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7/18【全日本】4ヶ月ぶり復帰戦へ潮崎が対役員希望、三冠戦線早期参入も宣言(写真あり)

 8・16後楽園ホール大会での復帰戦が決まった潮崎豪が18日、神奈川・横浜市の全日本道場で会見。4ヶ月ぶりの復帰戦へ向けて「ウチの社長って言い方はおかしいけど、やりたい気持ちがあるし、専務ともやりたいし。打倒・役員を目指していこうかなと」と秋山準もしくは諏訪魔との対戦を熱望し、「すぐにでもいきたい」と三冠戦線への早期参入も描いた。

 潮崎は4・23後楽園大会で右手親指(右母指中手骨)を骨折し、欠場に入った。その後、順調に回復し、あとは今月23日に最終検査を受けるのみ。新生・全日本第1弾興行となった7・12大阪大会に来場し、8・16後楽園での復帰を宣言したばかりだ。

 4ヶ月ぶりとなる復帰戦へ1ヶ月をきったこの日、潮崎は全日本道場で会見。「経過は順調ですし、まだチョップは打ってないんですけど、復帰になったら自分のチョップが火を噴く」と豪語し、写真撮影の際にダンベルを右手で軽々と持ち上げるなど完全復調を強調。新体制発足と同時に選手会長にも就任したこともあって「シリーズ一発目からフルスロットルで全日本プロレスを盛り上げる」と責任感もあらわに誓った。

 欠場中のこの3ヶ月間、潮崎は「試合を外から見て、ここでこうしたら面白いだろうなとかアイデアも出てくるし、それ以上に歯がゆい気持ちが強かった」とリングに上がれないもどかしさを抱きながら過ごしてきた。「ベルト一つにしても流れが早いと思いますし、その流れに置いてけぼりにされないように、欠場中に溜めたうっ憤を復帰戦で晴らしたい」と8・16後楽園で全てを吐き出すつもりで、復帰戦の相手には「今回、会社が新体制になったんで、ウチの社長って言い方はおかしいけど、やりたい気持ちがあるし、専務ともやりたいし。打倒・役員を目指していこうかなと」と社長・秋山もしくは専務・諏訪魔を希望。「その試合は俺の舞台、ステージになる」と自信満々に独壇場を予告した。

 復帰後、目指すは当然タイトル戦線への参入だ。中でも至宝・三冠ヘビー級王座は昨年8月、第46代王者・諏訪魔に初挑戦して敗退。「いかつい専務がチャンピオンなんで、復帰したらすぐにでもいきたい。一回、奴がチャンピオンで挑戦して負けてるんでね。同じタイトルマッチで借りを返したい」と諏訪魔へのリベンジも見据えながら早期挑戦を描いている。「その流れの早いベルトに俺が一日でも早く入れるように、まずは復帰、そこを一番に考えて、俺がただ休んでたと思えないように勢いをみせつけて、すぐに挑戦していきたい」と復帰戦でインパクトを残す構えをみせた。

 「Xceedの活性化が全日本の活性化につながる」。そう確信する潮崎は、7・27後楽園大会でアジアタッグ挑戦者決定戦を控える宮原健斗と鈴木鼓太郎にエールを送りつつ、自身の三冠&世界タッグ早期戴冠を誓うばかりだった。
※潮崎のコメントは別項に掲載します

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