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7/9【全日本】ドーリングとのEvolution対決実現 諏訪魔、新体制最初の三冠戦へ高揚「今の全日本を見せるには文句ない相手」(写真あり)

 7・27後楽園大会でジョー・ドーリングとの三冠ヘビー級王座初防衛戦を控える諏訪魔が9日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。ユニット結成以来の目標だったEvolution対決による三冠戦を新体制最初の至宝戦として実現できることになり、「今の全日本らしい戦いを見せるには文句ない相手」と気合を入れつつ、「しっかりこの三冠戦を価値を高めていく」と誓った。

 6・28&29札幌2連戦。諏訪魔は初日、秋山準&大森隆男に敗れ、ドーリングと保持した世界タッグ王座から陥落したものの、2日目では大森を下して自身4度目となる三冠王座戴冠を果たした。

 さっそく盟友・ドーリングが挑戦に名乗り。ユニット結成時からの夢だったEvolution対決による三冠戦が7・27後楽園大会でついに実現することになった。

 ドーリングとは時には戦い、時には組み、切磋琢磨してきたライバル関係にある。近年は組む機会の方が多く、「当然パワーも凄いし、技も豪快な破壊力がある」と誰よりも強さは分かっている。6・30函館大会で久々に対戦し、「あいつが留学生で来た時からずっと試合を重ねてるわけだけど、キャリアも積んでるだけあって、パワーが増してるなと。また我が強くなってるのを感じる」と上昇気流に乗っていることも痛感させられた。

 裏を返せばドーリングも諏訪魔の手の内を知っているということになる。「身内なわけで、俺の性格とかも知ってるしね。こういう時、諏訪魔は弱気になるんじゃねぇかとかたぶん分かってると思う。いつも横にいるからね。そこは気をつけないといけない」と警戒する諏訪魔は、「俺とある意味、似てる部分があると思うんだけど、感情的になった時、一番落とし穴がある」と自分に重ね合わせ、「あいつも感情的になりやすい部分があるんでね。ある意味、自分を想定して戦っていけば。いかにジョーを怒らせるか」と暴走誘発を攻略の突破口とするつもりだ。

 今回のV1戦は新体制発足後一発目の三冠戦という意義深いシチュエーションで実現する。「今の全日本らしい戦いを見せるには文句ない相手」と気合を入れた諏訪魔は、「三冠チャンピオンは諏訪魔だというのは一発目でジョーに叩き込みたいし、はじめが肝心。そういう気持ちでしっかりこの三冠戦を価値を高めていく、そういう戦いにしていきたい」と王者の責任感をあらわに誓った。

 「ここで俺がベルト失うってなったら、当然、三冠戦線が戦国時代に突入していくんじゃないかと思うんでね。このまま天下を治めていたい」。そう長期政権を見据えた諏訪魔は至宝ベルトの価値をこれからの防衛ロードで高め、新生・全日本のリング上における象徴に君臨し続けようとしている。

【会見における諏訪魔】
▼諏訪魔「この新事務所になって初会見させていただくことになったんですけどね。ここで若い頃ちゃんこ食ってた場所で会見するというのも、いろいろ感慨深いなと思いますけどね。ここから第一歩、スタートを切ると。ゼロから積み上げていくだけだなと思ってるんでね。当然、この三冠のベルトも同じで、どんどん価値を高めていかなきゃいけない状況にある。その初防衛戦、一発目が仲間であるEvolutionのジョー。Evolutionを結成したのはジョーと三冠戦をやると。それが一つの夢であり、その夢がやっとかなう。今思うと夢のジョーとの三冠戦、これから何回も積み重ねていきたい。今の全日本、でかいものがぶつかり合う、それが一番の面白さだと思うし、ジョーとの戦いもこれから続けていきたい。三冠チャンピオンは諏訪魔だというのは一発目でジョーに叩き込みたいし、はじめが肝心。そういう気持ちでしっかりこの三冠戦を価値を高めていく、そういう戦いにしていきたい」

――6・30函館で久々にジョーと当たった感想は?

▼諏訪魔「とにかくでかいし、パワーもある。一番の強敵がまた出てきたなという感じですね。前から何回もあいつが留学生で来た時からずっと試合を重ねてるわけだけど、キャリアも積んでるだけあって、パワーが増してるなと。また我が強くなってるのを感じるところですね」

――中でも怖いところは?

▼諏訪魔「当然パワーも凄いし、技も豪快な破壊力がある。身内なわけで、俺の性格とかも知ってるしね。こういう時、諏訪魔は弱気になるんじゃねぇかとかたぶん分かってると思う。いつも横にいるからね。そこは気をつけないといけないと思いますね」
※続きは別項に掲載します

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