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5/2【全日本】“一発”で早期奪回だ 5・16後楽園アジア挑戦へ宮原&鼓太郎が決意表明(写真あり)

 5・16後楽園大会で入江茂弘&石井慧介組の保持するアジアタッグ王座に挑戦することになった宮原健斗&鈴木鼓太郎のXceedコンビが2日、東京・湯島の全日本事務所で会見。早期奪回への強い思いを口にした。

 DDT4・29後楽園大会で王者組だった秋山準&金丸義信組が入江&石井のドリフ軍に敗退。人づてに王座流出を聞き「マジかよ、嘘だろ」と思ったという鼓太郎は、即座に文書を通じて奪回へ名乗りを上げた。

 SUSHI&めんそ〜れ親父の“寿司親父"も名乗りを上げていたが、PWFのドリー・ファンク・ジュニア会長と渕正信取締役が協議した結果、ほぼ“即決"で宮原&鼓太郎組を指名。会見で鼓太郎は「お客さんからの支持、実績、集客…どれをとっても僕らに分があると思っています。プロとしてお客さんを満足させる試合をしてベルトを獲り戻せるのは俺と健斗しかいない」と強調した。

 王者組については「パートナーは青木でしたけど、かつて(現王者に)勝って防衛したことのある相手でもありますし、正月には20分引き分けで自分としては“To be continued"という思いもあったんで、良い機会かなとも感じてますね」と鼓太郎。「勝ちを狙っていくなら石井狙い。でも個人的には入江選手から獲りたいなとは思いますけどね。そこは健斗と相談しつつ」と早くも策をめぐらせている。

 宮原にとっては、初のベルト戴冠のチャンスでもある。「全日本の管理する日本最古のベルト。それに挑戦するのは夢、というより想像もできなかった」というが、「アジアタッグ流出ということで、聞いた瞬間に自分が行かないといけないという気持ちになりました。アジアタッグは全日本のベルト。他団体が持ってるなら見過ごせないのは当たり前です」と今回ばかりは何より奪回への思いが強い。

 Xceedとしても潮崎豪を欠く現状。「だからこそXceedとして結果を残さないと」(鼓太郎)、「潮崎さんの穴を埋めるのは僕しかいない」(宮原) 早期奪回の手柄で“潮崎なし"でもXceedの存在感を高めてみせるか。


【会見の模様】
――王座挑戦が決まったが?

▼鼓太郎「正直バーニングが負けるとは思っていなかったので、GAORA王座に照準を合わせていましたが、緊急事態ですので名乗りを上げていただきました。寿司親父からも名乗りがあったと思いますが、お客さんからの支持、実績、集客…どれをとっても僕らに分があると思っています。プロとしてお客さんを満足させる試合をしてベルトを獲り戻せるのは俺と健斗しかいないと思っています」

▼宮原「アジアタッグ流出ということで、聞いた瞬間に自分が行かないといけないという気持ちになりました。アジアタッグは全日本のベルト。他団体が持ってるなら見過ごせないのは当たり前です。5月16日、一発で獲って自分の腰に初のベルトを巻きたいと思います」

――秋山&金丸組が負けた時の心境は?

▼鼓太郎「試合は観ていないんですが、知り合いから聞いた時は『マジかよ、嘘だろ』と。同時にすぐ行かないとな、と思いましたね。パートナーは青木でしたけど、かつて(現王者に)勝って防衛したことのある相手でもありますし、正月には20分引き分けで自分としては“To be continued"という思いもあったんで、良い機会かなとも感じてますね」

――宮原選手は現王者組の印象は?

▼宮原「若さ的に言うと同じくらいの世代になると思いますけど、誰が持ってるとかは関係なしにアジアタッグをヨソの団体が持ってるということ自体が気に食わない。僕はチャンピオンチームというより、アジアタッグを取り返す気持ちのほうが強いですね」

――潮崎が欠場中だが?

▼鼓太郎「だからこそXceedとして結果を残さないといけないと思いますね」

▼宮原「潮崎さんの穴を埋めるのは僕しかいないと思ってます」

――言える範囲で攻略プランは?

▼鼓太郎「勝ちを狙っていくなら石井狙い。でも個人的には入江選手から獲りたいなとは思いますけどね。そこは健斗と相談しつつ、ですね」

――宮原選手はアジアタッグそのものに対する印象は?

▼宮原「全日本の管理する日本最古のベルト。それを巻くのは夢、というより想像もできなかったんですけど、こういうチャンスが訪れた。彼らにベルトを任せてられないというのが率直な意見。僕と鼓太郎さんが巻いたほうが全日本ファンもモヤモヤ感が取れると思いますし、とにかくその(取り返したい)思いが大きいですね」

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