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7/28【全日本】青木加入で諏訪魔怪気炎 Xceed解体&ベルト総獲り視野に「Evolutionを怒りのチームとして進化していく」(写真あり)

 諏訪魔、青木篤志、佐藤光留のEvolutionが28日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。青木の加入によって4人に増員し、Xceed解体、ベルト総獲りなどの野望をぶち上げた諏訪魔は「これからEvolution、どんどん怒りのチームとして進化していきます」と躍進を宣言した。

 新体制発足後、初のシリーズとなった『2014サマーアクション・シリーズ』はEvolutionにとって転機となった。最終戦の7・27後楽園大会でEvolution対決による三冠戦が実現し、諏訪魔を撃破したジョー・ドーリングが初戴冠。佐藤を退け、世界ジュニア王座V2を果たした青木がEvolution入りを宣言した。

 これでEvolutionは4人に増員。しかも三冠、世界ジュニアと2大シングル王者を擁することになった。「俺は負けたんだけど、ジョーが三冠を獲って、Evolution自体はいい形で終われた実感がある」と諏訪魔もユニットの発展に手応え十分。特に青木獲得は「俺にとってはベルトは失ったけど、ベルト以上の価値のある出来事」と評するほど大きな収穫で、「ここからEvolutionが軍団としてどんどん力を示していけるんじゃないか」との確信を得た。

 青木がEvolution入りを決意した理由は「Xceedを潰す」との目的が諏訪魔と一致したことが大きい。「一番言えるのは何も考えてないよね。本当に何が目的なのかも分からないし、個人で言えば潮崎、鈴木鼓太郎。本来チームを引っ張っていかないといけない人間が発信もしない、何もしない。自分たちの好きなことだけやってる。それが本当に何がいいのか俺には全然わからない」と言いたい放題にXceedをこき下ろした青木は、「正直潰すまでのものでもないんだよね。そこまで怖いチームじゃないし、むしろ解体した方がいい」と見下し、存在意義なしと断定した。

 その青木に敗れ去った佐藤だが、諏訪魔からの「言っとくけど青木がEvolutionに入ったのはお前のおかげじゃない。お前負けただろ。本当ならクビだよ」との温情によってEvolutionからの追放を免れることができた。「例え同じユニットの人間が持っていたとしても、個としては違いますから。いつでもどこでも常にあのベルトは狙っていきます」と再挑戦を視野に入れた佐藤は、「正直、青木選手にジュニアの最強の象徴だと言われて悔しいんですよ。自分より強い奴がいることが悔しくてイライラしますから」と青木への対抗意識をむき出しにした。

 二人の主張を聞いていた諏訪魔も「それぞれ野望はあるんでね。そういうものをどんどんみせつけていきたい」と歓迎。特に青木には「昨日の時点から生まれ変わった。どんどん思ってることを言ってもらう。とにかく我を出してほしい」と改めて希望した。

 狙うはXceed解体とEvolutionによるベルト総獲り。「青木と佐藤、俺の中ではアジアも狙ってもらいたい」との希望も口にした諏訪魔は、“力こそ正義"と言わんばかりに「強きゃあいいんだよ。強い者がチャンピオン。俺らが一番だよ」とキッパリ。「これからEvolution、どんどん怒りのチームとして進化していきます」とさらなる躍進を宣言していた。
※諏訪魔、青木、佐藤のコメントは別項に掲載します

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