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6/3【NOAH】7・5有コロGHCジュニア王座戦「原田vs拳王」が正式決定 原田「ノアジュニア絶頂期へ大事な一戦」、羅喉対策にも自信(写真あり)

 ノアは3日、7・5有明コロシアム大会で「(選手権者)原田大輔vs拳王(挑戦者)」のGHCジュニアヘビー級選手権試合を行うと発表した。拳王必殺の羅喉(らご※変型パワーボム)対策に絶対の自信をみせた原田は、「ノアジュニアの絶頂期をもう一度作るためにも大事な試合になる」と気合を入れた。

 5・31有明大会ではクワイエット・ストームの挑戦を退けてV2に成功。試合後には拳王の“襲撃挑戦表明"を許し、羅喉で大の字となる屈辱を味わった。

 この日、正式に7・5有コロでの王座戦が決定。東京・有明のノア事務所で会見した原田は「拳法の世界王者だったわけですし、持ってるものは凄い」とポテンシャルを認めつつも、拳王のこれまでの姿勢に疑問を呈した。

 超危暴軍の切り込み役としての役割を担ってきた拳王は、「ノアに来て半年。そろそろ本気を出して、拳王本来の“強さ"を前面に出していく」と宣言。5・31有明大会では封印していた必殺技・羅喉を解禁したうえで、一気に挑戦表明まで突き抜けた。

 原田は「あえて出さずに(強さを)温存してた…と言っていましたけど、だったら今までなぜ隠していたのか。超危暴軍にいて強さを出せないのなら、そこにいる必要はないはず。僕は強くなるためにNO MERCYに入りましたけど、彼は強さを隠すために超危暴軍に入ったんですかね」とバッサリ。

 さらに原田は、挑戦表明時に“最大奥義"を出してしまった拳王の浅はかさも指摘。「ストームとの防衛戦では『ラリアットだけは食らわんとこう』と思いながらも食らってしまいましたが、キックアウトできたのは前哨戦で食らった免疫が生きたんだと思います。だから、あそこで必殺技を出してしまったら、僕にはもうかからない。彼としては失敗だったと思う。もう免疫はできたんで、次食らっても返せる自信はあります」と羅喉対策に自信をみせた。

 拳王は“強さ"を前面に出したうえで、セコンドの大原をフル活用する可能性も十分だが、原田は「介入とかはいつもやってくること。こっちには玄藩さんがいるんで、いざとなったら昇龍玄藩で蹴散らしてもらいます」と大原対策として、平柳玄藩のセコンド投入を予告。“原田&玄藩vs拳王&大原"の側面も出てきた。

 原田は元大阪プロレス王者であり、拳王は元みちのく王者。ノア参戦に伴って保持していたベルトを返上した共通項を持つ。原田も「大阪プロレスも、もともとはみちのくプロレスから分かれてできた団体。流派として似てる部分はある。それぞれ大阪、みちのくからノアに来て、めぐり合わせがあった。そういう意味では楽しみ」と話した。

 原田としては初めてGHCジュニア王者として迎える大一番。「前回の有明コロシアム(3月)はチャレンジャーでしたけど、今回はチャンピオン。チャンピオンとして恥ずかしくない試合をしたい。ノアジュニアの絶頂期を作るためにも大事な試合になる」。石森が再興した方舟ジュニアを再び黄金期に導くためにも、夏の有コロは正念場となる。

※会見における原田の詳細コメントは容量の都合上、別項に掲載いたします

☆7/5(土)東京・有明コロシアム『GREAT VOYAGE 2014 in Tokyo vol.2』16:00開場、17:00開始

▼GHCジュニアヘビー級選手権試合
[挑戦者]
拳王
(1/60)
原田大輔
[第27代選手権者]
※原田3度目の防衛戦

▼GHCヘビー級選手権試合
[挑戦者]
丸藤正道
(1/60)
永田裕志
[第21代選手権者]
※永田5度目の防衛戦

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