRAGONGATEの最高顧問でもあるウルティモ・ドラゴンが13日、都内で会見し、DRAGONGATEとノアの若手選手のメキシコでの遠征拠点として『闘龍門CASA(かーさ)』を設立すると発表した。 名伯楽が今度は2団体の選手育成に一役買う。闘龍門の“校長"として幾多の名レスラーを育て上げてきたウルティモが、メキシコに『闘龍門CASA』を設けることになった。 元来の闘龍門とは違って、デビュー済み若手選手の海外修行をサポートする受け入れ施設となる。会見でウルティモは「要は合宿所を2団体にお貸しして、そこを拠点としてメキシコからですけど、世界に。アメリカ、カナダ、ヨーロッパもまだまだマーケットたくさんありますので、若手の武者修行の場ということで、今回お貸しすることになりました」と説明した。 ウルティモは今年元日に行われたノア日本武道館大会にも参戦。その際に若手選手に「何かが足りない」と感じ、海外経験の必要性を思い立った。ノア、DRAGONGATEの経営陣とも同様の思いを共有できたことから、「たまたま合宿所が空いてるもので、だったら、じゃあそこを使って、そこを基地にして修行ができれば」と話が進んだという。「あとは自分の中で期待してるのはノアという団体とDRAGONGATEという団体、カラーが違いますよね。その中で海外で共同生活するにあたって、何か新しいものがそこから生まれてくれれば逆にうれしいですね」と化学反応への期待感も示した。 ウルティモ自身が手ほどきすることは「たぶんない」というが「もし『こいつは』って思った選手が現れたら、自分の遠征先に連れて行ったりとか、そういうことが起こるんじゃないかな、とは思います」とも。具体的な派遣選手についても現在検討中で、ノアを統括するサイバーファイトの武田有弘取締役は「春先ぐらいには第1弾を考えております」との見通しを示した。 【会見の模様】 ▼ウルティモ「このたびプロレスリング・ノアさん、そして我がDRAGONGATEの若手選手の海外武者修行の受け入れ先として、闘龍門メキシコがちょっと形態を変えて闘龍門CASA。要は合宿所を2団体にお貸しして、そこを拠点としてメキシコからですけど、世界に。アメリカ、カナダ、ヨーロッパもまだまだマーケットたくさんありますので、若手の武者修行の場ということで、今回お貸しすることになりました」 ――元来の登竜門と育成形態などは変わらない? ▼ウルティモ「今現時点で自分が言えるのは、自分が直接指導することはたぶんないと思います」 ――練習生から入れるのではなく、既存の団体から選手を受け入れる形に? ▼ウルティモ「そうなります。ただ、選手育成、人を育てるのは物凄くエネルギーもいりますし、あとはタイミング。『もしこいつは』って思った選手がいたら、そうするかもしれないし、これは自分の中でちょっとテンションも上げていかないといけないだろうし。もしそういう選手が現れれば、たぶん自分の遠征先に連れて行ったりとか、そういうことが起こるんじゃないかなっていうふうに思います」 ――ノアの選手も受け入れるとのことで、ノアの若手選手の印象は? ▼ウルティモ「1月1日にノアさんの日本武道館大会、出させていただいて、その時の印象だとDRAGONGATEと選手が似てるなって。みんな年も若いですし。その時、武田さんとお話しさせていただいたのは、まだ何かが足りない。これは海外を経験してる、してないというのは、その後のレスラー人生にすごく影響があると思うんですね。その中で武田さんもそうですし、DRAGONGATEの木戸社長も海外で何とか武者修行を積ませたい。そういう話があったので、たまたま合宿所が空いてるもので、だったら、じゃあそこを使って、そこを基地にして修行ができれば。ということと、あとは自分の中で期待してるのはノアという団体とDRAGONGATEという団体、カラーが違いますよね。その中で海外で共同生活するにあたって、何か新しいものがそこから生まれてくれれば逆にうれしいですね」 ――今回の取り組みによって得られる効果、期待はどのようなものがある? ▼武田取締役「本来、コロナ禍でなければ、一度海外で経験を積んで、いろいろ苦労して、また日本に戻るっていう従来のプロレス業界のパターンがあったと思うんですが、そこが止まっていたので。メキシコのルートとして、若手が知らない街で言葉も通じずに成長して戻ってきてほしいという気持ちで校長の方にお願いしました」 ――第1弾の遠征させたい選手は? ▼武田取締役「候補はいるんですが、これは逆に選ばれた選手はチャンスだと思いますので、もうちょっと様子を見て考えたいと思います。春先ぐらいには第1弾を考えております」
