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8/18【全日本】アジアタッグ新王者・鼓太郎が青木を挑戦者候補にリストアップ(写真あり)

 8・16後楽園大会で第95代アジアタッグ王者となった宮原健斗&鈴木鼓太郎が18日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。「お客さんの胸を打つような試合をしていけるチャンピオンであり続けたい」と誓った鼓太郎は挑戦者候補に青木篤志の名前を挙げた。

 日本最古のベルトであるアジアタッグ王座は今年4月からDDTに流出していたが、入江茂弘&石井慧介を破った宮原&鼓太郎のXceedコンビが4ヶ月ぶりに奪還する大仕事をやってのけた。

 特に宮原はデビュー6年半にして念願のタイトル初戴冠を果たした。初めてチャンピオンベルトを腰に巻き、「2日経った今でもうれしい気持ちでいっぱい」と余韻が残ったまま。一方で「ベルトとともに成長する。それが僕のアジアタッグ王者としての使命だと思ってるし、アジアタッグ戦線を盛り上げるのが役目」と気を引き締め、早くも王者の責任感をのぞかせた。

 「4ヶ月流出を許し、僕らも一度負けましたが、自分たちの腰に戻ってきて安心してます」。鼓太郎もそう安どの表情をみせた。今年5月の挑戦時に入江に敗れた借りを返しての奪還劇。しかもチームドリフとのタイトルマッチは大会屈指の大熱戦となり、鼓太郎も「お客さんの心に響く試合ができた」と確信するほどの熱狂を生んだ。

 そこで鼓太郎は「アジアタッグのベルトに恥じないような防衛ロードを築いていきたい」、「強さだけではなく、お客さんの胸を打つような試合をしていけるチャンピオンであり続けたい」との誓いを立てた。初防衛戦の時期を王道トーナメント後の10月に設定し、「アジアに興味のある奴はどんどん言ってきてほしい」と挑戦者を募った鼓太郎は、「Evolutionの会見でアジアタッグの名前出してきた奴がいるんで、言ったからには出てこいよ」と要求。青木の名前を挑戦者候補リストに入れた。

 青木とは8・30名古屋大会で世界ジュニア王座をかけて対決する。当然、鼓太郎はジュニアの至宝を奪い取るつもりだが、その先に今度は最古のベルトをかけて青木を迎え撃つ青写真を描いている。

【会見における宮原&鼓太郎】
▼宮原「この世界に入って、初めて巻いたベルトがアジアタッグということで、2日経った今でもうれしい気持ちでいっぱいです。昨日ベルトを巻いて初めて入場しましたけど、非常に緊張しました。ベルトとともに成長する。それが僕のアジアタッグ王者としての使命だと思ってるし、アジアタッグ戦線を盛り上げるのが役目だと思ってます」

▼鼓太郎「4ヶ月流出を許し、僕らも一度負けましたが、自分たちの腰に戻ってきて安心してます。お客さんの心に響く試合ができたと思います。それは相手チームが素晴らしかったんで、彼らとはシングルでもやってみたいという気持ちになりました。アジアタッグのベルトに恥じないような防衛ロードを築いていきたいと思ってます」

――どんなチームと防衛戦をやっていきたい?

▼宮原「僕はもちろんアジアタッグがほしいと心底思ってるチームを希望しますけど、僕の戦う姿勢である、対戦相手は関係ないというのは変わらないので、それはベルトを巻こうが巻くまいが変わらない。相手というよりもXceedというチームのステージの段階を上げることを考えてます」

▼鼓太郎「以前のEvolutionの会見でアジアタッグの名前出してきた奴がいるんで、言ったからには出てこいよという感じです」

――初防衛戦は10月になりそうだが?

▼宮原「スケジュール的に王道トーナメントの時は厳しいと思うけど、時期を問わずに誰の挑戦でも受ける。そんな気持ちです」

▼鼓太郎「10月になるでしょうね。最速で10月だと思いますが、アジアに興味のある奴はどんどん言ってきてほしいですね」

――どんな王者像を築いていきたい?

▼宮原「歴代にないアジアタッグチャンピオンになりたいなと。Xceedという名前をこのアジアタッグに刻みたい。そういうチャンピオンになりたいですね」

▼鼓太郎「強さだけではなく、試合でお客さんの胸を打つような試合をしていけるチャンピオンであり続けたいと思います。俺と健斗だったら誰が相手でもああいう試合にもっていけると思ってます」

――初ベルトを手にして変化はある?

▼宮原「まだその境地には至ってないですね。まだうれしさに浸っているので。早く24日の長野までには切り替えないとというのが僕の中にあるんで、今スイッチを切り替えてるところです」

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