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6/3【NOAH】会見における原田の詳細コメント

 3日に東京・有明のノア事務所で拳王との防衛戦(7・5有明コロシアム大会)に向けて会見したGHCジュニアヘビー級王者・原田大輔のコメントは以下の通り。


【会見の模様】
――ストーム戦後はノーコメントだったが?

▼原田「クワイエット・ストームはジュニアギリギリの体重だったので、やっぱり一発が重かったですし、大阪で2年くらい前に戦った時と比べても技も増えてて、力も増していて凄く苦しい戦いでした。ラリアットだけは絶対食らわんとこうと思いながらも食らってしまった。ただ、前哨戦で一回食らった免疫が生きて何とかキックアウトができました。試合終わって拳王が出てきて、彼は必殺技を出してきましたけど、あそこで出してしまったのは彼の失敗だと思ってます。もう(免疫ができて)タイトルマッチではかかりませんよ、と。前回の有明コロシアムはチャレンジャーとして挑んだ舞台ですけど、今回はチャンピオンとして迎える形。チャンピオンとして、どんな相手であろうと恥ずかしくない試合をしたいと思ってます」

――ここ最近の拳王の印象は?

▼原田「持ってるものは凄いと思ってますし、それをあえて出さずに超危暴軍のスタイルをやっていた。彼は『今まで隠してた強さを出す』と言ってましたが、なぜ隠してたのか。僕は疑問に思いましたね。超危暴軍にいたら“強さ"が出せないなら、もうそこにいる必要はないんじゃないかな?と思いました」

――拳王の強さそのものは警戒する?

▼原田「そうですね。打撃では日本拳法の世界チャンピオンになってるんで、その辺は警戒しています。ただ、僕がNO MERCYに入ったのは強くなりたいから。でも彼はその強さを隠すために超危暴軍に入ってるのか?って感じですね」

――王座戦は強さを全面に出す姿勢で来て欲しい?

▼原田「どっちでもいいっす。それこそタイトルマッチで強さを全面に押し出してきたら、なんで超危暴軍にいるんですか?って話になるとは思いますけど、そこは彼に任せたい。僕はチャンピオンとしてドーンと迎え撃ちたい」

――拳王は超危暴軍的なファイトと本来の強さ、両方出来る幅の広さがあることを強調しているのだと思うが?

▼原田「まぁ(大原の)介入とかはいつもやってくることなんで。こっちには玄藩さんがいる。いざとなったら昇龍玄藩で蹴散らしてもらおうかな、と」

――自身と拳王は、大阪とみちのくの元王者。しかもともに王座を返上してノア参戦を果たしているが?

▼原田「大阪プロレスはもともとはみちのくプロレスから分かれてできた団体。流派というか元の部分は似てる。それぞれの団体でチャンピオンで、こうしてノアに来てめぐり合った。そういうことを考えると、僕としても楽しみな部分はありますね」

――拳王必殺の羅喉対策の出来上がりつつある?

▼原田「まだ完全にはできていない。でも一回食らって免疫ができたんで、次食らっても返せる自信はあります」

――目標とするノアジュニア黄金時代の再到来に向けてかなり重要な一戦となる?

▼原田「そうですね。有明コロシアムでは色んなカードが組まれます。ヘビーのシングルのタイトルマッチも決まってますし。その中でも大会内で一番凄いと思われるような試合をしたいと思ってます。そこで変な試合をすると、ノアジュニア絶頂期を作りたいって言葉の意味がなくなる。そういう意味でも有明コロシアムは大事な試合になりますね」

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