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DRAGONGATEの最高顧問でもあるウルティモ・ドラゴンが13日、都内で会見し、DRAGONGATEとノアの若手選手のメキシコでの遠征拠点として『闘龍門CASA(かーさ)』を設立すると発表した。
名伯楽が今度は2団体の選手育成に一役買う。闘龍門の“校長"として幾多の名レスラーを育て上げてきたウルティモが、メキシコに『闘龍門CASA』を設けることになった。
元来の闘龍門とは違って、デビュー済み若手選手の海外修行をサポートする受け入れ施設となる。会見でウルティモは「要は合宿所を2団体にお貸しして、そこを拠点としてメキシコからですけど、世界に。アメリカ、カナダ、ヨーロッパもまだまだマーケットたくさんありますので、若手の武者修行の場ということで、今回お貸しすることになりました」と説明した。
ウルティモは今年元日に行われたノア日本武道館大会にも参戦。その際に若手選手に「何かが足りない」と感じ、海外経験の必要性を思い立った。ノア、DRAGONGATEの経営陣とも同様の思いを共有できたことから、「たまたま合宿所が空いてるもので、だったら、じゃあそこを使って、そこを基地にして修行ができれば」と話が進んだという。「あとは自分の中で期待してるのはノアという団体とDRAGONGATEという団体、カラーが違いますよね。その中で海外で共同生活するにあたって、何か新しいものがそこから生まれてくれれば逆にうれしいですね」と化学反応への期待感も示した。
ウルティモ自身が手ほどきすることは「たぶんない」というが「もし『こいつは』って思った選手が現れたら、自分の遠征先に連れて行ったりとか、そういうことが起こるんじゃないかな、とは思います」とも。具体的な派遣選手についても現在検討中で、ノアを統括するサイバーファイトの武田有弘取締役は「春先ぐらいには第1弾を考えております」との見通しを示した。
【会見の模様】
▼ウルティモ「このたびプロレスリング・ノアさん、そして我がDRAGONGATEの若手選手の海外武者修行の受け入れ先として、闘龍門メキシコがちょっと形態を変えて闘龍門CASA。要は合宿所を2団体にお貸しして、そこを拠点としてメキシコからですけど、世界に。アメリカ、カナダ、ヨーロッパもまだまだマーケットたくさんありますので、若手の武者修行の場ということで、今回お貸しすることになりました」
――元来の登竜門と育成形態などは変わらない?
▼ウルティモ「今現時点で自分が言えるのは、自分が直接指導することはたぶんないと思います」
――練習生から入れるのではなく、既存の団体から選手を受け入れる形に?
▼ウルティモ「そうなります。ただ、選手育成、人を育てるのは物凄くエネルギーもいりますし、あとはタイミング。『もしこいつは』って思った選手がいたら、そうするかもしれないし、これは自分の中でちょっとテンションも上げていかないといけないだろうし。もしそういう選手が現れれば、たぶん自分の遠征先に連れて行ったりとか、そういうことが起こるんじゃないかなっていうふうに思います」
――ノアの選手も受け入れるとのことで、ノアの若手選手の印象は?
▼ウルティモ「1月1日にノアさんの日本武道館大会、出させていただいて、その時の印象だとDRAGONGATEと選手が似てるなって。みんな年も若いですし。その時、武田さんとお話しさせていただいたのは、まだ何かが足りない。これは海外を経験してる、してないというのは、その後のレスラー人生にすごく影響があると思うんですね。その中で武田さんもそうですし、DRAGONGATEの木戸社長も海外で何とか武者修行を積ませたい。そういう話があったので、たまたま合宿所が空いてるもので、だったら、じゃあそこを使って、そこを基地にして修行ができれば。ということと、あとは自分の中で期待してるのはノアという団体とDRAGONGATEという団体、カラーが違いますよね。その中で海外で共同生活するにあたって、何か新しいものがそこから生まれてくれれば逆にうれしいですね」
――今回の取り組みによって得られる効果、期待はどのようなものがある?
▼武田取締役「本来、コロナ禍でなければ、一度海外で経験を積んで、いろいろ苦労して、また日本に戻るっていう従来のプロレス業界のパターンがあったと思うんですが、そこが止まっていたので。メキシコのルートとして、若手が知らない街で言葉も通じずに成長して戻ってきてほしいという気持ちで校長の方にお願いしました」
――第1弾の遠征させたい選手は?
▼武田取締役「候補はいるんですが、これは逆に選ばれた選手はチャンスだと思いますので、もうちょっと様子を見て考えたいと思います。春先ぐらいには第1弾を考えております」
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