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8/6【全日本】曙が発表 7月1日付で取締役に就任(写真あり)

 曙が6日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見し、7月1日付で取締役に就任していたことを発表した。

 昨年9月、全日本の所属選手となった曙が今度は取締役として入閣を果たした。新体制発足に際し、秋山準社長から「ぜひ曙選手の力を借りたい」と懇願され、「ただ一人の選手として出てるんじゃなくて、一緒に力を合わせて作って残していきたい」と合意して決まった。

 8・16後楽園大会で4ヶ月ぶりの復帰戦も決まり、曙はこれからリング内外で全日本の発展に尽力していくことになる。「秋山社長と話した時に一番いい時代にプロレスをやってたという話をされまして、僕も同じ時代に相撲をとってたんで、言ってることが十分わかった」という曙は、「今の選手がかわいそう、作り上げたい、残していきたい」との秋山社長の方向性と気持ちが合致。「全日本プロレスの選手としてだけじゃなくて、経営としての顔」となることを誓い、「お客さんが来て、明日もみたいと思わせるぐらいの試合内容を全員で目指して力を合わせてやっていきたい」との目標を掲げた。

 全国的に知名度の高い曙が取締役となったことで、経営面で効果を発揮してくることは多々ありそう。「相撲界に残ってたら親方と同じようなもんですよね。全日本プロレスの部屋付き親方としてこれから頑張っていきたい」と気合を入れた曙は、思い入れの強い全日本を発展させていくためにリング外でも力を注ぐつもりでいる。

【会見における曙】
▼曙「今回、また新しい秋山社長でスタートを切りましたが、その前から秋山社長にこういうことになるかもしれないという話をいただいた時、そこで『ぜひ曙選手の力を借りたい』っていうことを言われまして、物凄く気持ちがうれしくて。僕が秋山社長に話したのは、『ただ一人の選手として出てるんじゃなくて、一緒に力を合わせて作って残していきたい』という話をさせてもらいまして、こういうことになりました。とってもうれしく思ってるし、これから試合だけじゃなくて全日本プロレスの一員として頑張っていきたいなと思ってます」

――取締役としてどんな役割を担っていく?

▼曙「そこまではまだわからないんですけど、できるだけ必要な時は言われると思うんで、試合だけじゃなくてヨソのところにあいさつ行ったり、顔っていうのはおかしいかもしれないけど、昨日も(秋山社長、諏訪魔専務と)3人で山形に行って挨拶回りしたりとか。全日本プロレスの選手としてだけじゃなくて、経営としての顔ですね。年も年だし、ただ出てるだけじゃもったいないし。一番気持ちが一致したのは秋山社長と話した時に一番いい時代にプロレスをやってたという話をされまして、僕も同じ時代に相撲をとってたんで、言ってることが十分わかったんですね。今の選手がかわいそう、作り上げたい、残していきたいと話された時、気持ち的にはピッタリでしたね。だからちょっと違うかもしれないけど、相撲界に残ってたら親方と同じようなもんですよね。全日本プロレスの部屋付き親方としてこれから頑張っていきたいと思います」

――新体制に期待することは?

▼曙「経営的なものは僕なんか全く分からないし、今回プロの人たちにお願いして任せてるんですけど、お客さんが来て、明日もみたいと思わせるぐらいの試合内容を全員で目指して力を合わせてやっていきたいと思ってますね。(プロレスには)もともと夢がある。僕ら夢を売る商売なんで、夢があるものにしたいんですね。探さなくても全日本プロレスに入りたいという若い人たちが現れれば、僕らがやってることは間違いないと思いますね。その第一歩が8月30日、三冠取り戻してですね」

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