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7/29【WRESTLE-1】1回戦の相手にTAJIRI想定 船木がW-1王座決定トーナメントへ決意あらわ「初代王者として歴史作る」(写真あり)

 船木誠勝が29日、都内・WRESTLE-1事務所で会見。「WRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント」(9月21日開幕)へ向け、1回戦でのTAJIRI戦を見据えた船木は、「歴史を作るのが大事。誰と誰がどんな試合をしたかで価値が決まる」と初代王者となって新設ベルトの権威を高めていくことを描いた。

 9・21金沢大会から「WRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント」が開催される。出場するのはW-1所属16名。決勝戦が行われる10・8後楽園大会で初代王者が誕生することになる。

 以前から団体ベルトの新設を訴えてきた船木にとっては念願かなった格好で、当然、トーナメントにエントリーし、初代王座に就くつもり。「武藤さんがトップであれば、自分はナンバー2だと思ってます。このトーナメント、もしも武藤さんが出ないんであれば、自分が必ず巻いて初代チャンピオンになりたい」と誓い、「KAI選手は安定してないのでまだ早いかなと。真田選手が出るのもいいけど、ずっと日本に腰を落ち着けてる選手じゃないので、まだチャンピオンにならない方が団体のためになる」との主張も展開した。

 1回戦ではTAJIRIとのシングル初対決に乗り出す用意もある。TAJIRIとは7月シリーズで3度タッグで対戦。8月16日に開幕する次期シリーズでは5度のタッグ対決が組まれている。「正直まだ正体がつかめてない」と未だTAJIRIの全てを認識できてはいないものの、「基礎があった上でのパフォーマンスに戸惑ってますね。正統的な試合をやってたと思ったら、毒霧とか出してきますので、あれはこの先、注意したい」と警戒。一方で「蹴りとグラウンドも自分が知らないような返しもしてくるんで、そこらへんがびっくりしました。逆に格闘技的な部分で中に入ってこないかなと思って対戦してたけど、全然そんなこともなく、本当に意外でしたね」と評価し、「世代は一緒なんで、一緒にまた試合していろんな意味で切磋琢磨できるかなと思いますね」と好敵手となる予感も感じている。

 「W-1の初めてのチャンピオンを決めるトーナメントに勝って初代チャンピオンになったら最大の自信になる」。そう言い切った船木は今回のトーナメントを「45歳なりの挑戦」に設定。「初代からがベルトの価値を決める戦いになると思います。歴史を作るのが大事じゃないですか。誰と誰がどんな試合をしたかで価値が決まる」と新設タイトルの権威を自らの手によって高めていく構えをみせていた。

【会見における船木】
▼船木「前回のシリーズから所属になって参戦しているWNC軍団。自分としてはTAJIRI選手と何試合かしたんですけど、正直まだ正体がつかめてないまま(7・21)後楽園で最終的に毒霧をかけられて、そのあと武藤さんが獲ってくれたんでよかったですけど、あれで負けてたら相当腹が立ってたと思います。運よく武藤さんにタッチして試合を終わらすことができたのでよしとしています。これから試合していく中で、毒霧で獲られることがあれば相当悔しい思いすると思いますので、あれはこの先、注意したい。(8月のカードに)ほぼ毎日、TAJIRIというローマ字が自分の相手にいますので、気をつけてしっかり試合をしていきたいと思います」

――W-1王座決定トーナメントへ向けて?

▼船木「9月21日の金沢からW-1初のチャンピオンが決まると。前からW-1にチャンピオンベルトがあった方がいいと言ってまして、(3・2)両国の前にTNAのタイトルの(挑戦者決定)トーナメントとかもありましたけど、自分の団体のベルトであれば、チャンピオンになっても他の団体で防衛しなくていいということもありますので、自分の団体のベルトがあるのがいいと思います。W-1で1年やってきて、武藤さんがトップであれば、自分はナンバー2だと思ってます。このトーナメント、もしも武藤さんが出ないんであれば、自分が必ず巻いて初代チャンピオンになりたい。KAI選手は安定してないのでまだ早いかなと。真田選手が出るのもいいけど、ずっと日本に腰を落ち着けてる選手じゃないので、まだチャンピオンにならない方が団体のためになると思います。自分が巻きたいと思います」
※続きは別項に掲載します

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