【NOAH】齋藤が“王者のまま引退"宣言、防衛戦も視野 丸藤「負ける要素ひとつもない」GHCタッグ調印式 2024/8/28
フォトギャラリー
9・1大阪大会のGHCタッグ選手権試合「(王者)丸藤正道&杉浦貴vs齋藤彰俊&モハメド ヨネ(挑戦者)」に向けた調印式が28日、都内で開かれた。 11月引退を控える齋藤がヨネとのTEAM NOAHコンビで挑戦表明。新世代中心の熱戦が続いた『N-1 VICTORY 2024』優勝決定戦が行われる大阪ビッグマッチで、NOAHを旗揚げ当初から支え続けてきた4人によるタッグ王座戦が行われる。 覚悟の挑戦となる齋藤は「二人の絆は強い。一瞬たりとも迷ったら、すぐ切られるんだろうな。そういう覚悟は持ってます。だから刃のもとに心を置く。忍んで太刀の下に一歩でも先に入らなければ、すぐ切られてしまう。押しながら忍ぶ。“押忍"でこの確率を変えてみようと思います」と独特の表現で王者攻略を見据えた。 もちろん狙うは“タッグ王者のまま引退"だ。「引退まで今から3ヵ月、一年の4分の1。日本には四季がありますが、その中の一つの季節を思いきり熱くしようかなと。3ヵ月あれば防衛戦もできますし、ベルトをもらったままリングを降りようと思ってます」と、早くも防衛戦まで示唆して“燃ゆる秋"を見据えた。 迎え撃つ丸藤、杉浦も引退する齋藤への思いは深い。杉浦が「齋藤彰俊の思い、そしてモハメド ヨネの思い、TEAM NOAHの思い、いろんな思いがあると思うんですけど、それを試合で感じたい。試合で会話したいと思ってます」と語れば、丸藤も「いがみ合ったり憎しみあったりのタイトルマッチもあるかもしれないですけど、しっかりとした今までのNOAHの歴史を感じさせるような試合をしたい。N-1の決勝がありますけど、その戦いに負けないような、その戦いに良いプレッシャーを与えられるような、良い試合をしっかりしたい」と“NOAHの歴史"をつむぐ一戦を思い描いた。 その一方で丸藤は「ひとつ言えることは、申し訳ないけども負ける要素が一つもないです」とキッパリ。この断言に燃えたのはヨネで「やっぱりアッキーの引退も間近、花を持たせたい、そしてベルトを持ったまま引退するっていうのも本当にカッコいいと思うんでね。俺が隣でアッキーを男にさせたいなと思います。だから負ける要素がないと言われても、私たちには勝ちしかありません」と断言しながら返答し、齋藤も「なんでみんなNOAHを見てるんだ? それは何が起こるか分からないから、NOAHのリングでの戦いが面白いんじゃないのか? だから、それを見せる!」と言い切ってみせた。 【会見の模様】 ▼ヨネ「ホントね、齋藤さん。アッキーと言わせてもらってますけど、アッキーと組んで、このタイミングでタッグに挑戦するってことは物凄くワクワクします。やっぱりタイトルマッチ決まると緊張してドキドキして、『ああどうしよう、どうしよう』と思うこともあるんですけど、ワクワクのほうが勝ってるという不思議な気持ち、大阪で全力でぶつけたいと思います。よろしくお願いします」 ▼齋藤「今、モハメド ヨネ選手からうれしいお言葉をいただいて、今の言葉、全く一緒です。ヨネ選手と、この自分にとって物凄く思い入れのあるGHCタッグというとこに同じコーナーでいけるのがとてもうれしく、心強く思ってます。そしてチャンピオンチーム、これは皆さん、よくご存じだと思いますが、これだけ絆が強くて、これだけのことを成し遂げてきた二人が組んでるから、それはとてつもなく強いと思っている。だから一瞬たりとも引いたり、一瞬たりとも迷ったら、すぐ切られるんだろうな。そういう覚悟は持ってます。だから刃のもとに心を置く。忍んで太刀の下に一歩でも先に入らなければ、すぐ切られてしまう。押しながら忍ぶ。