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8/25【IGF】通算30回目の訪朝へ猪木「日朝交渉がスムーズに進む第一歩に」 北朝鮮イベント出発前会見(写真あり)

 『インターナショナル・プロレスリング・フェスティバルin平壌』(8月30日&31日)出発前会見が25日、東京ドームホテルで行われ、アントニオ猪木、大会出場選手(藤田和之ら4選手は欠席)が出席。これが通算30回目の訪朝となる猪木は、「日朝交渉がスムーズに進むように、スポーツを通じての世界平和という意味で自分の役割を果たしたい」と改めて日朝間友好の橋渡しとなる意向を示し、今回のイベントがその第一歩となるよう願った。

 猪木が手がける大規模な北朝鮮イベントは95年4月の『平和の祭典』以来19年ぶりの開催。前回は2日間で38万人の大観衆を動員したが、会場のメーデースタジアムが改装中とあって、今回は2万人収容可能という平壌市内のリュギョン・チョンジョヨン体育館で2日間開催される。

 イベントが5日後と迫ったこの日、猪木、出場主要選手が出席しての出発前会見が行われた。祖国凱旋を果たせなかった師匠・力道山の「思いを届けたい」との志で19年前に北朝鮮でイベントを開催して以来、日朝関係を良化する力になれればと、猪木はこれまで29回も訪朝してきた。

 今回のイベントが通算30回目の訪朝という節目となる。「それだけ北朝鮮とのつながりができ、スポーツ交流を通じて世界平和というテーマでやってきました。やっと日朝交渉の話し合いに入ったかなと」と現地との交流に手応えをつかんでいる猪木は、外交官の姜錫柱(カンソクジュ)氏と会談する可能性も示唆。「日朝交渉がスムーズに進むように、せっかく話し合いの途についたものが中断しないように、スポーツを通じての世界平和という意味で自分の役割を果たしたい」と使命感をのぞかせながら誓っていた。

☆『インターナショナル・プロレスリング・フェスティバルin平壌(朝鮮民主主義人民共和国名:平壌プロレスリング国際競技大会)』

[日時]
8月30日(土)、31日(日)2日間開催

[開催場所]
平壌市内 柳京・鄭周永体育館(リュギョン・チョンジョヨン体育館)

[主催]
平壌プロレスリング国際競技大会実行委員会

[共同実行委員長]
▼日本側
アントニオ猪木(スポーツ平和交流協会理事長)
▼朝鮮民主主義人民共和国側
張飛(チャン・ウン/国際武道競技委員会委員長)

[後援]
国際武道競技委員会
朝日友好親善協会
特定非営利活動法人スポーツ平和交流協会

[内容]
プロレス、格闘技の試合
テコンドー、合気道、シルムの演武など

[予定選手]
▼日本
藤田和之
鈴川真一
澤田敦士
クラッシャー川口
将軍岡本
ウルティモ・ドラゴン
橋本大地
タカ・クノウ
大原はじめ
奥田啓介
里村明衣子
木村響子
Ray
DASH・チサコ
▼アメリカ
ボブ・サップ
ジョン・アンダーセン
エリック・ハマー
▼フランス
ジェロム・レ・バンナ
エディ・フレンチ
▼ブラジル
モンターニャ・シウバ
▼中国
王彬(ワン・ビン)

[大会中継]
8月31日(日)の大会の模様をニコニコ動画にて生中継
http://live.nicovideo.jp/watch/lv190066419?ref=newsearch

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