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8/8【WRESTLE-1】武藤予想は「船木vsTAJIRIの勝者」 W-1初代王座決定トーナメント出場メンバー、組み合わせが決定(写真あり)

 武藤敬司が8日、都内・WRESTLE-1事務所で会見し、『WRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント』の出場選手、組み合わせなどの概要を発表した。9・21金沢大会で開幕し、10・8後楽園大会で決勝戦=初代王者決定戦が行われる今トーナメントを前に武藤は「船木vsTAJIRIの勝者が決勝いきそうな気がする」と予想した。

 旗揚げから1年が経過する今年9月、W-1は団体初のチャンピオンベルトを新設する。初代王者は所属16選手参加によるトーナメントで決せられ、この日、出場メンバー、トーナメント組み合わせが決定。8・31後楽園大会では「稲葉大樹vs土肥孝司」、「アンディ・ウーvs黒潮“イケメン"二郎」の出場者決定戦2試合が組まれた。

 出場するのは船木誠勝、KAI、TAJIRI、AKIRA、カズ・ハヤシ、近藤修司、田中稔、大和ヒロシ、浜亮太、中之上靖文、吉岡世起、児玉裕輔、征矢学、河野真幸、8・31後楽園「稲葉大樹vs土肥孝司」の勝者、8・31後楽園「アンディ・ウーvs黒潮“イケメン"二郎」の勝者の16名。1回戦の組み合わせは「KAIvs征矢学」、「田中稔vs『稲葉vs土肥』の勝者」、「大和vs吉岡」、「近藤vsカズ」、「船木vsTAJIRI」、「浜vsAKIRA」、「河野vs『アンディvs黒潮』の勝者」、「中之上vs児玉」に決まった。

 「最近の個人的な試合の流れも加味して、あとはランダムに組み込んであります」と説明した武藤は、「こういうトーナメントとかやってると試合をやってる最中に急激に実力を発揮するレスラーとかいるから。トーナメントやっていく中で遺恨なりサイドストーリーも生まれたりしますから、そういう出来事を期待したい」と“トーナメント効果"に期待。「こういうトーナメントって百戦錬磨のベテラン」と力説し、「船木vsTAJIRIの勝者が決勝いきそうな気がするな」と優勝予想を口にした。

 出場者決定戦が決まった4選手もこの日会見。稲葉が「会社はWNCの人間とやり合ってほしいと思ってるみたいだけど、僕はもっと上を見てるんでいい加減にしてほしい」と元WNC勢との抗争終結を見据える稲葉は飛躍のチャンスをつかむつもり。土肥は出場者決定戦というハードルが組まれたことに不満を抱きながらも「ここで力の差をみせつけてアピールしていきたい」と同じく上をみた。アンディが「こんなわけの分からない奴に負けられない。それを踏み台にしてチャンスをつかんでトップにいきたい」と宣言すると、黒潮は「勝つ自信は100パーセントあります。全て黒潮の作戦通りに行きます」と強気だった。詳細は以下の通り。

☆WRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント

[出場選手]
船木誠勝
KAI
TAJIRI
AKIRA
カズ・ハヤシ
近藤修司
田中稔
大和ヒロシ
浜亮太
中之上靖文
吉岡世起
児玉裕輔
征矢学
河野真幸
8・31後楽園「稲葉大樹vs土肥孝司」の勝者
8・31後楽園「アンディ・ウーvs黒潮“イケメン"二郎」の勝者

[大会規定]
▼WRESTLE-1所属計16選手によるトーナメント戦を開催
▼試合はすべて時間無制限1本勝負
▼優勝者は初代WRESTLE-1チャンピオンシップ王者となる

[大会日程]
・9月21日(日)石川県産業展示館3号館(金沢) 16:00開始(1回戦)
・9月22日(月)東京・後楽園ホール 19:00開始(1回戦)
・9月23日(火・祝)愛知・名古屋国際会議場 18:00開始(2回戦)
・10月8日(水)東京・後楽園ホール 19:00開始(準決勝、決勝戦)

[1回戦組み合わせ]
▼9・21金沢
8・31後楽園「アンディ・ウーvs黒潮“イケメン"二郎」の勝者
vs
河野真幸

AKIRA
vs
浜亮太

8・31後楽園「稲葉大樹vs土肥孝司」の勝者
vs
田中稔

▼9・22後楽園
児玉裕輔
vs
中之上靖文

TAJIRI
vs
船木誠勝

カズ・ハヤシ
vs
近藤修司

吉岡世起
vs
大和ヒロシ

征矢学
vs
KAI


【会見における武藤】
▼武藤「最近の個人的な試合の流れも加味して、あとはランダムに組み込んであります」

――優勝予想は?

▼武藤「河野、船木…1回戦の船木vsTAJIRI面白いね。勝った方が決勝いきそうな感じがするね。近藤vsカズもあるね。さっき入団したばっかりの征矢学が1回戦からKAIだよ。その中で優勝予想はここの勝者かな。こういうトーナメントって百戦錬磨のベテラン。船木vsTAJIRIの勝者が決勝いきそうな気がするな」

――誰が初代王者になってほしいという希望はある?

▼武藤「まだ誰になってほしいとか、そうないですね。ただこういうトーナメントとかやってると試合をやってる最中に急激に実力を発揮するレスラーとかいるから。トーナメントやっていく中で遺恨なりサイドストーリーも生まれたりしますから、そういう出来事を期待したいですね」

――武藤選手自身は初代王者が誕生後、挑戦する気持ちはある?

▼武藤「俺の場合はコンディションにそれほど自信もってないからね。ただ常に気持ちは現役であるし、3日ぐらい前、俺の個人的なことというか、グレート・ムタのことでTNAの方から興奮して連絡があって、瞬間最高視聴率が俺が出た場面が一番多かったと。もしかしたら海外の方にも呼ばれちゃうんじゃないかなと思ってたりしますね」

――ベルト完成はいつ?

▼武藤「開幕前にはできる予定だよな」

――ベルトのポイントは

▼武藤「わりかしシンプルですよ。ただ、これを勝ち上がった人が初代チャンピオン。初代は歴史に名前が残るからね。そこに俺の名前がないから、そこに若干悔しさがありますね」

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