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8/12【WRESTLE-1】「トーナメントにベルトかける」 世界ヘビー級王者・船木がW-1王座との統一戦を提案(写真あり)

 船木誠勝が12日、都内・WRESTLE-1事務所で会見し、9月21日開幕の『WRESTLE-1チャンピオンシップ初代王者決定トーナメント』に自身が保持するZERO1の世界ヘビー級王座をかけた統一戦とすることを提案した。

 7・6両国大会で佐藤耕平を破ってZERO1の至宝・世界ヘビー級王座を戴冠した船木だが、未だ防衛戦を行っていない。というのもZERO1側からの反応が皆無だからだ。火祭りを制覇した崔領二もベルト挑戦を表明せず、誰も名乗りを上げてきていないのが現状で、「火祭りが終わった時点で、次の防衛戦は優勝した人が挑戦者になるんじゃないかなと思ったんですけど、それも全くこっちに来なかった」と船木も痺れを切らしている。

 そこで船木はある案を思いついた。「W-1の初代王座決定トーナメントにこのベルトをかけて統一チャンピオンにしてしまおう」というものだ。9月21日の金沢大会でW-1初代王座決定トーナメントが開幕。船木は9・22後楽園大会における1回戦でTAJIRIとの対戦が決まっているが、「ここ近日中にZERO1から連絡が来ない場合は、TAJIRI選手との初戦からこのベルトをかけて統一戦をしたい」と宣言した。

 あくまでも船木からの提案だが、これが通れば、決勝戦までのトーナメント全4試合が世界ヘビー級王座戦となる。船木を破った選手は王者としてトーナメントを続行。最終的にトーナメント覇者がW-1初代王者に輝くと同時に世界ヘビーも手にし、統一王者に君臨することになる。

 「今、ZERO1誰がトップなのかわからないですけど、党首の大谷選手に回答してもらいたい」との要求にZERO1側が応じない場合、船木は有無を言わさずW-1王座決定トーナメントに世界ヘビーのベルトをかけるつもりだ。

【会見における船木】
▼船木「自分の提案なんですけど、このベルト(世界ヘビー級王座)を(7・6)両国で獲ってから1ヶ月くらい経つんですけど、それ以降ZERO1さんの方からベルトに関して全く連絡がないので、自分の提案として、AWAという団体もありませんので、今回9月から始まるW-1の初代王座決定トーナメントにこのベルトをかけて統一チャンピオンにしてしまおうと提案しました。ここ近日中にZERO1から連絡が来ない場合は、これをかけて、自分の試合、9月22日、TAJIRI選手との初戦からこのベルトをかけて統一戦をしたいと思います」

――もし船木選手が1回戦で敗れればTAJIRI選手が新王者としてトーナメントを続行することになる?

▼船木「そういうことになりますね。どうなるか分かりませんが、最終的に優勝した人が二つのベルトを巻くことになりますね。自分としては今、ZERO1誰がトップなのかわからないですけど、党首の大谷選手に回答してもらいたいなと。火祭りが終わった時点で、次の防衛戦は優勝した人が挑戦者になるんじゃないかなと思ったんですけど、それも全くこっちに来なかった。あれからこれをずっと家に持ち帰ってて、自分のものみたいになってるんですけど。あくまでも提案ですね。自分としてはベルトが二つかかればそっちの方がいいと思ってるんで。AWAという名前もありませんから、統一するのが一番いいと思いました」

――世界ヘビーのベルトは封印する?

▼船木「封印はできればしたくないですね。全日本でも3つのベルトで三冠でしたから。AWAは歴史のあるベルトなんで、僕は残しておきたい。AWAの時代は錚々たるメンバーがベルトを巻いてると思いますので」

――ZERO1から挑戦者が出れば?

▼船木「誰が来るのかわからないけど、そうなればZERO1のリングでも可能ですね。ただこのトーナメントが終わるまで自分が巻いていたとすれば統一したいです。(写真撮影後)今日は征矢選手来ないんですね。(入団が決まって)蹴ったのが馬鹿みたいですよ(苦笑)」

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