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5/7【全日本】5・16後楽園で世界タッグV3戦決定 諏訪魔、対ビッグガンズへ持久戦を予告(写真あり)

 5・16後楽園大会でザ・ビッグガンズとの世界タッグ王座3度目の防衛戦が決まった諏訪魔が7日、都内・全日本事務所での発表会見に出席。自身の挑戦者チーム公募を受けて名乗りを上げたゼウス&The Bodyguard迎撃へ向けてスタミナを攻略ポイントに定め、持久戦を予告した。

 チャンピオン・カーニバル覇者・大森隆男の世界タッグ挑戦を拒んだ諏訪魔は次期挑戦者チームを公募。いの一番にビッグガンズが名乗りを上げ、この日、5・16後楽園大会でのタイトルマッチが決まった。

 3・28津大会で初参戦した時、ビッグガンズを初めて目にした諏訪魔は「とにかくムキムキででかいガイジンみたいなチーム」との第一印象を抱いた。全日マットにおける実績はまだ乏しいものの、「自分の大好きな肉弾戦ができる相手なのかなと」との思いから受けて立つことを決めた。パートナーのジョー・ドーリングもチャンピオン・カーニバル公式戦でゼウスとドローに終わっており、「はっきり自分が上だと証明したい」と燃えているという。

 大型揃いの新生・全日本にあって、ゼウスとBodyguardは他に類を見ない筋肉マンタイプ。「当然、プロレスラーたるものマッチョもいいけど、筋肉の上に脂肪をつけろ。そういうのがプロレスラーの体型なんじゃないかと思う部分もある」と考える諏訪魔は、ビッグガンズの攻略ポイントを持久戦に定めた。

 「グラウンドでしっかりスタミナを奪いにいく」と宣言した諏訪魔は、自慢のレスリングテクニックでゼウスとBodyguardを着実に消耗させ、動きを鈍らせてから料理するつもり。「後楽園大会ではどっちがプロレスラーとしてのポテンシャル、打たれ強さ、そういうものを示せるか」と自信をのぞかせつつ、V3を自らに義務づけた。

 「当然、三冠に挑戦できないから世界タッグという考えは未だに気に食わない」。変わらぬ大森への嫌悪感をあらわにした諏訪魔は、「このカードで後楽園、開幕戦やったら面白ぇんじゃないかなと思ってるし、大森隆男の挑戦よりもいいんじゃないか」と皮肉たっぷりに強調。「絶対勝って世界タッグ防衛して、このシリーズ、Evolution中心で盛り上げていく」と誓うばかりだった。

【会見における諏訪魔】
▼諏訪魔「前回の会見で世界タッグの挑戦者を募集すると、そういうものを投げかけたら、ゼウス、Bodyguardその二人が名乗りを上げてきたということで、自分の相方のジョーにもその話をしたら、ぜひやりたいと。チャンピオン・カーニバルでジョーはゼウスと30分引き分けをしてるわけで、どうもジョー自身もそこが気になってると。『はっきり自分が上だと証明したい』と強く言われました。俺もゼウス、Bodyguard、ああいうでかい筋肉ムキムキのチームだけど、そこと対戦するのは面白いんじゃないかなと。自分の大好きな肉弾戦ができる相手なのかなと思って、挑戦を受けると会社に伝えました。このカードで後楽園、開幕戦やったら面白ぇんじゃないかなと思ってるし、大森隆男の挑戦よりもいいんじゃないか。そういう結論になりました。絶対勝って世界タッグ防衛して、このシリーズ、Evolution中心で盛り上げていく。佐藤も会見したし、いい流れでもっていけると思います」

――大森から不満も出そうだが?

▼諏訪魔「向こうの世界タッグにかける意気込みは次のシリーズを通して聞きたい、理解したいと思ってるんでね。この間(チャンピオン・カーニバル優勝戦進出決定戦で)負けてるんで上から目線で言い切れないんだけど、こっちとしては、今チャンピオン・カーニバルに優勝した翌大会の一発目で世界タッグ、そういう向こうの勢いがあるわけで、そういうのをいなす部分もあって今じゃないと。当然、三冠に挑戦できないから世界タッグという考えは未だに気に食わない。(5・16後楽園の大森の試合は)諏訪魔&ジョーvsゼウス&Bodyguardより間違いなく下なんだから、順番は当然の結果だろうと。俺の方が下にされたらシャクだけどね。いいよ、俺らセミで大森隆男がメインでも。優勝したんだからやってもらっても構わない。そこは大森隆男の意見を求めるよ」

――挑戦者組のビッグガンズをどう評価する?

▼諏訪魔「とにかくムキムキででかいガイジンみたいなチームだなというのは一発目の三重(3・28津)で見た印象。当然、プロレスラーたるものマッチョもいいけど、筋肉の上に脂肪をつけろ。そういうのがプロレスラーの体型なんじゃないかと思う部分もあるんでね。開幕・後楽園大会ではどっちがプロレスラーとしてのポテンシャル、打たれ強さ、そういうものを示せるか楽しみ。まずは絶対勝ちたい。勝たなきゃ大森隆男どうこう言っていられないんだから」

――ビッグガンズを退けたあとも挑戦者チームを公募していく?

▼諏訪魔「勝たなきゃ先に進めないんでね。面白いカードを提供していきたいというのは強く思ってます」

――マッチョマン対策で考えている作戦などは?

▼諏訪魔「当然ぶつかり合いは向こうも得意なところかなと思ってる。グラウンドでしっかりスタミナを奪いにいく。中盤、終盤になればどれだけ動けるかも重要になってくるし。スタミナと瞬発力。動き続けられるかだね」

――当日は鶴田さんメモリアルマッチもあり、防衛を捧げたい

▼諏訪魔「それが一番ベストな形じゃないのかなと。今そういうふうに聞いて、逆に絶対勝って、そういう形にしたいですね」

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