押忍でこの確率を変えてみようと思います」 ▼杉浦「大阪のタイトルマッチは齋藤彰俊の思い、そしてモハメド ヨネの思い、TEAM NOAHの思い、いろんな思いがあると思うんですけど、それを試合で感じたい。試合で会話したいと思ってます。そして私たちが勝ちます」 ▼丸藤「この場で言うことじゃないかもしれないですけども、齋藤さんが引退を発表されて、このタイトルマッチが組まれ。本来ならば齋藤さんに有終の美というものをぜひとも飾ってほしいなと思うところなんですけども、立場上、こちらもチャンピオンなんで、そこは譲ることもできないですし。今回、ヨネ選手も齋藤さんのそういう思いを感じながら挑戦表明してくれたことはひじょうにうれしいんですけど、二人の絆よりも俺は杉浦さんとの絆のほうが強いと思ってます。ここでやっぱり譲ることができないんで、必ず大阪で防衛します。いがみ合ったり憎しみ合ったりのタイトルマッチもあるかもしれないですけど、しっかりとした今までのNOAHの歴史を感じさせるような試合をしたいと思います。そして一つ言えることは、申し訳ないけども負ける要素が一つもないです」 ――N-1を若い選手が盛り上げてきた中でNOAHを旗揚げ当初から支えてきた4人でタイトルマッチを行う思いは? ▼齋藤「若い選手も頑張ってきて、今新しいNOAHを作ってるでしょうし。だけど、NOAHの戦いっていうのはNOAHなんですよ。だから、そこに昔からとか歴史とか、そういったものもあるかもしれないですけど、とにかく9月1日、エディオンアリーナ大阪ではNOAHの凄い戦いをするという、それだけですよね」 ――GHCタッグにどんな思い入れがある? ▼齋藤「もちろんタッグというのは一人だけでは勝てないので。やはり二人の絆というんですかね。もちろんNOAHという絆もあるでしょうしね。そういう中で同じコーナーに立てる絆を持った選手との決戦といいますかね。そこでどういったものが出せるか、どれだけの絆を見せられるかというところだと思いますので。今までパートナーに恵まれてきましたけど、今回も凄く恵まれてるので、これは突き進みます」 ――引退前のタイトル挑戦は異例だが、ベルトを巻いたまま引退する? ▼齋藤「そうですね。今から3ヵ月といわれてますけども、4分の1というかね、日本の中に四季、春夏秋冬というのもありますけどね。その中の一つの季節というかね、そこを思いきり熱くしようかなと。3ヵ月あれば防衛戦もできますし、ベルトをもらったままリングを降りようと思ってます」 ――N-1決勝が行われる中でのタッグ王座戦のシチュエーションを王者としてどう捉えている? ▼丸藤「このシリーズ、N-1の選手たちがしっかり盛り上げ、素晴らしい戦いを繰り広げてきた中で、そこに参加しなかったこの4人がいかにタイトルマッチの重要性を見せられるかも大事だと思うんで。N-1の決勝がありますけど、その戦いに負けないような、その戦いにいいプレッシャーを与えられるような、いい試合をしっかりしたいなとは思ってます」 ――丸藤選手から「負ける要素は一つもない」と言われたが? ▼ヨネ「やっぱりアッキーの引退も間近、花を持たせたい。そしてベルトを持ったまま引退するっていうのも本当にカッコいいと思うんでね。俺が隣でアッキーを男にさせたいなと思います。だから負ける要素がないと言われても、私たちには勝ちしかありません」 ▼齋藤「隣にはファンキーのころから一緒に組んできたヨネ選手がいますし、先ほど言った確率や要素、いろんなことがあると思います。それはあるかもしれないけど、なんでみんなNOAHを見てるんだ? それは何が起こるか分からないから、NOAHのリングでの戦いが面白いんじゃないのか? だから、それを見せる! それだけかな」
フォトギャラリー
