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7/18【全日本】アジアタッグ挑戦者決定戦へ宮原&鼓太郎が3種の新連係を披露、最古のベルト奪還へ「負ける要素ない」(写真あり)

 7・27後楽園大会で秋山準&金丸義信とのアジアタッグ王座次期挑戦者決定戦を控える宮原健斗&鈴木鼓太郎が18日、神奈川・横浜市の全日本道場で練習を公開。3種の新連係を披露し、「負ける気がしない」と挑戦権獲りを規定路線とした二人は、DDT・入江茂弘&石井慧介とのリベンジマッチを希望した。

 5・16後楽園大会で宮原&鼓太郎は入江&石井の軍門に下り、アジアタッグ奪還に失敗した。その後、事あるごとに再挑戦をアピール。金丸が秋山と組んでの挑戦を表明したことで、7・27後楽園大会で組まれた両チームの激突が次期挑戦者決定戦となった。

 決戦を9日後に控えたこの日、宮原&鼓太郎が全日本道場で公開練習に臨んだ。二人はチーム力強化を目的に3種類の連係技を考案。まずは宮原が相手をショルダーバスターで相手の動きを止め、鼓太郎が側頭部あるいは後頭部に低空ドロップキックを打ち込む合体技を公開した。

 二つ目は鼓太郎が得意とするダブルインパクト式のアッパー掌底を改良したもの。通常、もう一人が相手を肩車するが、宮原がパワーボムで持ち上げたところに鼓太郎がコーナーに駆け上がってのアッパー掌底を打ち込む。相手は顔面に衝撃を食らった次の瞬間、マットに叩きつけられることになる。

 最後に披露したのは連続技だ。まずはダブルフロントキックで相手を棒立ちにさせ、宮原がフロントハイキック、鼓太郎がランニングエルボーを耐え続けに打ち込むもの。3種ともフィニッシュホールドとは考えていない。鼓太郎が「試合は終始、こっちのペースで最後まで行くことはそうそうない。それを手繰り寄せる連係をイメージして作った」と説明したように勝利につなげるために試合の流れを引き寄せるのを目的したものだ。

 7・27後楽園大会で秋山&金丸に勝利すれば、同大会で行われる「入江&石井vs長井満也&南野タケシ」の勝者チームに挑戦することになる。二人は口を揃えてチームドリフとのリベンジマッチを熱望。もし連敗を喫するようなことがあれば、アジアタッグ戦線からの脱落を余儀なくされかねない状況で、「同じチームに負けたらしばらくというか、挑戦権が回ってこないという覚悟を持ってやっていきたい」と鼓太郎は悲壮な覚悟を口に。宮原も「僕らはXceedの人間であるし、全日本の人間でもあるんで、DDTという団体に二度負けることは許されない。僕個人としてもレスラーとしてプライドが許さない。そこは全く考えてない」と必勝を期した。

 「いつも使ってる連係もあるし、個人の力もある。どちらがきても負ける要素はない」。そう鼓太郎が豪語したように、挑戦者決定戦&アジア挑戦へ向けてXceedに敗北の2文字はない。
※宮原&鼓太郎のコメントは別項に掲載します

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