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8/28【全日本】会見における秋山社長、高木社長、福田の詳細コメント(その1/写真あり)

 28日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見した秋山準社長、DDT・高木三四郎社長、福田洋の詳細コメント(その1)は以下の通り。

【会見の模様】
▼秋山社長「以前より全日本の若手の底上げをどうすればいいか、高木社長に相談させて頂き、誰かいい若い選手がいれば、こちらにお貸し願えないかということをご相談しました。そこでDDTさんから今回ここにいる福田選手ということでレンタル移籍させて頂くということになりました。聞くところによるとミスター・パーフェクトらしいので、ぜひ全日本でもどこまでパーフェクトなのかというのをみせてもらいたいと思いますし、何よりウチの選手の中に入ってどういう化学反応が起きるのか、それも楽しみにしております」

▼高木社長「秋山社長からお話をいただきまして、DDT並びにユニオンで全日本さんにレンタル移籍を希望する人間を募ったところ、真っ先に福田洋が名乗りを上げました。本人の意向を尊重して、半年間ではありますが、送り出してあげたいと思っています。レンタル移籍という形を取るからには、その期間、ユニオンだったりDDTだったり、他の団体さんだったりに出るというのは、僕の中では勉強であったり修行であったりという意味もなくなるので、この半年間は全日本プロレスさんだけに出場する形になります。ということを受けまして、8月31日からスタートしますDDTドラマティック総選挙に関しては当初、福田もエントリーしていましたが、辞退という形にさせて頂きます。全日本さんの10月22日の後楽園ホール大会から出場するということで、元々、総選挙に選ばれた20人は10月26日の後楽園大会に出場することが条件でしたので、その条件がかなえられないということで辞退とさせていただきます。私としては福田洋がレンタル移籍の期間、さらに大きくなって頑張ってもらうことを期待したいと思います」

▼福田「レディース・アンド・ジェントルマン。ミスター・パーフェクト、福田洋です。今日はお集まり頂き、サンキュー・ソー・マッチ。星の数ほどあるレスリングカンパニーで最も古典的かつトラディショナルなレスリングを体現しているのがオールジャパンプロレスだと思うんですね。総選挙も辞退し、DDTにもユニオンにも上がらない状況を作り、海外遠征に行く心積もりで全国を行脚していきたいと思います。私のミスターイズムとオールジャパンさんの王道イズムをケミストリーさせて、ユニオンの最強外国人としてカム・バックしたいと思います」

――真っ先に名乗りを挙げた一番の動機は?

▼福田「私、アメリカンプロレス好きじゃないですか。だから本当のアメリカンプロレスを極めたい。オールジャパンの選手の方々、果てはキョーヘー・ワダさんなんかもアメリカンプロレス、非常に造詣が深いと思われますので、そういうところを吸収したい。そんな所存です」

――福田選手の試合をみたことは?

▼秋山社長「ありません。そんなにないんですけど、YOUTUBEでチョロっと。完全にアメリカンプロレスだなと思いました。ただ同化するような選手よりは逆に福田選手みたいな選手が来てもらって、融合するのかそれとも反発し合うのか、それも楽しみなんで、逆にこのスタイルのままいってもらいたいし、ウチの選手がどういう反応を示すのかも楽しみです」

――全日本での当面の目標、対戦したい相手は?

▼福田「誰とも戦ったことないと思うので、全員と試合したいですね。父がガチガチの四天王プロレスファンだったので、やっぱり秋山選手と戦ったら父が喜ぶかなと思います。父親とあまり仲良くないので、これを機に関係も修復できるかなと」

▼秋山社長「アメリカンと言えど、日本人らしい、いい話だなと(笑) 半年間もあるんで、何回も対戦することがあるでしょうから、お父さんに喜んでもらえるように。その時は僕もスターネスに戻って四天王プロレスで。アメリカンじゃないけど大丈夫?」

▼福田「はい。僕はアメリカンで」

――希望者を募った時、他に名乗りを上げた選手は?

▼高木社長「グループでいっせいに(メールを)送信したところ、福田からすぐ返信が来ました。福田のレスポンスが早すぎたので、他の選手は分からなかったんですが、これは経験だと思ってます。昔はよく海外遠征という話もあり、レスラーがスキルアップしていくための手法としてそういうことが取られてたと思うけど、これは一つのチャンス。そこで福田洋が何を得て帰ってくるのか。ユニオンではなく半年間は全日本の選手として、彼が何を吸収するか楽しみにしてます。一点だけ。今回レンタル移籍ということで、ユニオンから福田洋が行くわけなんですけど、もしもの話なんですけど、全日本さんの方からDDT並びにユニオンにレンタル移籍をしていただくということは…?」

▼秋山社長「それは福田選手がこちらに来ていただくんで、こちらも考えてます。ミスターSUSHIを。高木社長の方に直接言おうと思ってたんですよ。どうですか、ウチのミスターSUSHIを?」

▼高木社長「社内で検討材料にさせて頂きます」

▼秋山社長「半年でも1年でもどうぞ」

▼高木社長「期間はそんな長くなくても…」

▼秋山社長「ちなみにSUSHIは(レンタル移籍候補の件を)全く知らないです」
※その2に続く

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