【NOAH】ダガ「今必要なのはモンスター」、王者AMAKUSAは「我の願いはただ一つ」 GHCジュニア調印式 2024/8/28

 9・1大阪大会のGHCジュニアヘビー級選手権試合「(王者)AMAKUSAvsダガ(挑戦者)」に向けた調印式が28日、都内で開かれた。

 昨年末からダガの“絶対王政"が続いてきたノアジュニアだが、今年7月に長期欠場から復帰したAMAKUSAが一発奪取。日本武道館の大舞台で屈辱の転落となったダガがリターンマッチを要求し、立場を逆転しての再戦が大阪で行われることになった。

 この日の調印式ではダガが怒りの問題提起。「俺が来るまでのノアジュニアというのはまったく活性化していなかった。チャンピオンたる者、他の人間にできないことをしっかりやり遂げる必要があるのに、こいつは俺からベルトを奪ったが、何もしていない」と王者AMAKUSAを断罪したうえで、「ハッキリ言っておく。今の時代、ヒーローなんていらないんだ。いい子ちゃんぶるヤツもいらない。今ここに必要なのは俺のようなモンスターだ。俺こそが最強のチャンピオンであり、本来のチャンピオン、本物のチャンピオンだ。俺がこのベルトを取り戻して、俺の王国を再び築き上げる」と机上に置かれたベルトを我が手に取りながら熱弁をふるった。

 迎え撃つAMAKUSAも「確かにまだ我は何も成し遂げておりません」と認めつつも、「輝く至宝を授かりし、その日から我の願いはただ一つ。我らの戦いで一人でも多くの心に響き、この素晴らしき世界を広く世に伝えることにございまする」と大志を強調。「また、し烈になるであろう、この戦いを必ず制し、この先の時を動かしていく者は百獣の国の支配者か、方舟の宣教者か…という問いかけ、愚問ではございませんか?」と自問自答の“愚問節"を交えつつ、「決戦は9月1日、大阪。今一度、いざ尋常に勝負! 我の妙技とくとご覧ください」と熱戦をつむいだうえでの返り討ちを誓った。


【会見の模様】

▼ダガ「自分が初めてNOAHに来たのは去年のことだ。1年足らずでタッグ王者になった。そして同じく1年足らずでジュニアのチャンピオンになった。俺こそがNOAHのジュニア部門を作った。それまでのNOAHジュニアというのは全く活性化していなかった。俺こそが最強のチャンピオンだ。チャンピオンたる者、他の人間にできないことをしっかりやり遂げる。チャンピオンらしくいなければいけないのに、こいつは俺からベルトを奪ったが、何もしていないじゃないか。俺からこのベルトを奪えたのは、ただラッキーなだけだった。そして、このベルトを手にしても、何も成し遂げずに今こうしてここにいる。だから俺はこのベルトを自分の元、本来あるべきところに取り戻す。ハッキリ言っておくと今の時代、ヒーローなんていらないんだ。いい子ちゃんぶるヤツもいらない。今ここに必要なのは俺のようなモンスターだ。俺がこのベルトを取り戻したら、NOAHのジュニアをもっともっと高みに上げてやる。お前には絶対に無理なことだ。俺こそが最強のチャンピオンであり、本来のチャンピオン、本物のチャンピオンだ。俺がこのベルトを取り戻して、俺の王国を再び築き上げる」

▼AMAKUSA「我の名はAMAKUSA。以後お見知りおきを。畏れながら申し上げまする。挑戦者にして最強、百獣の王殿との再戦。やはり避けられぬ運命(さだめ)。しかし、そなたとの至高の戦(いくさ)であれば、謹んでお受けいたしまする。しかし、こんなにも早く巡ってまいるとは。確かにまだ我は何も成し遂げておりません。輝く至宝を授かりし、その日から我の願いはただ一つ。我らの戦いで一人でも多くの心に響き、この素晴らしき世界を広く世に伝えることにございまする。また、し烈になるであろう、この戦いを制し、この先の時を動かしていく者は百獣の国の支配者か? 方舟の宣教者か?…という問いかけ、愚問ではございませんか? 決戦は9月1日、大阪。今一度、いざ尋常に勝負! 我の妙技とくとご覧ください」