9・1大阪大会のGHCタッグ選手権試合「(王者)丸藤正道&杉浦貴vs齋藤彰俊&モハメド ヨネ(挑戦者)」に向けた調印式が28日、都内で開かれた。
11月引退を控える齋藤がヨネとのTEAM NOAHコンビで挑戦表明。新世代中心の熱戦が続いた『N-1 VICTORY 2024』優勝決定戦が行われる大阪ビッグマッチで、NOAHを旗揚げ当初から支え続けてきた4人によるタッグ王座戦が行われる。
覚悟の挑戦となる齋藤は「二人の絆は強い。一瞬たりとも迷ったら、すぐ切られるんだろうな。そういう覚悟は持ってます。だから刃のもとに心を置く。忍んで太刀の下に一歩でも先に入らなければ、すぐ切られてしまう。押しながら忍ぶ。“押忍"でこの確率を変えてみようと思います」と独特の表現で王者攻略を見据えた。
もちろん狙うは“タッグ王者のまま引退"だ。「引退まで今から3ヵ月、一年の4分の1。日本には四季がありますが、その中の一つの季節を思いきり熱くしようかなと。3ヵ月あれば防衛戦もできますし、ベルトをもらったままリングを降りようと思ってます」と、早くも防衛戦まで示唆して“燃ゆる秋"を見据えた。
迎え撃つ丸藤、杉浦も引退する齋藤への思いは深い。杉浦が「齋藤彰俊の思い、そしてモハメド ヨネの思い、TEAM NOAHの思い、いろんな思いがあると思うんですけど、それを試合で感じたい。試合で会話したいと思ってます」と語れば、丸藤も「いがみ合ったり憎しみあったりのタイトルマッチもあるかもしれないですけど、しっかりとした今までのNOAHの歴史を感じさせるような試合をしたい。N-1の決勝がありますけど、その戦いに負けないような、その戦いに良いプレッシャーを与えられるような、良い試合をしっかりしたい」と“NOAHの歴史"をつむぐ一戦を思い描いた。
その一方で丸藤は「ひとつ言えることは、申し訳ないけども負ける要素が一つもないです」とキッパリ。この断言に燃えたのはヨネで「やっぱりアッキーの引退も間近、花を持たせたい、そしてベルトを持ったまま引退するっていうのも本当にカッコいいと思うんでね。俺が隣でアッキーを男にさせたいなと思います。だから負ける要素がないと言われても、私たちには勝ちしかありません」と断言しながら返答し、齋藤も「なんでみんなNOAHを見てるんだ? それは何が起こるか分からないから、NOAHのリングでの戦いが面白いんじゃないのか? だから、それを見せる!」と言い切ってみせた。
【会見の模様】
▼ヨネ「ホントね、齋藤さん。アッキーと言わせてもらってますけど、アッキーと組んで、このタイミングでタッグに挑戦するってことは物凄くワクワクします。やっぱりタイトルマッチ決まると緊張してドキドキして、『ああどうしよう、どうしよう』と思うこともあるんですけど、ワクワクのほうが勝ってるという不思議な気持ち、大阪で全力でぶつけたいと思います。よろしくお願いします」
▼齋藤「今、モハメド ヨネ選手からうれしいお言葉をいただいて、今の言葉、全く一緒です。ヨネ選手と、この自分にとって物凄く思い入れのあるGHCタッグというとこに同じコーナーでいけるのがとてもうれしく、心強く思ってます。そしてチャンピオンチーム、これは皆さん、よくご存じだと思いますが、これだけ絆が強くて、これだけのことを成し遂げてきた二人が組んでるから、それはとてつもなく強いと思っている。だから一瞬たりとも引いたり、一瞬たりとも迷ったら、すぐ切られるんだろうな。そういう覚悟は持ってます。だから刃のもとに心を置く。忍んで太刀の下に一歩でも先に入らなければ、すぐ切られてしまう。押しながら忍ぶ。押忍でこの確率を変えてみようと思います」
