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6/16【全日本】会見における青木、金丸、渕取締役の詳細コメント(写真あり)

 16日、都内・全日本事務所で会見した青木篤志、金丸義信、渕正信取締役相談役の詳細コメントは以下の通り。

【会見における青木、金丸、渕取締役】
▼渕取締役「昨日タッグマッチで結果的に私が金丸選手にフォールを取られて、勝敗が決したわけです。現チャンピオンの青木含め、みんな栄光あるベルトを巻いたことのある選手ばかりの試合だったんですが、前チャンピオンの金丸選手が今回勝利し、試合後に金丸選手の方から挑戦表明したんだよな。それに対し、チャンピオンの青木選手が受諾したということで、今シリーズ急きょ、先日タイトルマッチをやったばかりなんだけど、札幌の地で世界ジュニアのタイトルマッチをやることになりました。この二人はこの1年間、シングルマッチ初めてじゃないかな。凄く新鮮な世界ジュニア選手権になりました。札幌のファンの皆さんにはこの試合が期待できると思います」

▼金丸「今の状況を見るとタイミング的に自分がいく流れかなと思ったんで、やはり行動で示して。チャンピオンがどんな奴でもいいと言ってたので、いろんなタイミングが合っての行動でした。最近、青木とのシングルはずっとなく、個人的に青木とのシングルやりたかったので、それも含めていいタイミング何じゃないかなと思ってます」

▼青木「先シリーズ自分はこのベルトを獲って、新シリーズ前に誰か名乗り出ればいいかなと思ったけど、それもなくシリーズが始まる状況だったので、自分からも仕掛けなきゃいけないし、誰か仕掛けてくるかもしれない気持ちがあったけど、自分の中で一番動いたら面白い金丸選手が動いたので、願ったりかなったりのタイトルマッチになります。とにかくこのベルトを防衛して、しっかり新しい世界ジュニアというものを自分で築けたらなと思うんで。とにかくタイトルマッチ、必死になってこのベルトを防衛したいと思います」

▼渕取締役「金丸は一回も負けたことない?」

▼青木「一回勝ったことあるぐらいで、あとは負けてますね。もともとシングルマッチはそれほど多くやった感じではないので」

▼渕取締役「(金丸に)じゃあ自信はあるよな」

▼金丸「そうですね」

▼青木「昔からいろいろと教わったり、見て勉強した部分もあるので正直言うと後手に回る可能性が高いんですけど、そこは自分が今ベルト持ってるんで、何とか克服できればとは思いますけど、正直やってみないとわからない。ただ負けたくない気持ちで戦うつもりです」

――王者として先輩・金丸の挑戦を受けて立つが?

▼青木「まだ実感もないですし、いきなりベルトを持ってるからってガランと変わるかといったら、そんなに変われるものじゃない。経験を積んで防衛を重ねないと、そういうものは作れないし、気持ちの整理はつかないので、ベルトを守るのはもちろんありますけど、今までどおりのスタイルと気持ちを持っていないと。まだまだチャンピオンらしいものは少ないと思いますので、そこは一番足をすくわれる可能性の高い部分ですけど、大事にしていきたいですね。攻めの姿勢を忘れたくないんで、今までどおり変わらないスタイルでいきたいと思います」

――王者・青木の評価は?

▼金丸「ベルトを持ってるのと持ってないのでは、気持ちというのはこれから青木も変わってくると思うんで。もちろんベルト獲りにいきますし、また青木が防衛したら自分の考えも変わってきて、ベルトを持ってる気持ちはどんどん変わってくると思うんで、本人も言ってますけど、いろいろ経験していけば、いろいろ分かってくると思います。やっぱりベルト、チャンピオンでいる時と挑戦者でいる時のタイトルマッチを行う気持ちは全く違うので、そういう意味でもこれから勝つにしろ負けるにしろいい経験ができるんじゃないですか」

▼渕取締役「チャレンジャーの方が余裕あるな。昨日二人でガッチリやられたからな」

――金丸の怖さは?

▼青木「受けのうまい選手ですから、うまい具合に自分の攻撃が流されて、チャンスどころで一気に畳み掛けられる。そこをいかにしのぐか、切り抜けるか。自分の勝負どころを見極めないといけない。たぶん頭も体も使わないと難しい相手だと思います」

▼渕取締役「昨日びっくりしたよ。見事に決められたよ」

▼金丸「しっかり挑戦するということをアピールしたかったんで」

▼渕取締役「まだ痛いよ(苦笑)」

――青木の警戒点は?

▼金丸「だいたい腕は攻めてくると思うんで、そこをいかに攻めさせないか。自分のペースにもっていくかですね。やっぱりうまいんでね。こっちもそれ以上に考えて試合を作っていきたいと思います。ペースを握ってね。前回、負けてるウルティモ・ドラゴンからベルトを獲った青木ですから、そこで獲って逆指名でウルティモ・ドラゴンとタイトルマッチやりたい。その前に札幌で青木との試合に勝つことですね」

▼渕取締役「考えたら一番の強敵を初防衛戦に選んだな」

▼青木「確かに一番の強敵で、もしかしたら僕が苦手なタイプかもしれないですね」

▼渕取締役「金丸をヨイショするわけじゃないけど、俺がチャンピオンならやらないな(笑)」

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