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7/15【NOAH】調印式における丸藤、中嶋の詳細コメント(写真あり)

 15日に東京・有明のノア事務所で開かれたGHCヘビー級選手権「(選手権者)丸藤正道vs中嶋勝彦(挑戦者)」(7月21日、博多スターレーン)調印式における丸藤、中嶋の詳細コメントは以下の通り。


【調印式の模様】
――丸藤から指名を受けた時の心境は?

▼中嶋「ビックリしたと同時に凄く嬉しかったですね。BRAVE入りしてからの自分をずっと見ていてくれたんだなと」

――丸藤はどういう存在?

▼中嶋「倒したい一つの目標ですね。過去2連敗していますけど、過去のことは変えられないので、このチャンスをモノにして白星を上げたい。目標である丸藤さんからしっかり3カウント取って、目標であるGHCヘビーのベルトを巻いて、DIAMOND RINGの中嶋勝彦としても名を刻みたいと思います」

――中嶋を指名した理由を改めて?

▼丸藤「彼の実力は素晴らしいものがあるし、恨みつらみがあるわけでもない。一レスラーとして改めてシングルでタイトルマッチがやりたいと思いました。ノアに上がりながらDIAMOND RINGを守ろうとするのもレスラーとしての強い気持ちを感じるし、素晴らしいこと。色んな意味を込めて指名しました」

――GHCを奪回した反響は?

▼丸藤「ここ数年、結果を残せずに一歩踏み込めない状況が続いていた中で、それでも自分を応援し続けてくれた人たちは、ベルトを獲ったことを凄く喜んでくれた。その恩を試合で返していきたいと思います」

――中嶋をどうみる?

▼丸藤「実はやりたくないくらいの相手。勢いも強さも若さもすべて兼ね備えてる。お互いに決して体が大きくない中でヘビー級でやってきてるんで、ヘビー級のヤツらに見せ付けるような試合をしたいですね。一レスラーとしても、男としても彼のことを尊敬してる。激しい試合になると思いますけど、そこを乗り越えて次のステップに進みたいと思います」

――同門対決となるが?

▼丸藤「同じユニット内だからタイトルマッチをやっちゃいけない決まりはないし、やる気がある人間、強い人間がやるべき。彼は常にベルトを狙う姿勢を持っていたし、プロレスではタッグを組んで横に立っていても“戦う"ことはできる。何より2人で戦うことで、BRAVEそのものをアピールできる。もともとはBRAVEを裏切った人間(森嶋)とやりたいな…とも思っていたんですけど、今はその人間もいない。だからと言って立ち止まってもいられないんで。俺たちの戦いに周りのユニットがついてこられなくなったらそれまで…という話でもありますね」

▼中嶋「同門対決だからこそ、思い切りできる。もともと戦いに遠慮なんて無用だし、リングに上がったら(同門か否かの)“差"なんてものは無いわけですから、自分らしく思い切り戦える相手。ただ、僕と丸藤さんで唯一違うのは、丸藤さんはノアを守っていて、僕はDIAMOND RINGを守っているということ。そこは負けられない理由だとは思います」

――福岡は生まれ故郷だが?

▼中嶋「生まれた場所なので、そういう声援を力に変えられるような試合をしたいと思います」

――GHCヘビーというベルトはどういう存在?

▼中嶋「数あるタイトルの中でも一番巻きたいベルトですね。やっぱりヘビー級に転向してから結果が残せてないので、ひとつの“証"をつかみたい。獲ることができたらノアのベルトですけど、またDIAMOND RINGの旗を掲げてもいいんじゃないかな…とは思ってます。でも、まずは獲ってから。今は獲ることに集中します」

――恨みつらみがない分、試合内容をより意識して戦うこともできるのでは?

▼丸藤「そうですね。プロレスには善悪以外にも色んな感情移入の仕方があると思うし、純粋に“試合"として良いものを見せて、良い結果を残そうとすることも一つ。今回は余計なセコンドの介入とかも無いだろうし、純粋にプロレスの凄さを表現できたらな、と思います」

――互いに警戒する点は?

▼丸藤「(※なぜか若干、美川憲一口調で)ハイキック」

▼中嶋「……(笑) 正直試合中の丸藤さんは何を考えてるか分からないので、“丸藤さんならではのもの"ですね。具体的にこれというモノはないです。試合そのものですね」

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