▼杉浦「大阪のタイトルマッチは齋藤彰俊の思い、そしてモハメド ヨネの思い、TEAM NOAHの思い、いろんな思いがあると思うんですけど、それを試合で感じたい。試合で会話したいと思ってます。そして私たちが勝ちます」
▼丸藤「この場で言うことじゃないかもしれないですけども、齋藤さんが引退を発表されて、このタイトルマッチが組まれ。本来ならば齋藤さんに有終の美というものをぜひとも飾ってほしいなと思うところなんですけども、立場上、こちらもチャンピオンなんで、そこは譲ることもできないですし。今回、ヨネ選手も齋藤さんのそういう思いを感じながら挑戦表明してくれたことはひじょうにうれしいんですけど、二人の絆よりも俺は杉浦さんとの絆のほうが強いと思ってます。ここでやっぱり譲ることができないんで、必ず大阪で防衛します。いがみ合ったり憎しみ合ったりのタイトルマッチもあるかもしれないですけど、しっかりとした今までのNOAHの歴史を感じさせるような試合をしたいと思います。そして一つ言えることは、申し訳ないけども負ける要素が一つもないです」
――N-1を若い選手が盛り上げてきた中でNOAHを旗揚げ当初から支えてきた4人でタイトルマッチを行う思いは?
▼齋藤「若い選手も頑張ってきて、今新しいNOAHを作ってるでしょうし。だけど、NOAHの戦いっていうのはNOAHなんですよ。だから、そこに昔からとか歴史とか、そういったものもあるかもしれないですけど、とにかく9月1日、エディオンアリーナ大阪ではNOAHの凄い戦いをするという、それだけですよね」
――GHCタッグにどんな思い入れがある?
▼齋藤「もちろんタッグというのは一人だけでは勝てないので。やはり二人の絆というんですかね。もちろんNOAHという絆もあるでしょうしね。そういう中で同じコーナーに立てる絆を持った選手との決戦といいますかね。そこでどういったものが出せるか、どれだけの絆を見せられるかというところだと思いますので。今までパートナーに恵まれてきましたけど、今回も凄く恵まれてるので、これは突き進みます」
――引退前のタイトル挑戦は異例だが、ベルトを巻いたまま引退する?
▼齋藤「そうですね。今から3ヵ月といわれてますけども、4分の1というかね、日本の中に四季、春夏秋冬というのもありますけどね。その中の一つの季節というかね、そこを思いきり熱くしようかなと。3ヵ月あれば防衛戦もできますし、ベルトをもらったままリングを降りようと思ってます」
――N-1決勝が行われる中でのタッグ王座戦のシチュエーションを王者としてどう捉えている?
▼丸藤「このシリーズ、N-1の選手たちがしっかり盛り上げ、素晴らしい戦いを繰り広げてきた中で、そこに参加しなかったこの4人がいかにタイトルマッチの重要性を見せられるかも大事だと思うんで。N-1の決勝がありますけど、その戦いに負けないような、その戦いにいいプレッシャーを与えられるような、いい試合をしっかりしたいなとは思ってます」
――丸藤選手から「負ける要素は一つもない」と言われたが?
▼ヨネ「やっぱりアッキーの引退も間近、花を持たせたい。そしてベルトを持ったまま引退するっていうのも本当にカッコいいと思うんでね。俺が隣でアッキーを男にさせたいなと思います。だから負ける要素がないと言われても、私たちには勝ちしかありません」
▼齋藤「隣にはファンキーのころから一緒に組んできたヨネ選手がいますし、先ほど言った確率や要素、いろんなことがあると思います。それはあるかもしれないけど、なんでみんなNOAHを見てるんだ? それは何が起こるか分からないから、NOAHのリングでの戦いが面白いんじゃないのか? だから、それを見せる! それだけかな」
フォトギャラリー
【関連記事】N-1決勝&GHC戦は「ALL REBELLIONリーダー決定戦」に 拳王が“Mr.めんどくさい"ぶり全開 GHCヘビー調印式